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建築の基礎知識について

水勾配とは|勾配の重要性と算出方法

水勾配とは、水を流し去る目的で、水平よりわずかに傾斜させた勾配のことです。普通、床は水平になっている必要がありますが、雨水のかかるベランダなどの床や、水洗いを必要とする床面には傾斜させた「水勾配」が施されます。コンクリートの地面やテラスなどの排水管は、必ず「水勾配」が必要になります。水勾配がなければ水たまりが発生しやすくなり、カビやコケが発生する原因となります。勾配は、「2%(2/100)から、3%前後(3/100)」(1mで2〜3cm下がる)とするのが一般的です。ただし、駐車場など広い面積では、水たまりができてしまう恐れがあるので、中央もしくは両端に溝を付けて、溝に向けて水勾配をとるほうが良いでしょう。溝にはグレーチングなどで蓋をします。
住宅の部位について

暖簾とは?役割や種類について

暖簾とは、商店の軒先にかけられている目隠しの布のことです。 店の屋号などが染め抜かれていることが多く、看板としての役割の他、日よけや、店が営業していることを示すサインとして用いられています。もともと暖簾は、すだれの隙間をふさいで傍観したり、外部からの視線を遮ったりするための布でした。暖簾の標準的な幅は113cmで、その半分くらいの長さの物を半暖簾、160cm程度の物を長暖簾と言います。半暖簾は、店内の様子や陳列品を見せるためにわざと短くしたと言われています。逆に長暖簾は目隠しの役目や日よけとしての役目が強いものです。また、半暖簾よりもさらに短い物は水引暖簾と呼ばれ、店の間口いっぱいの軒先に張られます。水引暖簾は閉店中も外に出されたままで、家印としての役割を果たします。
住宅の部位について

サンクンガーデンとは?基礎知識と活用方法

サンクンガーデンとは、一般の道路よりも低い位置に作られる庭園のことです。半地下の広場もサンクンガーデンと呼ばれ、西洋庭園の方式のひとつであり、沈床庭園と訳す。床面を掘り下げていくが、底面だけではなく斜面にも植栽して修飾していきます。都市開発に使われていたサンクンガーデンですが、開放的な空間になることから、個人宅を含め多くの場所で用いられるようになりました。半地下にすることによって、景観を立体的にできるだけではなく、地下室に光を取り入れることから、個人宅でも有効な手法となるのです。排水に関しては、地下になることで水面が低くなるため、逆流してしまうことを考慮して設計する必要があります。
建材と資材について

のろとは?建築用語の解説と施工方法をご紹介!

のろとは、セメントまたは石灰を水に溶かしたセメントペーストのことです。ここに砂を加えた物はモルタルと呼び、とろとも言う。流動性を高めて注ぎ込む場合にはとろと言われ、水気を少なくして塗り付ける場合にはのろという場合が多い。また、あま掛けという場合もあります。のろは、左官工事の下地や床のタイル張りの下地として用いられます。また、のろを刷毛で塗ることをのろ引きと言い、下地調整や仕上げなど様々な部分で行なわれます。樹脂を混ぜた樹脂のろを用いる場合もあります。一方とろは、敷きとろとして石やタイルの下に敷かれる場合が多いです。また、床に敷かれた石と石の間に流し込んで、目地のように石を固定するのにも用いられます。
その他

建築用語『単相』の意味と特徴

単相とは、位相が同一である交流電力のことで、単相交流の略です。 電線のうち電気を受ける線と、電気を送るための線があり、交互に電気が行き来するため、電流、電圧の変化がひとつの正弦波であらわされます。主に電気をそれほど多く使わない家庭用の電灯、コンセントなどの100Vや200V電圧として使われます。一方、周波数が等しく、位相が120度ずつずれた三つの交流を一組にした電流を三相交流と言います。三相交流は電力輸送に便利で、誘導電動機の始動が容易なため、モーター等の200V電圧として利用されています。単相には2線式と3線式があり、単相2線式は一般的な100V電源です。これに対して、単相3線式は単相交流電力を3本の線を使用して配線する方式で、100V及び200Vの電圧を利用できます。
建材と資材について

アスファルト・コンパウンドって何?

