アネモスタットとは？特徴と種類、設置場所

アネモスタットとは？特徴と種類、設置場所

アネモスタットとは？

アネモスタットとは、空調用送風設備の一種で、天井面に設置される空調の吹き出し口のことです。空調機本体から送られてきた暖気や冷気が噴き出します。 主に丸型や角型をしており、複数枚の羽を重ねたような断面が特徴です。この構造によって、吹き出される冷気や暖気が放射状に広がり、室内の多方向に拡散し、空気と混ざりやすいと言う特長を持つ。アネモスタットと言う名称はアメリカのメーカーに由来しており、一般的にはアネモ形吹き出し口やアネモ型ディフューザ、または単にアネモとも呼ばれています。一般に規模の大きい空調設備で利用される物で、木造住宅ではあまり使われません。

アネモスタットの特徴・構造

アネモスタットの特徴・構造

アネモスタットは、主に丸型や角型をしているのが特徴で、天井面に設置される空調の吹き出し口の一種です。複数枚の羽を重ねたような断面構造となっており、吹き出される冷気や暖気が放射状に広がり、室内の多方向に拡散し、空気と混ざりやすいと言われています。この構造により、空調を効率的に室内に循環させることができるのです。

アネモスタットという名称は、アメリカのメーカーに由来しており、一般的にはアネモ形吹き出し口やアネモ型ディフューザ、または単にアネモとも呼ばれています。一般に、規模の大きい空調設備に利用されるもので、木造住宅ではあまり使われていません。

アネモスタットの設置場所

アネモスタットの設置場所は、室内の空調効率を高めるためにも重要なポイントとなります。

一般的には、天井面に設置されますが、壁面や床面に取り付けられることもあります。

設置場所は、室内の空調を効率的に行えるよう、冷暖房機の設置位置や室内のレイアウトを考慮して決める必要があります。

また、アネモスタットの設置高さも重要です。

設置が高すぎると、冷暖気が室内の隅々まで行き渡らず、逆に低すぎると、冷暖気が直接人に当たって不快感を与えることがあります。

そのため、アネモスタットの設置高さは、室内の広さや天井の高さなどを考慮して決めなければなりません。

アネモスタットの種類と用途

アネモスタットの種類は、 丸型アネモスタット と 角型アネモスタット の2種類があります。丸型アネモスタットは、住宅やオフィスでよく使用されるタイプで、角型アネモスタットは、大型の商業施設や公共施設で使用されることが多いです。用途としては、主に空調の吹き出し口として使用されますが、換気口としても使用されることがあります。

アネモスタットは、 空気と混ざりやすい という特徴があります。これは、アネモスタットの羽が複数枚重なっている構造のためです。この構造により、吹き出される冷気や暖気が放射状に広がり、室内の多方向に拡散します。そのため、アネモスタットは、室内の空気をムラなく快適にすることができます。

アネモスタットの施工方法

アネモスタットの施工方法は、以下の手順で行われます。

1. 天井に穴を開ける。穴の大きさはアネモスタットのサイズに合わせて決めましょう。
2. アネモスタットの本体を穴に差し込む。
3. アネモスタットの羽を調整する。羽の角度を変えることで、空気の流れを調整することができます。
4. アネモスタットを固定する。専用のビスや金具を使って、アネモスタットを天井に固定します。

アネモスタットを施工する際には、以下の点に注意してください。

* アネモスタットのサイズは、天井の大きさや部屋の広さに合わせて選びましょう。
* アネモスタットの羽は、空気の流れを調整できるようにしましょう。
* アネモスタットは、天井にしっかりと固定しましょう。