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建築の工法について

壁式構造:柱と梁に頼らない強固で低コストの建築法

建築用語の「壁式構造」は、躯体にかかる力を柱や梁ではなく壁で支える構造のことである。「壁構造」とも呼ばれる。鉄筋コンクリート造で、壁や床板などの平面的な構造材の組み合わせでできており、柱がなく面だけでできた箱状の骨組みになっている。面全体で躯体を支え、床と壁が接合している構造のため、軸組構造と比べてコストが低く強固である場合が多い。「壁式構造」は壁式鉄筋コンクリート構造、壁式コンクリートブロック構造などに分類され、主に5階以下の中低層階鉄筋コンクリート・マンションなどの集合住宅に用いられる。室内に柱や梁がないため、室内を広く使用することが可能である。構造上、ある程度の壁量が必要なため、窓などの開口部の取り方が限定されやすくなる。
住宅の部位について

建築用語『延焼のおそれのある部分』とは?

延焼のおそれのある部分とは、建築基準法第2条第6号で定められている部分のことです。耐火性の高い建材を利用したり、隣家との距離を取るなどの対策を採ったりすることが求められています。詳しくは隣地境界線、道路中心線または同一敷地内の、2以上の建築物相互の外壁間の中心線から、一階は3m以下、2階以上は5m以下の距離にある建物の部分を言う。こうした部分は、隣家で火災が起きたときに一番影響を受けると考えられる場所です。ただし、防火上有効な公園、広場、川などの、空き地もしくは水面または耐火構造の壁に面している部分は、この限りではありません。
建築の工法について

プラットフォーム工法とは?その特徴やメリット

プラットフォーム工法とは、1950年代に入り開発された耐水合板を使い、ディメンションランバーで床板、壁板といったパネルをつくり、階ごとに流れ作業により建物を生産する技術によって建てられる効率的な建築工法のことです。この工法は、それまでのバルーン工法に代わるものとして登場し、日本国内で大規模な木造建築物が建てられるようになった背景の一つとされています。バルーン工法は、柱が土台から2階の横架材まで一本物となっており、柱が非常に長くなっていました。そのため、運搬や工事業の手間などコストがかかるという問題がありました。また、2階までの外壁を一気に造る構造のため、外壁パネルの室内側に床を受けるための床受け梁を作る必要もありました。これらの問題を改善したものがプラットホーム工法となっているのです。
建築の工法について

追掛け大栓継ぎの強度を高める5 つのヒント

追掛け大栓継ぎとは、木材同士をつなぐ方法のひとつです。略鎌系継手の1つで、小屋組みに使われたり、土台部分に用いられたりすることが多い方法です。継手のかたちが複雑で加工が難しくなってしまう欠点がありますが、そのぶん強度を持すことができます。継ぐときには上木を上からはめ込むのではなく、横からスライドさせて組み合わせるところに特徴があります。追掛け大栓継ぎは、継手木材の滑り込み部分に1/10程度の勾配を付け、引き寄せる加工によって銅付き部分を密着させ強度を高められます。最後に込み栓をつなぐように打ち込んで固定しますが、材料成の3倍の長さを加工長とすることが、強度を持たせる基本となっています。
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