建築用語『内樋』とは何か?

建築用語『内樋』とは何か?

建築物研究家

こんにちは、今日は『内樋』について説明しますね

建築を知りたい

わかりました、よろしくお願いします

建築物研究家

『内樋』とは、屋根や壁の内側に作られる、外から見えない樋全般のことを言います

建築を知りたい

なるほど、つまり『内樋』は屋根の外観をすっきりと見せることができるんですね

内樋とは。

内樋とは、屋根や壁の内側に作られる、外から見えない樋全般のことです。通常、屋根面で排水される軒先ではなく、軒先よりも内側にある溝を内樋といいます。屋根に落ちた雨水を直接受けて集め、竪樋に雨水を流す役割を果たします。勾配のない陸屋根でも、端の部分に内樋を通すことがあります。内樋は別名で隠し樋とも呼ばれます。また、内樋のうち断面が長方形のものは「箱樋」と呼ばれます。

外樋とは、屋根や壁の外側に作られる樋全般のことです。軒先に作られた「軒樋(軒とい)」、地面に雨水を流す「竪樋(たてどい)」も外樋の一種です。外樋は内樋と比べて、コストが安く、メンテナンスも比較的容易です。また、外樋は地上から見えるため、建物の外観を重視したい場合は、外樋を設置した設計とすることが多いです。

内樋は屋根に施工するため、外樋よりも高コストです。しかし、地上から樋が見えないため、屋根の外観をすっきりと見せることができます。また、内樋は落ち葉や枝などが詰まりやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

内樋とは?

内樋とは?

「内樋とは、屋根や壁の内側に作られる、外から見えない樋全般のことを言う。」屋根面の軒に近い方(軒先ではない)に作った溝のことを指すことが多い。屋根に落ちた雨水を受けて集め、竪樋に流す役割を持つ。勾配のない陸屋根でも、端の部分に内樋を通すことがある。別名、隠し樋。また、内樋の中でも断面が長方形の物は箱樋と呼ばれる。

外樋は、外から見える物全般を指し、軒先に作られる軒樋、地面に雨水を流す竪樋も外樋の一種。内樋は屋根に施工するため、軒樋よりも高コストだが、地上から樋が見えないので、屋根の外観をすっきりと見せることができる。落ち葉などが詰まると雨漏りをすることもあるため、定期的なメンテナンスが必要となる。

内樋の種類

内樋の種類

内樋の種類は、大きく分けて2つあります。1つは、断面が丸い円形内樋です。円形内樋は、内樋の中でも最も一般的で、施工がしやすいのが特徴です。もう1つは、断面が長方形の箱樋です。箱樋は、円形内樋よりも強度があり、雨水を多く流すことができますが、施工が難しいため、円形内樋よりも高価になります。また、内樋には、素材によって、金属製内樋と樹脂製内樋があります。金属製内樋は、耐久性に優れていますが、樹脂製内樋よりも高価になります。樹脂製内樋は、金属製内樋よりも安価ですが、耐久性は劣ります。

内樋のメンテナンス方法

内樋のメンテナンス方法

内樋のメンテナンス方法

内樋は、定期的なメンテナンスが必要となる。内樋のメンテナンス方法は、以下の通りである。

1. 落ち葉やゴミの除去
屋根に落ちた落ち葉やゴミは、内樋に詰まって雨漏りの原因となる。そのため、落ち葉やゴミは定期的に除去する必要がある。落ち葉やゴミは、手で取り除いたり、ブラシで掃いたりして除去する。

2. 内樋の洗浄
内樋は、雨水や落ち葉、ゴミなどで汚れる。そのため、内樋は定期的に洗浄する必要がある。内樋の洗浄は、水で洗い流したり、中性洗剤を溶かした水で洗ったりして行う。

3. 内樋の補修
内樋が破損した場合は、補修する必要がある。内樋の補修は、コーキング剤を塗布したり、パッチを当てたりして行う。内樋の破損は、雨漏りの原因となるので、早急に補修することが大切である。

4. 内樋の交換
内樋の寿命は、約10年である。内樋の寿命が来たら、交換する必要がある。内樋の交換は、専門業者に依頼する必要がある。