建築用語『オリエンテーション』とは?

建築物研究家
「オリエンテーション」とは、方位のこと。方位を捜すという意味もあるが、建築では北方向を調べるという意味で使われる。基本的に、図面は地図同様に上が北を示す。ところが、図面が収まりきらないような場合は、回転させることもある。そうなると、北が上ではなくなってしまうため、北がどちらなのかを表す記号を入れる。この記号のことをオリエンテーションとも言う。

建築を知りたい
「オリエンテーション」は、方位を調べるというよりも北方向を調べるということか。

建築物研究家
そうだね。北と言うだけでも磁北と真方位の北があるため、どちらなのかを表すためにオリエンテーションという記号を使う。

建築を知りたい
なるほど、オリエンテーションは北の方向を示す記号のことですね。今度から注意して図面をチェックしてみます。
オリエンテーションとは。
オリエンテーションとは、方位のことを表します。方位を調べるという意味もありますし、建築では北の方向を示すこともオリエンテーションといいます。一般的に、図面は地図のように上部が北を向いています。しかし、図面が大きすぎて収まらない場合は回転させることがあります。そうなると北が上ではなくなるため、北がどちらなのかを示す記号を入れます。この記号のことをオリエンテーションともいいます。
また、北といってもいくつか意味があり、磁石を使ったときの北と、北極点の位置を見る真方位の北とはズレがあります。どちらかを区別しなければなりませんが、オリエンテーションだけでは、磁北か真北かは判断することができません。
オリエンテーションの意味

オリエンテーションとは、方位のことです。方位を捜すという意味もありますが、建築では北方向を調べるという意味で使われます。
基本的に、図面は地図同様に上が北を示します。ところが、図面が収まりきらないような場合は、回転させることもあります。そうなると、北が上ではなくなってしまうため、北がどちらなのかを表す記号を入れる必要があります。この記号のことをオリエンテーションとも言うのです。
さらに詳しいことを説明すると、北と言っても、方位磁石を使ったときの北と、北極点の位置を見る真方位の北にはズレがあります。どちらかを区別しなければならない場合がありますが、オリエンテーションというだけでは、磁北か真北かは、判別することが難しいのです。
オリエンテーションの重要性

オリエンテーションの重要性
建築設計において、オリエンテーションはきわめて重要な要素です。建物が建つ周囲の環境や方位によって、建物のデザインや間取りは大きく変わってきます。例えば、南向きの建物は太陽光を多く取り入れることができ、日当たりが良くなります。夏は涼しく、冬は暖かい快適な住空間となります。一方、北向きの建物は日当たりが悪くなり、寒い印象を与えてしまいます。
また、オリエンテーションは建物の機能性にも影響を与えます。例えば、オフィスビルの場合は、窓からの景色が良い場所を役員室や会議室に配置することが多いです。また、ホテルの場合は、眺望の良い部屋を客室として提供しています。
さらに、オリエンテーションは建物の外観にも影響を与えます。例えば、南向きの建物は日差しを多く浴びるため、外壁の劣化が早くなります。北向きの建物は日当たりが悪いので、外壁の劣化は遅くなります。
このように、オリエンテーションは建物のデザイン、間取り、機能性、外観など、あらゆる面に影響を与えます。建築設計において、オリエンテーションはきわめて重要な要素です。
オリエンテーションの表し方

オリエンテーションの表し方
オリエンテーションの表し方として一般的には、図面に対して北を示す矢印を記入する方法があります。矢印には、先端に「N」の文字が入っているのが一般的です。また、矢印ではなく、文字で「N」と記入する方法もあります。これらの表し方は、図面を見る人に北の方向を明確に伝えることができます。さらに、図面内にコンパスを記入する場合もあり、コンパスの針が北を指すように表現することで、北の位置を示すことができます。
オリエンテーションの北の種類

オリエンテーションの北には大きく2種類があります。1つ目は、方位磁石を使ったときの北である地磁気北です。方位磁石は、地球の磁場に反応して、北を指します。磁北は、真北と一致しないことが多く、そのズレは場所によって異なります。2つ目は、北極点の位置を見る真方位の北である真北です。真北は、地球の自転軸と、観測地点を結ぶ直線が向いている方向です。真北は、地磁気北と一致しないことが多く、そのズレは場所によって異なります。
オリエンテーションのまとめ

オリエンテーションとは、建築の世界において、方位を示すための記号のことを指します。 図面を作成する際には、北を上にして描きますが、スペースの都合などによって図面を回転させる場合があります。その場合、北が上ではなくなるため、北の方向を示す記号を「オリエンテーション記号」と呼びます。方位磁石を使った場合の「磁北」と、北極点の位置を見る「真北」には違いがあり、オリエンテーションの記号には磁北と真北のどちらかを示す必要があります。使用する目的や用途に合わせて「磁北」か「真北」かを明記しなければなりません。
