ミキシングバルブとは？仕組みや種類を紹介

ミキシングバルブとは？仕組みや種類を紹介

ミキシングバルブとは

ミキシングバルブとは、水と湯を混ぜて吐水することができるようになっている蛇口のことです。 混合水栓のことをミキシングバルブと呼びます。本来はばらばらの蛇口を持っていますが、水と湯のある2バルブとして蛇口をひとつにすることもできます。この方法の場合には、どちらかを制限することができる代わりに、人間の手で適量に調節しなければならない。これを1本のレバー制御で行うことができるのが、シングルレバー式です。温度の調節を設定してあれば自動で行えるようにすることもできますが、そのためには装置を組み込んであるサーモスタット式にする必要があります。一回設定しておけば、いつでも同じように温度を調節することなく使うことができる利便性も特徴と言えるでしょう。

ミキシングバルブの仕組み

ミキシングバルブ（「ミキシングバルブ」とは、水と湯を混ぜて吐水することができるようになっている蛇口のこと。）は、通常は水栓と湯栓がそれぞれ独立していますが、ミキシングバルブを使用することで、水と湯を混合して吐水することができます。

ミキシングバルブの仕組みは、水栓と湯栓の間にバルブを設け、そのバルブを操作することで水と湯の混合割合を調整するようになっています。バルブは通常、レバー式になっており、レバーを左右に動かすことで水と湯の混合割合を調整します。また、レバーを上下に動かすことで吐水量を調整することもできます。

ミキシングバルブには、シングルレバー式とツーレバー式があります。シングルレバー式は、1本のレバーで水と湯の混合割合と吐水量を調整することができるタイプです。ツーレバー式は、水栓と湯栓の2本のレバーで水と湯の混合割合と吐水量を調整するタイプです。

シングルレバー式は、操作が簡単なため、一般家庭で広く使用されています。ツーレバー式は、水と湯の混合割合をより細かく調整することができるため、業務用で多く使用されています。

ミキシングバルブの種類

ミキシングバルブには、シングルレバー式、2ハンドル式、サーモスタット式という、いくつかの種類があります。

シングルレバー式は、レバーを上下に動かすことで水量を調節し、左右に動かすことで水温を調節することができます。また、通常は温度の設定はレバーの中央です。

2ハンドル式は、水と湯のバルブが別々に付いており、それぞれを回すことで水量と水温を調節します。

サーモスタット式は、設定した温度に自動的に調節してくれるタイプです。水量を調節するレバーと、水温を調節するレバーが別々に付いており、水温のレバーを回して希望の温度を設定します。あとは水量のレバーを操作すれば、設定した温度のお湯が一定量流れます。

ミキシングバルブのメリット・デメリット

ミキシングバルブのメリット

ミキシングバルブは、水と湯を混ぜて吐水することができるようになっている蛇口のことです。従来の蛇口では、水と湯を別々の蛇口から出す必要がありましたが、ミキシングバルブでは1つの蛇口で水と湯を混ぜて吐水することができるため、使い勝手が良く便利です。

また、ミキシングバルブには温度調節機能が付いているものも多く、お湯の温度を一定に保つことができます。これは、特に冬場など寒い時期には重宝します。さらに、ミキシングバルブにはシャワー機能が付いているものもあります。シャワー機能があると、入浴や洗髪などにも便利に使えます。

ミキシングバルブのデメリット

ミキシングバルブのデメリットは、従来の蛇口に比べて価格が高いことです。また、ミキシングバルブは構造が複雑なため、故障しやすいという欠点もあります。さらに、ミキシングバルブは水と湯を混ぜて吐水するため、水温が不安定になるというデメリットもあります。

ミキシングバルブの選び方

ミキシングバルブ選びのポイント
ミキシングバルブを選ぶ際には、設置場所や用途、デザイン性など、さまざまな要素を考慮する必要があります。ここでは、ミキシングバルブを選ぶ際のポイントをご紹介します。

・設置場所
ミキシングバルブを設置する場所によって、必要なタイプや機能が異なります。キッチンのシンクや洗面化粧台の洗面ボウル、シャワー室など、設置場所に合わせて適切なミキシングバルブを選びましょう。

・用途
ミキシングバルブは、水とお湯を混ぜて吐水する機能を備えた蛇口です。その用途は、手洗い、食器洗い、入浴、洗濯など、さまざまです。用途に合わせて、必要な機能を備えたミキシングバルブを選びましょう。

・デザイン性
近年では、見た目にもお洒落なミキシングバルブが数多く販売されています。蛇口の形状やカラー、表面仕上げなど、インテリアに合わせてデザイン性の高いミキシングバルブを選ぶのもおすすめです。