建築用語『出隅』とは?その意味や使い方を解説

建築用語『出隅』とは?その意味や使い方を解説

建築物研究家

出隅とは、建築用語で2つの壁や板が出会う出っ張った隅(角)のことである。入隅はその反対の引っ込んだ隅(角)のことだ。

建築を知りたい

建築現場では、測定基準点から出隅まで何ミリというように築物の長さを測定するときに使用すると聞きました。

建築物研究家

その通りだ。また、タイルを貼る場合にも基準点から入隅や出隅まで何枚貼るなどと、職人同士で伝え合ったりする。

建築を知りたい

大規模修繕工事では入隅・出隅の補修が必要になるそうですね。特に防水工事が大切だと聞きました。

出隅とは。

出隅とは、2つの壁や板が図の90度の角度で出会う出っ張った隅(角)のことです。入隅はその反対の引っ込んだ隅(角)のことです。建築現場では、測定基準点から出隅まで何ミリというように建築物の長さを測定するときに使用されます。また、タイルを貼る場合にも基準点から入隅や出隅まで何枚貼るなどと、職人同士で伝え合ったりします。

大規模修繕工事では、入隅・出隅の補修が必要となり、特に防水工事が大切です。出隅の防水で良く見受けられるのが、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になり、一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多いです。このように凹凸のある部分は劣化しやすいことがあるので、大規模修繕の事前調査で診断することが重要となります。

出隅と入隅の違い

出隅と入隅の違い

建築用語である「出隅」と「入隅」は、2つの壁や板が出会う隅(角)の形状を示す用語です。出隅とは、2つの壁や板が出会う出っ張った隅(角)を指します。反対に、入隅とは、2つの壁や板が出会う引っ込んだ隅(角)を指します。

建築現場では、築物の長さを測定するときに、測定基準点から出隅まで何ミリというように使用されます。また、タイルを貼る場合にも、基準点から入隅や出隅まで何枚タイルを貼るかを職人同士で伝え合ったりします。

大規模修繕工事では、入隅や出隅の補修が必要になり、特に防水工事が大切です。出隅の防水で良く見受けられるのが、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になり、一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多いです。

このように凹凸のある部分は劣化しやすいことがあるので、大規模修繕の事前調査で診断することが重要となります。

出隅の測り方

出隅の測り方

出隅の測り方については、まず基準点となる場所を決めることが重要です。基準点が決まったら、そこから出隅までの距離を測定します。測定にはメジャーやレーザー距離計などの道具を使用します。出隅までの距離を測定したら、その数値を記録しておきます。出隅の測り方は、建築現場やリフォーム現場などで、建物の寸法を正確に測るために必要不可欠な作業です。出隅の測り方をマスターしておけば、建物の寸法を正確に測ることができ、施工ミスを防ぐことができます。また、出隅の測り方を知っておけば、リフォームやリノベーションなどの際に、建物の寸法に合わせて材料や設備を選ぶことができます。

出隅の防水工事

出隅の防水工事

出隅の防水工事は、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になることが多いです。一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多いです。このように凹凸のある部分は劣化しやすいことがあるので、大規模修繕の事前調査で診断することが重要となります。

出隅の防水工事は、まず、出隅部分の汚れや埃を除去します。次に、補強シールを貼り付けます。補強シールは、出隅部分の水の浸入を防ぐ役割があります。補強シールを貼り付けたら、ウレタン防水を行います。ウレタン防水は、出隅部分に塗布することで防水層を形成します。ウレタン防水は、耐久性が高く、伸縮性があるため、出隅部分の動きにも追従することができます。

出隅の劣化を防ぐには?

出隅の劣化を防ぐには?

出隅(でずみ)とは、2つの壁や板が出会う出っ張った隅(角)のことである。入隅はその反対の引っ込んだ隅(角)のこと。建築現場では測定基準点から出隅まで何ミリというように築物の長さを測定するときに使用。また、タイルを貼る場合にも基準点から入隅や出隅まで何枚貼るなどと、職人同士で伝え合ったりする。大規模修繕工事では入隅・出隅の補修が必要になり、特に防水工事が大切だ。

出隅の防水で良く見受けられるのが、屋上やバルコニーの平場と立上がりが向かい合った角になり、一般的な防水工事として補強シールを貼り、ウレタン防水を行なうことが多い。このような凹凸のある部分は劣化しやすいことがあるので、大規模修繕の事前調査で診断することが重要となる。

出隅の劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが重要である。特に、雨漏りやひび割れなどの症状が見られる場合は、早急に補修工事を行う必要がある。出隅の補修工事は、専門の業者に依頼することが大切である。業者は、出隅の状況を調査した上で、適切な補修方法を提案してくれる。