小節とは何か?建築用語の解説

小節とは何か?建築用語の解説

建築を知りたい

先生、建築用語『小節』とは何ですか?

建築物研究家

『小節』とは、製材の表面の等級を表す言葉だよ。JASの品質基準として、節の長径が20mm以下、生き節以外の節なら10mm以下で、材長2m以下の物に関しては、節が5個以内であることが規定されているんだ。材長が2.1m以上の物に関しては、節が8個以内の物と規定されているよ。

建築を知りたい

なるほど、小節とは、節の長さと個数が規定された等級のことなんですね。

建築物研究家

その通りだよ。木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節と分類されていて、無節がもっとも高価なんだ。

小節とは。

小節とは、木材の表面の節の大きさや本数によって定められた等級のことです。日本農林規格(JAS)では、木材の品質基準として、小節は節の長径が20mm以下、ただし生き節以外の節なら10mm以下で、材長2m以下の物に関しては、節が5個以内であることが定められています。ただし、材長が2.1m以上の物に関しては、節が8個以内の物と規定されています。

木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節の4つに分類されており、無節がもっとも高価です。材面にまったく節がない物の等級を無節と呼び、小節よりも節の長径が短く、個数の少ない物の等級を上小節と言います。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まります。

集成材の普及に伴い、小節の材は用いられる機会が減少しました。

小節とは?

小節とは?

「小節」とは、木材の品質を示す等級のひとつであり、製材の表面にある節の大きさや個数によって分類されます。JASの品質基準によると、「小節」は、節の長径が20mm以下、ただし生き節以外の節なら10mm以下で、材長2m以下の物に関しては、節が5個以内であることが規定されています。ただし材長が2.1m以上の物に関しては、節が8個以内の物と規定されています。

木材、特に柱は、1等、小節、上小節、無節の4つに分類され、その中でも無節がもっとも高価です。材面にまったく節がない物の等級を無節と呼びます小節よりも節の長径が短く、個数の少ない物の等級を上小節と言います。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まります。近年では、集成材の普及に伴い小節の材は用いられる機会が減少しました。

小節の等級

小節の等級

小節の等級は、木材、特に柱の表面の節の大きさや数によって分類される等級のことです。小節は、節の長径が20mm以下、ただし生き節以外の節なら10mm以下で、材長2m以下の物に関しては、節が5個以内であることがJASの品質基準として規定されています。ただし材長が2.1m以上の物に関しては、節が8個以内の物と規定されています。

小節の等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まります。小節よりも節の長径が短く、個数の少ない物の等級を上小節と言います。また、材面にまったく節がない物の等級を無節と呼びます。無節はもっとも高価な等級です。

集成材の普及に伴い、小節の材は用いられる機会が減少しました。これは、集成材は小節の材よりも強度が高く、寸法安定性にも優れているためです。