建築用語『非常用進入口』について

建築用語『非常用進入口』について

建築物研究家

非常用進入口とは、外部から消火活動や救出活動のために侵入できるようにしてある開口のことです。非常時に消防隊等が破壊して進入することになる入口です。

建築を知りたい

なるほど。非常用進入口は、低層階では防犯的な問題も出てくるため、3階以上で高さ31m以下という条件で建築基準法の義務付けがあるんですね。

建築物研究家

そうです。他に開口部がある場合は、特別に非常用進入口を設けなくてもみなすことができるようになっています。非常用エレベーターが設置されている場合も免除されることに注意してください。

建築を知りたい

わかりました。非常用進入口は、4m以上の道路や空き地に面する各界の外壁面に40m以内の間隔で設けなければいけません。また、大きさに関しても、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上高さ1.2m以上という規定がありますね。

非常用進入口とは。

非常用進入口とは、火災や地震などの非常時に、消防隊や救急隊が建物内に素早く侵入して消火活動や救助活動を行うために設けられた開口部のことです。通常、非常用進入口は、外壁面に設置され、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上高さ1.2m以上という規定があります。また、非常用進入口は、4m以上の道路や空き地に面している必要があります。

低層階の建物では、防犯上の理由から、非常用進入口を設置することが難しい場合があります。そのため、建築基準法では、3階以上で高さ31m以下の建物に、非常用進入口を設置することが義務付けられています。ただし、非常用エレベーターが設置されている建物や、他の開口部が十分にある建物などは、非常用進入口を設置しなくてもよいとされています。

非常用進入口の概要

非常用進入口の概要

非常用進入口とは、外部から消火活動や救出活動のために侵入できるようにしてある開口のことです。非常時に消防隊等が破壊して進入することになる入口です。低層階では防犯的な問題も出てくるため、3階以上で高さ31m以下という条件で建築基準法の義務付けがあります。他に開口部がある場合には、特別に非常用進入口を設けなくてもみなすことができるようになっています。非常用エレベーターが設置されている場合も免除されることに。設置場所は4m以上の道路や空き地に面する各界の外壁面に40m以内の間隔で設けなければいけません。大きさに関しても、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上高さ1.2m以上という規定が存在します。

非常用進入口の設置義務

非常用進入口の設置義務

「非常用進入口」は、建築基準法の用途地域、階数、開口部等の条件を満たす場合に、設置が義務付けられる開口のことです。この条件とは、階数が3階以上、または高さ31m以上であること、開口部がある場合は、特別に非常用進入口を設けなくてもみなすことができること、非常用エレベーターが設置されている場合も免除されることです。

非常用進入口は、4m以上の道路や空き地に面する各界の外壁面に40m以内の間隔で設けなければなりません。その大きさは、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上高さ1.2m以上という規定が存在します。

非常用進入口の大きさ

非常用進入口の大きさ

非常用進入口の大きさについては、法律で明確に定められています。それは、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上高さ1.2m以上という規定です。この規定は、消防隊員が安全かつ迅速に建物内に入ることができるようにするために設けられています。非常用進入口の大きさが不足している場合、消防隊員が建物内に入ることが困難になり、消火活動や救出活動に支障をきたす可能性があります。そのため、非常用進入口の大きさは、法律で定められた要件を満たすことが重要です。

非常用進入口の設置に関する例外

非常用進入口の設置に関する例外

非常用進入口は、建築基準法で義務付けられていますが、設置が免除される場合がいくつかあります。 まず、非常用エレベーターが設置されている場合は、非常用進入口を設ける必要がありません。また、開口部が40m以内の間隔で設けられていれば、特別に非常用進入口を設置しなくても構いません。ただし、開口部は、直径1mの円が内接できる大きさ、または幅75cm以上、高さ1.2m以上でなければなりません。

非常用進入口の設置場所については、4m以上の道路や空き地に面する各階の外部壁面に設けなければいけません。 なお、非常用進入口の設置間隔は40m以内と定められています。