
カンデラとは?光源の明るさを表す単位
カンデラは、光源の明るさの単位である。記号はcdで表される。1948年の国際度量衡総会で、1cdは1気圧以下、白金の凝固点1772℃にある、面積1平方メートルの60万分の1の平らな黒体表面の垂直方向の光度、と定められた。60万分の1という数字は、従来の光度の単位である燭(しょく)とほぼ一致させるためである。
その後、1979年の同総会においてこの定義は全面的に改定され、1cdは、周波数540×1012Hzの単色放射を放出する光源の、放射輝度が1/683W/srである方向における強度、と定められた。
カンデラ、という単位名は、ラテン語でろうそくという意味のカンデーラに由来している。