アスファルト・コンパウンドは、アスファルト防水に用いられ、アスファルトをしみこませたルーフィングを張り付けるために使われるものです。ルーフィングの下層になり、動植物油や鉱物粉などを使用しており、耐熱性や弾性を高めています。また、高い接着性を持っているため、伸縮目地にも使われることがあります。アスファルト防水にとってアスファルト・コンパウンドは重要な層であり、風化すると保護することができなくなります。この状態になると、防止改修が必要となります。建築物に対するライフサイクルコストを抑えるためにも、早期の部分改修が必要で、特に目視できる場合には、定期的に行なうことが重要です。
住宅の部位について

腰羽目とは?床から1m程度の高さの壁に張る板

腰壁とは、腰の高さほどに作られた壁のことです。窓台が基準で、これより低い物のことを指します。腰羽目にすることによって、壁にアクセントを与えることができます。これ以上の高さの物は、高羽目と呼びます。同一平面に張った場合には、羽目板張りと呼ばれます。一方、羽を重ねに張ると下見坂と呼ばれ区別されます。下見坂は横板張りで、少しずつずらして張るところに特徴があります。日本建築としては、横は目が古来行なわれてきた手法で、縦に使う竪羽目は特定の物に用いられました。
住宅の部位について

垣根とは?

垣根とは、区画として設けるための囲いのことである。木を植えたものは生垣と呼ぶ。垣根は、家という空間と外界を隔てるための壁である。生垣のようにある程度透過するものもあるが、壁のように遮断してしまうようなものもある。垣根は、内と外を隔てる境界であり、概念的な部分を物理的に決定させるものである。目印にすぎないようなものもある一方で、強固に作られているものもある。垣根は、高さはそこまで設けないのが一般的である。プライバシー保護に使われていたこともあり、近代化するにつれて密度を濃くして遮断するようになっていった。地方では、そこまでのプライバシー保護を考えるより、集団としてのセキュリティを重んじるため、背の低い垣根が使われる傾向が強い。
建材と資材について

モノコック構造とは?

モノコックとは、外板に対して応力を持たせた構造のことであり、応力外皮構造とも呼ばれます。自動車や鉄道、航空機といった分野で用いられるが、構造的な強度を必要とするミサイルといった物にも応用されました。モノコック構造は、柱や面ということではなく、外板に対して必要最小限となる加工によって剛性を持たせた設計となります。構造が単純になるため、施工が容易で、軽量化にもつながります。航空機の翼などでは、モノコック構造を利用しつつ、様々な加工も用いられます。箱型ということに近づいていくこともあるが、角ばらせるということがモノコックということではなく、あくまでひとつの答えにすぎません。ツーバイフォー住宅は、モノコック構造とも言える考え方であり、柱を使ったりしていくのではなく、もっとシンプルな面で強度を作り出していく方法です。
住宅の部位について

シャープシェード:美しさと機能性を兼ね備えた窓装飾

シャープシェードとは、ローマンシェードの一種で、その名の通りシャープなひだができるのが特徴です。 ローマンシェードは、生地をたたみ上げて窓辺を覆うタイプのカーテンで、プレーンシェードとシャープシェードの2種類があります。プレーンシェードは、生地の裏にリングテープを縫い付けて、そこにひもを通して吊り上げるタイプで、若干のたるみができてやわらかい印象になります。一方、シャープシェードは、生地にバー袋を取り付けて、そこにバーを入れて折りたたむタイプで、直線的でシャープなひだができ、大きな窓に適しています。
建材と資材について

ローズウッドを知ろう!

ローズウッドとは、ツルサイカチ属の広葉樹から採れる茶色・もしくは赤茶色の木材、または樹木その物を指す言葉です。 名前は、木自体がバラのような香りを持つこと由来しています。「ローズウッド」の一種は「紫檀」とも呼ばれます。ローズウッドは重量感のある木材でヤニを多く含んでいるため、虫害に強く、耐候性があり、腐敗しにくく、長期間の使用が可能です。 また、硬度が高いため釘打ちやネジ止めが困難ですが、接着剤の使用により加工することができます。ローズウッドは、家具、仏壇、唐木細工、楽器、ナイフの柄、ビリヤードのキュー、チェスの駒などに使用されます。 強度が高く、色調が美しく光沢が出やすいといった特徴があり、入手も困難なことから、家具材としては最高級品とされています。ローズウッドが属するツルカイチ属は、インド、マダガスカル、中南米に多く生息していますが、東南アジアでは人工的に植林している国もあります。
関連法規について

建築用語解説:配偶者控除

贈与税に対する配偶者控除とは、居住不動産の贈与や居住不動産の購入資金贈与の際に生じる贈与税に対しても適用される控除のことです。居住不動産の贈与は、民法上の配偶者であること、納税者と生計をひとつにしていること、年間の総所得が38万円以下であること、事業専従者としての収入がないことが条件です。控除額は配偶者の年齢などによって変化します。居住不動産の購入資金贈与は、居住不動産の購入のために配偶者から贈与を受けた場合に適用されます。控除額は、贈与額の2分の1までです。どちらの場合にも、贈与を受けてから翌年の3月15日まで居住していることが条件であり、その後も継続して住む見込みのある場合のみ控除が受けられます。
住宅の部位について

