住宅の部位について 脇息の歴史と種類
脇息(「脇息」とは、座ったときに使うことができる肘掛けのこと。奈良時代には挟軾(きょうしょく)と呼ばれていた。脇息の字のごとく、わきに置くことで体をあずけ休息をとることができる。)脇息とは、座っているときに肘を乗せたり、寄りかかったりするのに使う、肘掛けのことである。肘置、扶手とも呼ばれる。脇息は、木製のものが一般的だが、竹製の脇息や、金属製の脇息などもある。また、形も長方形のものだけでなく、湾曲させて使い勝手をよくしたものなど、さまざまなものがある。女性用の脇息には、引出し付きの箱型のものもある。脇息は、四本脚を付けて作られることが多いが、体をあずけるために、しっかりとした作りにしなければならない。また、肘を乗せる部分は、平板のままでは痛いため、綿詰めのビロードを張ったりしたものが一般的である。脇息は、ドラマや映画、公式の場などで見かけることがあるが、実際には私室のみで使用されるものであり、使い方としては間違いであると言える。
