建築用語『インバーター（蛍光灯）』を解説
建築物研究家
インバーター(蛍光灯)とは、蛍光灯を点灯させるための高電圧をかける装置のことをいいます。インバーター形は、電子回路により効率よく省エネルギーで蛍光灯を点灯させることができる上、高周波数で動作するためちらつきも少ないのが特徴です。
建築を知りたい
インバーター形は、スターター形やラピッドスタート形と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか？
建築物研究家
インバーター形は、スターター形と比べて、別途点灯管が必要なく、低コストでちらつきが少ないという特徴があります。また、ラピッドスタート形と比べて、即時点灯する上、消費電力が小さいというメリットがあります。
建築を知りたい
なるほど、インバーター形は、他の形式と比べて、省エネルギーでちらつきが少ないというメリットがあるのですね。ありがとうございます。
インバーター（蛍光灯）とは。
インバーターとは、蛍光灯を点灯させる装置の一種です。蛍光灯は、電流を流してフィラメントを加熱し、その熱で電子を発生させることで点灯します。インバーターは、この電流を供給する役割を担っています。インバーターには、スターター形、ラピッドスタート形、インバーター形の3種類があり、インバーター形は省エネルギーでちらつきが少ないのが特徴です。
インバーターとは何か?
インバーターとは、蛍光灯を点灯させるために高電圧をかける装置です。これは、蛍光灯を点灯させるために、フィラメントに電流を流して電子を放出させ、その電子が管内に飛び出すように電極間に高電圧を印加する必要があります。インバーターは、この高電圧をかけるための装置であり、高周波数で動作してちらつきを少なくする効果もあります。
インバーターには、大きく分けて３つの種類があります。スターター形は、別途点灯管が必要で低コストですがちらつきがあり、ラピッドスタート形は即時点灯しますが消費電力が大きいという欠点があります。一方インバーター形は、電子回路により効率よく省エネルギーで蛍光灯を点灯させることができます。
インバーターの原理
インバーターの原理
インバーターは、直流の電気エネルギーを交流の電気エネルギーに変換する装置です。蛍光灯を点灯させるために必要な高電圧は、インバーターによって直流の電気エネルギーから生成されます。インバーターは、電子回路を使用して直流電流を交流電流に変換しています。この交流電流は、蛍光灯の両端にかかる電圧を上昇させ、蛍光灯を点灯させます。インバーターを使用することで、蛍光灯を効率よく省エネルギーで点灯させることができます。また、高周波数で動作するため、ちらつきも少なくなります。
インバーターの種類
インバーターの種類
インバーターには、以下の２種類があります。
-１．交流式インバーター-
交流式インバーターは、一般的に家庭で使われている蛍光灯に使用されるインバーターです。入力された交流電流を直流電流に変換し、その後、再び交流電流に変換することで蛍光灯を点灯させます。
-２．直流式インバーター-
直流式インバーターは、直流電源で動作する蛍光灯に使用されるインバーターです。入力された直流電流を直接交流電流に変換することで蛍光灯を点灯させます。
インバーターのメリットとデメリット
インバーターのメリットとデメリット
インバーターは、蛍光灯を点灯するための高電圧をかける装置として使用されます。インバーターのメリットは、低コストでちらつきが少なく、電子回路により効率よく省エネルギーで蛍光灯を点灯させることができることです。また、高周波数で動作するためチラつきも少ないです。
一方で、インバーターのデメリットとしては、使用できる蛍光灯の種類が限られることや、故障しやすいことが挙げられます。また、インバーターの寿命は、使用する蛍光灯の種類や、使用環境によって異なりますが、一般的には5～10年程度と言われています。
インバーターの選び方
インバーターの選び方
インバーターを選ぶ際には、まず、蛍光灯の規格を確認することが大切です。インバーターには、直管形蛍光灯用、丸形蛍光灯用、電球形蛍光灯用など、さまざまな種類があります。蛍光灯の規格に合ったインバーターを選択しないと、正しく点灯しないか、故障の原因となります。
次に、インバーターの定格を確認しましょう。インバーターには、使用できる蛍光灯の最大定格が設定されています。蛍光灯の定格を超えて使用すると、インバーターが故障したり、火災の原因となる可能性があります。
また、インバーターには、調光機能、リモコン機能、タイマー機能など、さまざまな機能が搭載されているものがあります。自分のニーズに合った機能を搭載したインバーターを選択しましょう。