リノベーションで魅力溢れる住まいを

リノベーションとは、老朽化した建物に大がかりな工事を施し、新築の状態よりもさらに性能や価値を高めることです。外壁の補修や窓枠の取り替え、水まわりの設備の交換などがこれにあたる。類似の用語に「リフォーム」「模様替え」がある。厳密に言えば「リフォーム」は建築物のある部分を同等の材料・形状・寸法でつくり替え、老朽化した建物を新築同様に戻すことで、修繕とも呼ぶ。一方「模様替え」は「改装」と同義で、室内の家具の配置を変更するなど別の仕様でつくり替え、性能や品質を回復させる内装工事のこと。だが昨今では模様替え、リフォーム、リノベーションは混同されている場合が多く、その位置づけもあいまいとなっている。
住宅の部位について

パティオとは?住宅に設けられる中庭の定義と活用法

パティオとは、住宅の外部空間で、内部空間と一体的に使用することを意図して、食堂、応接室、居間等に連続する形で計画された中庭のことです。床がタイル貼りで、噴水や植栽などが配置されているスペイン住宅の中庭(patio)に由来していますが、日本の住宅で「パティオ」と言う場合、必ずしもスペイン風であることは意味しません。戸建住宅では、効果的に光や風を取り込むために「パティオ」を設けるケースもありますが、集合住宅の「パティオ」は、共用部分の一部として使用されます。「パティオ」は道路側から覗かれることがなく、入居者のみに開かれたプライベートなオープンスペースとなることから、屋外で食事を楽しんだり、入居者同士でコミュニケーションを取ったりするスペースとしても活用されます。
建材と資材について

建築用語『取外し』

取外しとは、建築材や設備を撤去するという意味で使用される建築用語である。 施工中に使用する足場などを、作業が完了したら撤去するようなケース、足場ブラケットではブラケットの一部を取り外して形を変え再利用するようなケースなどがある。また、完全に撤去する場合と、撤去後に再び元の形に戻すことができる場合がある。例えば、カーテンウォールのように、建築構造耐力上では荷重がかかっていない非耐力壁は、必要となったときには、壁を取り外すことが可能である。また、エクステリアにおいては、コストや寸法の面から取外しができるフェンスが利用されることもある。
関連法規について

建築用語「性能規定仕様規定」とは?

建築基準法とは、建築物の構造や設備の安全性を確保するために定められた法律のことです。建築基準法は、性能規定仕様規定という2つの規制で構成されています。仕様規定とは、建築物の材料や工法、設備などについて具体的に記載したものです。例えば、鉄筋コンクリート造の建築物の柱は、直径13mm以上の鉄筋を4本以上使用しなければならないなど、具体的な仕様が決められています。性能規定とは、建築物の性能について規定したものです。例えば、建築物は、地震や火災に耐えられるものでなければならないなど、建築物に要求される性能が規定されています。性能規定は、具体的な仕様が規定されているわけではないので、設計者は、仕様規定を守りながら、建築物の性能を確保するために、自由に設計することができます。性能規定仕様規定は、建築物の安全性を確保するために重要な役割を果たしています。仕様規定は、建築物の材料や工法、設備などを具体的に規定することで、建築物の安全性を確保することができます。性能規定は、建築物の性能について規定することで、設計者が自由に設計できるようにしながら、建築物の安全性を確保することができます。
建材と資材について

建築用語『スプリングマットレス』とは?

スプリングマットレスとは、スプリングの入ったマットレスのことです。厚みがありクッション性が高く、弾力性があります。一般的な物として知られているのが、ボンネルコイルスプリングで、比較的安価で手に入るために普及していきました。しかし、揺れに弱く、ダブルベッドとか2人で寝るときは、相手が寝返りを打つとベッドが揺れます。これに対して、小さな袋にスプリングを包んで敷き詰めた物が、ポケットコイルスプリングです。体の凹凸に対して点で沈み込むため、やわらかな寝心地になります。ダブルベッドにはよく使われているが、比較的高価になりやすいです。また、高密度スプリングは、ハイカウントとも呼ばれる鋼鉄のスプリングを使った物で、反発力が強く耐久性にも優れますがクッション性は低いです。体重が重い人には向いているスプリングマットレスとなります。
住宅の部位について

