寝殿造り

スポンサーリンク
住宅の部位について

寝殿造りの特徴『塗籠』

塗籠の歴史と由来塗籠は、寝殿造りの屋内で土壁によって覆われた個室のことである。閉鎖的な空間で、木部になっている外壁まで土壁で覆ってしまう工法で作られることから、塗籠と呼ぶ。平安時代に成立した住宅様式である寝殿造りであり、貴族の住宅様式に見られる。当初は寝室として利用されることから始まっていったが、平安時代中期以降には寝室としては使われなくなっていった。もともと、土で厚く塗った壁に囲まれていた小さな部屋のことが塗込だったことから、塗籠になったと言われる。民家でも利用されていくことになったが、寝室としては使われなくなっていき、衣類や調度品を収納するという目的も薄れていった結果、納戸として変化していくことになった。
住宅の部位について

雨戸の基礎知識

雨戸とは、風雨を防ぐためや遮光のために使われる戸のことです。防犯や目隠し目的にも使われます。主に、小窓や掃き出し窓の外側に立てられます。雨戸を設置することにより、窓ガラスが破損するのを防ぐことができる他、内側から施錠すれば、外側からは開けられないため防犯効果も高いです。日本では一般的ですが、海外ではほとんど見られません。ただし、欧米では遮光や目隠し、装飾を目的とした、内側に立てる戸はあります。
建築の基礎知識について

平安の美学「寝殿造り」

寝殿造りの特徴は、平安時代に中国文化の影響を受けて発展した、天皇や貴族階級の邸宅建築様式のことです。中央に寝殿(正殿)と呼ばれる主屋が南側の庭に面して建てられ、その両側と後方に対屋(たいのや)が配置されています。寝殿造りの特徴は、南に前庭や太鼓端のかかった池(遺り水)などがあり、釣殿(つりどの)や泉殿(いずみどの)を設けて渡殿(わたどの)でつなぎ、それぞれの建築物とも渡り廊下でつながれている点です。寝殿造りの代表的な例としては、東三条殿、京都御所、宇治の平等院鳳凰堂などが挙げられます。
建築の基礎知識について

武家造りの歴史と特徴

寝殿造りは、平安時代に貴族の住宅として用いられた様式で、中央に寝殿、その両側に対屋を配したもので、寝殿と対屋は渡り廊下で結ばれていました。武家造りは、鎌倉時代に大きくなっていく武家の住宅で用いられた様式で、寝殿造りに書院造りの様態が加わり、床の間の脇に机と障子を作るのが特徴です。書院造りは、室町時代に発展した様式で、武家造りから派生したものです。書院造りは、武家造りに書院の機能が加わり、書院を中心に座敷や茶室、庭園などが配されたものです。武家造りは、城下町が残っている場所では、今でもその一部を見ることができます。例えば、京都の銀閣寺や金閣寺、奈良の薬師寺、鎌倉の鶴岡八幡宮などです。
スポンサーリンク