住宅の部位について 書斎の魅力:読書、書き物のための静かな空間
書斎の歴史は古く、15世紀のイギリスにまでさかのぼります。 当時、男性貴族の間でプライベートな部屋を持つことが流行し、書斎は読書や書き物をするための部屋として登場しました。書斎は当初、男性の空間というイメージが強かったのですが、やがて読書や勉強、書き物をする部屋として女性にも広まりました。日本では、室町時代中期に書院造へ発展する寺院建築の中に書斎が登場し始めました。書院造とは、書斎や茶室、寝室など、個人のための個室を備えた建築様式です。書斎は、寺院の中で僧侶が読書や書き物をするための部屋として使われていました。江戸時代になると、書斎は庶民の間にも広まりました。町人や農民の間で、書斎を設けた家が増えていきました。書斎は、読書や書き物をするための部屋としてだけでなく、趣味を楽しむための部屋としても使われるようになりました。
