建築用語『庇』とは
建築物研究家
『庇』とは、屋根に設けることで、日差しや雨から守ることができるものです。出入り口や窓の上部に設けられることが多いですね。
建築を知りたい
庇には、どのような種類があるのですか?
建築物研究家
庇には、小庇、土庇、腕木庇などがあります。小庇は、出の小さな庇です。土庇は、柱で支えられている庇です。腕木庇は、柱から腕木を使って持ち出している庇です。
建築を知りたい
庇は、意匠的な側面だけでなく、機能的にも重要な部材なのですね。
庇とは。
庇とは、小さな屋根のように出入口や窓の上部に設けられた構造物のことです。日差しや雨から守る役目を持ち、出の小さなものは小庇と呼ばれます。特徴として、片流れになっているのが一般的で、帽子の庇をイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
庇には、柱で支える土庇や、柱から腕木を使って持ち出す腕木庇など、さまざまな種類があります。外観上、平面に対するアクセントとして取り付けることもできますが、やぼったくなるとして取り付けない例もあります。しかし、窓の上にあるだけでも雨の日に開閉できることを考えれば、意匠的な側面だけでなく、機能としても重要な部材であると言えるでしょう。
庇とは何か
庇とは、小さな屋根上の物のことで、出入り口や窓の上部に設けることで、日差しや雨から守ることができるようになる。出の小さな物は小庇と呼ばれることもある。片流れになっていることが特徴で、帽子の庇と同様に考えることができる。小庇を含め様々な物が作られてきたが、柱で支えていく物は土庇と呼ばれる。他にも柱から腕木を使って持ち出していく方法は腕木庇と呼ぶ。外観上平面に対するアクセントにすることができる一方で、やぼったくなるということで取り付けない例も存在する。しかし、窓の上にあるだけでも雨の日に開閉できることを考えれば、意匠的な側面だけで考えることのできない機能としても重要な部材であると言える。
庇の種類
庇の種類
庇には様々な種類があります。柱で支えるものは「土庇」と呼ばれ、柱から腕木を使って持ち出す方法は「腕木庇」と呼ばれます。また、小庇を含め様々な物が作られてきました。庇は外観上平面に対するアクセントにすることができますが、やぼったくなるということで取り付けない例も存在します。しかし、窓の上にあるだけでも、雨の日に開閉できることを考えれば、意匠的な側面だけで考えることのできない機能としても重要な部材であると言えます。
庇の機能
庇とは、出入り口や窓の上部に設ける小さな屋根上の構造物で、日差しや雨から守る役割を果たすものです。庇は、帽子の庇のように片流れになっていることが特徴です。 小さな庇は小庇とも呼ばれ、様々な庇が作られてきました。
柱で支えられている庇は土庇と呼ばれ、柱から腕木を使って持ち出されている庇は腕木庇と呼ばれます。庇は外観上平面に対するアクセントにすることができますが、やぼったくなるとして取り付けない例もあります。 しかし、窓の上にある庇は雨の日でも開閉できることを考えれば、意匠的な側面だけで考えることのできない重要な機能を持つ部材とも言えるでしょう。
庇の意匠性
庇の意匠性
建築用語としての「庇(ひさし)」は、小さな屋根上の物のことで、出入り口や窓の上部に設けることで、日差しや雨から守ることが目的です。出の小さな物は小庇とも言われ、片流れなのが特徴です。帽子の庇と同様に考えることができます。小庇を含め様々な庇が作られてきましたが、柱で支えていくものは土庇と呼ばれています。他にも柱から腕木を使って持ち出していく方法は腕木庇と呼ばれています。
庇は、外観上、平面に対するアクセントにすることができますが、中には、庇を取り付けない例もあります。これは、庇を取り付けると、やぼったくなってしまうという理由からです。しかし、窓の上にあるだけの庇でも、雨の日に窓を開け閉めできることから、意匠的な側面だけで考えることができない、重要な部材でもあります。
庇の取り付け例
庇の取り付け例
庇は、出入り口や窓の上部に設置することで、日差しや雨から守ることができるようになる小さな屋根上の物です。庇の取り付け方法は、柱で支える土庇、柱から腕木を使って持ち出す腕木庇など様々です。
土庇
土庇は、柱で支える庇です。土庇は、柱の上に土台を組み、その上に庇を取り付けます。土庇は、最も伝統的な庇の取り付け方法であり、現在でも多く見られます。
腕木庇
腕木庇は、柱から腕木を使って持ち出す庇です。腕木庇は、柱から腕木を伸ばし、その先に庇を取り付けます。腕木庇は、土庇よりも出が大きく、日差しや雨からより効果的に守ることができます。
外観上のアクセント
庇は、外観上のアクセントにもなります。庇を付けることで、建物の外観に変化をつけることができます。また、庇を付けることで、建物の印象を変えることができます。
意匠的な側面だけでは考えられない機能
庇は、意匠的な側面だけで考えることのできない機能としても重要な部材です。例えば、窓の上に庇があるだけで、雨の日に窓を開閉できるようになります。また、庇は、建物の断熱性を高める効果もあります。