建築用語「U字型キッチン」のメリットとデメリット

U字型キッチンとは、キッチンのレイアウトのひとつで、シンクやコンロといったものだけではなく、冷蔵庫も含めU字型に配列する方法をさす。スペースを考えたときに、U字型にすることによって、大きなスペースを必要としなくなる。また、作業スペースも比較的広くすることができ、動線が短くなることで効率的な配置だ。コーナー部分が開放となってくることから、うまく使うことができないと効率が下がる。どうしても閉鎖的な配置となりやすいことから、シンクの前面をカウンターとすることによって、閉鎖的な感覚を減らしてオープンなキッチンにすることも可能だ。L字型よりも広くスペースを取ることができ、全部の設備を並べるのではなく、配膳スペースを取るなどの設計もある。
建築の基礎知識について

埋立地のすべてを解説

埋立地とは、川や海など本来陸ではない場所を土砂や廃棄物、建設残土などを使って造成した土地のことです。都市の形成において、住宅地の確保が難しくなってきたこともあり、必要不可欠な存在となっています。埋立地は人工的に造成されるため、まとまった土地を計画的に作り出すことができ、大規模開発に向いています。しかし、地盤が軟弱になる可能性が高く、地震によって液状化する恐れがあります。また、産業廃棄物が埋められている場合には、地下からメタンガスなどの有害物質が発生することがあり、安全性の確保ということでも社会問題化することがあります。
住宅の部位について

足元灯について知ろう

足元灯とは、廊下や階段などの壁の下部に取り付けられ、もっぱら足元を照らすために設けられる暗い照明のことです。屋内の物は、低い照明で日中も点灯し続けるものもあります。 最近の主流は、電気代を節約するために、人が近づいたときだけ点灯するセンサー付きのものもあります。ただし、人感センサー付きのものは初期費用が高くなるという欠点があります。常夜灯は、ほぼ同じものです。こちらは、主として常時点灯しているものを指します。 コンセントにさして使う後付けタイプと、壁面に埋め込むタイプがあります。屋外に設置する場合は、門から玄関までのアプローチに設置される場合がほとんどです。間隔のアプローチでは6~8m、階段では5段を基準に設置されます。
建材と資材について

骨材とは? 種類や用途、選び方まで初心者でもわかりやすく解説

骨材とは、コンクリートに混合させる砂利や砂などのことです。骨材は、コンクリートの強度を高めたり、コストを節約したりする目的で用いられます。骨材は、粒径によって、粗骨材と細骨材に分類されています。粗骨材は、大きな砂利や砕岩など5mm以上の物が85%以上含まれる骨材を言い、細骨材は、10mmのふるいをすべて通過し、5mm以下のものが重量の85%以上含まれる川砂などの骨材を言います。
建築の基礎知識について

建築用語『色調』ってなに?

色調とは、色合いのことであり、明暗や強弱も含む感覚的な側面を持つのが特徴です。 カラートーンと呼ばれることもある色調ですが、明度と彩度に分けられます。色ごとにイメージがありますが、感覚的な側面を持つため、そのイメージ通りにとらえられるとは限りません。それでも、インテリアに限らず、店舗などに用いられるのは、雰囲気を作り出しつつ、印象づけることができるからです。印象として受ける部分があることから、色調は4つに分けることができ、純色、清色、中間色、無彩色になります。それぞれが受ける印象は異なっており、チャートにでき、それぞれの印象はある程度予測できることからも、様々な物に利用されています。
建材と資材について

材工分離とは?メリットとデメリットを徹底解説

材工分離とは、建材や資材と施工を分けることである。発注の際、分離発注すべき工種においては、それぞれを分離して発注する。例えば、木(大工)工事においては、木材料は支給とし、工事は手間受けとして発注する。「材工」とは、材料費と施工費のこと。一方「材工共(ざいこうとも)」は、工事単価の表現のひとつで、材料費と施工費を合計した単価のことである。材と工の良いところを取って、安価に行ない、その分設計やデザイン、施工、サービス、性能のクオリティーを高められるのがメリットである。
建材と資材について

溝形鋼とは?特徴と使い方

溝形鋼の特徴は、その断面形状にあります。カタカナのコの字のような形をしており、これをCちゃんとも呼びます。この特徴的な断面形状によって、梁のような構造部材として利用された場合、曲げに対する断面係数が大きくなります。つまり、曲げに対する強さが高くなるのです。また、溝形鋼のフランジにはテーパーが付けられています。これは、構造的に一般的な溝形鋼の特徴です。このテーパーのおかげで、溝形鋼を背中合わせにして柱として使用することができます。ただし、柱として使用する場合は、テーパーの突いていない溝形鋼を使用します。以上の特徴から、溝形鋼は建築だけでなく、船舶や機械などでも使用されることがあります。その利用価値は非常に高いのです。ただし、溝形鋼を使用する際には、荷重がかかる部分を計算しておかなければなりません。そうしないと、偏芯してしまう可能性が出てきます。
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