教会堂

建築の基礎知識について

アイルって何?建築用語から最近のトレンドまで

建築用語で「アイル」とは、教会堂の側面通廊など、祭壇に向かって左右に伸びる通路や、劇場やホールなどの建物、列車や飛行機などの乗り物の通路のことを指します。 アイルの歴史は古く、古代ギリシャの寺院にも見ることができます。当時の寺院では、中央に神殿があり、その両側に列柱が並んでいた。この列柱の間の通路がアイルと呼ばれていました。のちにキリスト教が普及すると、教会堂にもアイルが取り入れられるようになりました。キリスト教の教会堂は、祭壇に向かって左右対称に建てられることが多いので、祭壇に向かって左右に伸びる通路がアイルと呼ばれるようになりました。 現在では、アイルは教会堂だけでなく、さまざまな建物や乗り物で見ることができます。劇場やホールなどの建物では、客席を左右に分ける通路がアイルと呼ばれています。列車や飛行機などの乗り物では、座席の列の間の通路をアイルと呼びます。
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アイルとは〜建築用語としての意味〜

アイルとは、主に行列を成す人や物などが通る狭くて長い通路のことです。一般的に使用される語源には、古英語のaisleと古ノルド語のaisliがあります。どちらも「板でできた長い通路」を意味します。 この言葉は12世紀に英語に入り、教会堂の側面通廊他の建物の通路を指すようになりました。 教会堂の側面通廊は、アイルとも呼ばれ、主礼拝堂側廊を結ぶ通路のことです。この通路は、信者が聖壇や祭壇へ移動するために使用されます。また、行列を成す人や物が移動するために使用される場合もあります。