建築用語『ホゾ』について
建築物研究家
それでは、今日は建築用語『ホゾ』について説明します。ホゾとは、木材や石、金物を接合する際に、一方の材にあけた穴にはめ込むために他方の材に作った突起のことです。あけた穴のことはホゾ穴とよび、この接合方法のことをホゾ継ぎと言います。
建築を知りたい
ホゾ継ぎは、木造建築では柱と土台を接合する際によく使われる方法だと聞きました。
建築物研究家
そうです。ホゾ継ぎは、柱と土台をしっかりと接合できるので、木造建築では欠かせない工法です。ただし、ホゾ継ぎは水平力に弱いという弱点があります。
建築を知りたい
水平力に弱いと、地震などで倒壊しやすくなってしまうということですか?
ホゾとは。
ホゾとは、木材や石、金物を接合する際に、一方の材料にあけた穴にはめ込むために、もう一方の材料に作った突起のことです。穴のことはホゾ穴と呼ばれ、接合方法はホゾ継ぎと呼ばれます。ホゾは通常、直方体状であり、形状によって片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。木造建築では、柱と土台をホゾ継ぎするのが基本です。このとき、水平力がかかると、接合部は外れませんが、柱の上部はぐらつくピン接合になります。柱に水平力がかかっても倒れないようにするには、筋交いを設置すればよいでしょう。これは剛接合にはなりませんが、柱、土台、筋交いによる三角形は崩壊しなくなります。ホゾ継ぎのための作業は、ホゾ付け、ホゾ穴彫と呼ばれますが、プレカット工法が一般的になってからはどちらも行われなくなりました。
ホゾ継ぎとは何か
ホゾ継ぎは、木材や石、金物などを接合する際に、一方の材にあけた穴にはめ込むために他方の材に作った突起のことです。 ホゾは一般的に直方体状で、形状によって片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。木造建築では柱と土台をホゾ継ぎするのが原則です。この際、水平力がかかると、接合部はずれませんが、柱の上部はぐらつくピン接合になります。柱に水平力がかかっても倒れないようにするためには、筋違を設置すればよいでしょう。これは剛接合にはなりませんが、柱、土台、筋違による三角形は崩壊しなくなります。ホゾ継ぎのための施工をホゾ付け、ホゾ穴彫と呼びますが、プレカット工法が一般的になってからはどちらも行なわれなくなりました。
ホゾの種類
ホゾの種類
ホゾは形状によって、片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。片胴付きホゾは、ホゾの片側にのみ胴がついている形状で、三方胴付きホゾは、ホゾの三方に胴がついている形状です。また、ホゾは木材の長手方向に沿って掘られる場合と、木材の小口方向に掘られる場合があります。長手方向に掘られるホゾを縦ホゾ、小口方向に掘られるホゾを横ホゾといいます。ホゾの形や掘られる方向によって、接合部の強度や用途が異なります。
木造建築におけるホゾ継ぎ
木造建築において、柱と土台を接合する方法としてホゾ継ぎが用いられてきました。ホゾ継ぎとは、一方の材にあけた穴に、他方の材に作った突起であるホゾを差し込んで接合する方法です。ホゾは一般的に直方体状で、形状によって片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。木造建築では、柱と土台をホゾ継ぎするのが原則です。
ホゾ継ぎは、水平力がかかると接合部はずれませんが、柱の上部はぐらつくピン接合になります。柱に水平力がかかっても倒れないようにするためには、筋違を設置すればよいでしょう。
ホゾ継ぎのための施行
ホゾ継ぎのための施行は、一般的にはホゾ付けとホゾ穴彫りと呼ばれますが、プレカット工法が一般的になってからは、どちらも行われなくなりました。
ホゾ付けは、ホゾを作る作業です。ホゾは、一般的に直方体状で、形状によって片胴付きホゾ、三方胴付きホゾなどがあります。ホゾ付けは、ホゾの形状に合わせて、材に穴をあけ、ホゾを差し込んで接着剤で固定する作業です。
ホゾ穴彫りは、ホゾを差し込むための穴をあける作業です。ホゾ穴は、ホゾの形状に合わせて、材に穴をあける作業です。ホゾ穴彫りは、ホゾ付けよりも難しい作業です。