建築用語「上小節」が表す木材の等級・評価とは?

建築用語「上小節」が表す木材の等級・評価とは?

建築物研究家

「上小節」とは、製材の表面の等級を表す言葉です。どのような意味か説明できますか?

建築を知りたい

「上小節」は、製材の表面の等級を表す言葉で、節の長径が10mm以下、生き節以外の節なら5mm以下で、材長2m以下のものに関しては、節が4個以下であることがJASの造作用製材の、材面の品質基準として規定されているものです。

建築物研究家

「上小節」は、木材や柱の等級を表す言葉でもあります。木材の中で、無節がもっとも高価な材とされていますが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。

建築を知りたい

「上小節」は、木材や柱の等級を表す言葉で、無節がもっとも高価な材とされており、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。また、緑甲板の等級にも同様に使われます。

上小節とは。

上小節とは、製材の表面の品質を表す言葉です。上小節の基準は、JASの造作用製材の材面の品質基準として規定されており、広い材面を含む1材面以上の材面において、節の長径が10mm以下、生き節以外の節なら5mm以下で、材長が2m以下のものに関しては、節が4個以下である必要があります。木材、特に柱は、無節、上小節、小節、節有りの4つに分類されます。無節は、材面にまったく節がないものの等級で、もっとも高価です。上小節は、無節よりも節の長径が長く、個数の多いものの等級です。小節は、上小節よりもさらに節の長径が長く、個数の多いものの等級です。節有りとは、無節、上小節、小節いずれにも該当しないものです。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まっています。かつては、無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品でしたが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。緑甲板の等級にも同様に使われます。

上小節とは何か?製材の表面の等級を表す用語

上小節とは何か?製材の表面の等級を表す用語

上小節とは、製材の表面の等級を表す言葉で、JASの造作用製材の、材面の品質基準として規定されています。木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節と分類されます。無節がもっとも高価である材面にまったく節がないものの等級を無節と呼びます。また、上小節よりも節の長径が長く、個数の多いものの等級を小節と言います。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まっています。無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品であったが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。緑甲板の等級にも同様に使われています。

柱の等级分類:1等、小節、上小節、無節

柱の等级分類:1等、小節、上小節、無節

木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節と等級付けされます。1等とは、柱の4面のうち、もっとも良い一面に節がまったくなく、傷や欠けがないものです。無節は、材面にまったく節がないもので、もっとも高価な等級です。上小節は、節の長径が10mm以下、生き節以外の節なら5mm以下で、材長2m以下のものに関しては、節が4個以下であるものです。かつては、無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品でしたが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。小節は、上小節よりも節の長径が長く、個数の多いものです。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まっています。

無節がもっとも高価:材面にまったく節がないもの

無節がもっとも高価:材面にまったく節がないもの

材面にまったく節がないものの、等級を無節と呼ぶ。この等級は、柱の4面のうちもっとも良い一面のみで決まっている。無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品であったが、集成材が普及してからは無節が一般的になった。緑甲板の等級にも同様に使われる。

上小節は材面の品質基準として、節の長径が10mm以下、生き節以外の節なら5mm以下で、材長2m以下のものに関しては、節が4個以下であることが規定されている。これらの等級は、柱の4面のうちもっとも良い一面のみで決まっている。無垢材しかなかった時代には、上小節は高級な品であったが、集成材が普及してからは無節が一般的になった。緑甲板の等級にも同様に使われる。

上小節よりも節の長径が長いもの:小節の分類

上小節よりも節の長径が長いもの:小節の分類

上小節よりも節の長径が長く、個数の多いものの等級小節と言います。小節は、製材の表面の等級を表す言葉で、広い材面を含む1材面以上の材面において、節の長径が10mm以上、生き節以外の節なら5mm以上、材長2m以下のものに関しては、節が5個以上であることがJASの造作用製材の、材面の品質基準として規定されています。木材、特に柱は1等、小節、上小節、無節と分類されます。無節がもっとも高価である材面にまったく節がないものの、等級を無節と呼びます。小節よりも節の長径が長く、個数の多いものの等級を小節と言うのです。これらの等級は、柱の4面のうち、もっとも良い一面のみで決まっています。無垢材しかなかった時代には、小節は無節の次に高級な品でしたが、集成材が普及してからは無節が一般的になりました。緑甲板の等級にも同様に使われます。