建築の設備について ドレンチャー設備で火災対策を万全に!
ドレンチャー設備とは、建物外周部に設置する防火装置のことであり、延焼を防ぎ、水を出して建物全体をくるむことで対策する。軒先などの開口部に配管して、水を圧送し、特殊な放水口から散水して水幕を作る。散水方法によって、建物の上部に設けるものや、下部から高圧で吹き上げるドレンチャー設備がある。物理的に遮熱を期待することができ、冷却もできることから効果が高く、建築物の部材を変更せずに改築したりする必要もないため、重要文化財などにも取り付けられている。散水するという点ではスプリンクラーに似ているが、目的はまったく違う。スプリンクラーは消火装置だが、ドレンチャー設備は延焼阻止を目的としており、火災発生の少ない区画では防火壁の代替としても考えられる。
