建築用語『面面』について

建築用語『面面』について

建築を知りたい

建築用語の「面面」について教えてください。

建築物研究家

「面面」とは、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のことです。材料や部材の表面のことを、躯体面、仕上げ面、柱面のように「面」と言うので、そこに由来しています。

建築を知りたい

なるほど。「躯体面から仕上げ面まで40mm」という場合、面面で測るということですね。

建築物研究家

その通りです。面面は「面押さえ」と同じ意味で使われます。また、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、内内と言います。部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、芯々と呼びます。

面面とは。

面面とは、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のことです。材料や部材の表面のことを、「躯体面」「仕上げ面」「柱面」のように「面」と言います。そのため、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときには、面面という測り方となります。面面は「面押さえ」と同じ意味で使われます。

面面以外に、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、「内内」と言います。また、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、「芯々」と言います。

全周が見える部材の間を測るときは芯々が多いですが、壁や仕上げ面などから測るときは、面面で測ることが多いです。

また、外面から外面までの距離は「外面間」と言い、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分けています。

面面の測り方

面面の測り方

面面とは、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のこと。 材料や部材の表面のことを、躯体面、仕上げ面、柱面のように「面」と言う。そこで、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときに、面面という測り方となる。面面は「面押さえ」と同じ意味で使われる。面面以外に、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、内内と言う。そして、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、芯々と呼ぶ。全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多い。また、外面から外面までの距離は外面間と言い、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分ける。

面面と内内の違い

面面と内内の違い

建築用語『面面』は、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のことです。材料や部材の表面のことを、躯体(くたい)面、仕上げ面、柱面のように「面」と言うため、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときに、面面という測り方となります。

面面は「面押さえ」と同じ意味で使われることが多く、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方は、内内と呼ばれます。また、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方は、芯々と呼びます。全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いのですが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多いです。さらに、外面から外面までの距離は外面間といい、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分けていきます。

面面と芯々の違い

面面と芯々の違い

面面と芯々とは、建築における寸法の測り方の違いです。面面は、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方のことです。例えば、「躯体面から仕上げ面まで40mm」というようなときに、面面という測り方となります。

芯々は、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方のことです。例えば、「柱の中心から柱の中心まで1,000mm」というようなときに、芯々という測り方となります。

全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いですが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多いです。また、外面から外面までの距離は外面間と言い、いろいろな測り方を、部材や場所により使い分ける必要があります。

面面の使い方

面面の使い方

面面は、建築用語で、表面から表面までの距離を基準とした寸法の測り方です。材料や部材の表面のことを、躯体面(くたいめん)、仕上げ面、柱面のように「面」と言い、躯体面から仕上げ面までの寸法を「面面」と言います。例えば、壁の厚みを測るときは、面面で測ります。

面面は、「面押さえ」と同じ意味で使われます。面押さえとは、部材の表面を基準として、その位置を決めることです。例えば、鉄筋コンクリート造の建物で、鉄筋の位置を決めるために、型枠を面押さえします。

面面以外の測り方には、内内と芯々があります。内内は、内側から内側までの距離を基準とした寸法の測り方、芯々は、部材の中心から中心までの距離を基準とした寸法の測り方です。全周が見える部材の間を測るときには芯々のことが多いですが、壁や仕上げ面などから測るときには、面面で測ることが多いです。また、外面から外面までの距離は外面間と言います。

このように、建築用語には、さまざまな測り方があります。部材や場所により、使い分ける必要があります。