建築用語『木裏』の理解を深めよう
建築物研究家
木裏とは、木の中心に近い方のことです。対する木表は、樹皮に近い面のことを言います。
建築を知りたい
木表の方が収縮が大きいため、木表側へ反っていくということですか?
建築物研究家
その通りです。そのため、反っても建具の開閉ができるよう、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的です。
建築を知りたい
木は心材の方が腐りにくいということですが、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面にすることがあるということですね。
木裏とは。
木裏とは、木の中心に近い部分のことです。木表は、樹皮に近い面のことです。木を一枚の板に加工した場合、多くの木は木表の方が水分が抜けていくにつれて収縮するため、木表側へ反ってしまいます。そのため、反っても建具の開閉ができるように、鴨居では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的です。
また、木は心材の方が腐りにくい性質があるため、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面に使うことがあります。しかし、樹木は成長するときに木表側に被さるように成長するため、木裏は木表に比べて木目が引っかかりやすいです。その為、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要です。
木裏と木表の違い
木裏とは、木の中心に近い方のこと。対する木表は、樹皮に近い面のことを言う。木を一枚の板に加工した場合、水分が抜けていくにつれて、多くの木は木表の方が収縮が大きいため、木表側へ反っていく。そのため、反っても建具の開閉ができるよう、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的。また、木は心材の方が腐りにくい性質があるため、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面にすることがある。しかし、樹木は成長するときに木表側に被さるように成長するため、木裏は木表に比べて木目が引っかかりやすい。そのため、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要となる。
木裏を使用する際の注意点
木裏を使用する際の注意点
木裏は、木の中心に近い部分で、木表に比べて木目が引っかかりやすいという特徴があります。そのため、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要です。また、木裏は、木表に比べて反りやすいという特徴もあります。そのため、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的です。
さらに、木裏は、木表に比べて腐りにくいという特徴があります。そのため、外部の雨がかりに使用する場合は、木裏を仕上げ面にすることがあります。
しかし、木裏は、木表に比べて木目が引っかかりやすいという欠点もあります。そのため、素足で歩く縁台やウッドデッキなどでは注意が必要です。また、木裏は、木表に比べて反りやすいという欠点もあります。そのため、鴨井では上側、敷居では下側にして、木裏を使用するのが一般的です。