建築用語「設計図書」とは

建築用語「設計図書」とは

設計図書とは何か

設計図書とは、工事に必要な図面・設計図と仕様書を合わせた物であり、実施設計図書とも呼ばれています。建築基準法の第2条12項に「設計図書」について「建築物、その敷地またはこの法規で規定されている工作物に関する工事用の図面（現寸図その他これに類するものを除く。）及び仕様書をいう」との言及があります。

設計図とは、構造や形状を描いた物で、平面図・立体図・断面図など多くの種類の図面が存在します。仕様書には、具体的に工事の内容や方法が記載されており、図面で表せない物が表記されています。

設計図書の構成

設計図書は、工事に必要な図面・設計図と仕様書を合わせた物である。実施設計図書とも呼ばれ、建築基準法の第2条12項に「設計図書」について「建築物、その敷地またはこの法規で規定されている工作物に関する工事用の図面（現寸図その他これに類するものを除く。）及び仕様書をいう」との言及がある。

設計図とは、構造や形状を描いた物で、平面図・立体図・断面図など多くの種類の図面が存在する。仕様書には、具体的に工事の内容や方法が記載されており、図面で表せない物が表記されている。

「設計図書」は業者や設計者によって違いが見られ、いくつかの種類の設計図面を提出するところもあれば、一部の設計図面のみを作成するところもある。

設計図書の役割

設計図書は、工事に必要な図面・設計図と仕様書を合わせたものです。建築基準法の第2条12項に「設計図書」について「建築物、その敷地またはこの法規で規定されている工作物に関する工事用の図面（現寸図その他これに類するものを除く。）及び仕様書をいう」との言及があります。設計図とは、構造や形状を描いた物で、平面図・立体図・断面図など多くの種類の図面が存在します。仕様書には、具体的に工事の内容や方法が記載されており、図面で表せない物が表記されているのです。

設計図書は、建築物を建築する上で欠かせないものであり、施工業者や設計者に建設の計画や手順を伝える重要な役割を果たしています。

設計図書の提出方法

設計図書の提出方法は、業者や設計者によって異なります。いくつかの種類の設計図面を提出するところもあれば、一部の設計図面のみを作成するところもあります。建築基準法では、設計図書の提出を義務付けていませんが、施工業者や金融機関から提出を求められるケースがほとんどです。

設計図書の提出方法には、紙面提出と電子データ提出の2種類があります。紙面提出は、図面や仕様書を製本したものを提出する方法です。電子データ提出は、図面や仕様書を電子データ化したものを提出する方法です。電子データ提出は、紙面提出よりも手軽ですが、提出先のシステムに対応したデータ形式で提出する必要があります。

設計図書の提出時期は、工事に着手する前に行うのが一般的です。設計図書は、施工業者や金融機関が工事を監理する上で重要な資料となります。提出期限は、施工業者や金融機関によって異なるので、事前に確認しておく必要があります。

設計図書の保管・管理

-設計図書の保管・管理-

設計図書は、建築物の完成後も重要な資料として保管する必要があります。設計図書には、建築物の構造や仕様に関する情報が記載されているため、建築物の維持管理や修繕工事の際に必要な情報が記載されています。また、建築物の耐震性や防火性などの性能を証明するための資料としても重要です。

設計図書の保管・管理は、建築主の責任で行うことになっています。設計図書は、火災や地震などの災害から守られる場所に保管する必要があります。また、設計図書は、設計者や施工業者など、関係者がいつでも閲覧できるようにする必要があります。なお、建築主に代わって設計図書を保管している人もいます。その場合、設計図書を保管している場所や連絡先を建築主に通知する必要があります。