
建築用語『尺度』を徹底解説!
尺度とは、計量における標準、もしくは図面の縮小・拡大の割合のことです。 図面では、1/10、1/5、1/2、1/1、2倍、5倍などがあります。また、物の長さを測るための道具、物指しのことも指します。
その他にも、長さを測る物差しや、判断・評価の基準の意味もあります。
尺度には、比尺度、間隔尺度、順序尺度、名義尺度の4種類が含まれます。
比尺度は、数値の差や比、加減乗除の演算に意味を持つ尺度です。
間隔尺度は、カレンダーの日付やセルシウス温度といった数値の差のみに意味を持つ尺度のことです。
順序尺度は、レースの順位やモース硬度といった、数値の大小関係のみに意味を持つ尺度のことです。
名義尺度は、背番号や電話番号といった、順序や演算のできない区別のためだけに用いる尺度のことです。