ロスナイとは?全熱交換式の換気装置を徹底解説
建築物研究家
ロスナイについて説明してみなさい。
建築を知りたい
ロスナイは、全熱交換式の換気装置のことです。熱回収により室内の暖かさや涼しさを保持したまま空気だけを交換することが可能で、夏・冬の冷暖房負荷を軽減することができます。
建築物研究家
ロスナイの仕組みについてもう少し詳しく説明できますか?
建築を知りたい
ロスナイは、紙の持つ熱と湿度を通す性質を利用して、室外へ出ていく空気と室内へ入っていく空気の間で熱の交換を行なう仕組みです。1台で排気・吸気を同時に行なうことができるため計画換気に用いられます。また、空気清浄換気機能など、様々なフィルターをラインナップして、高機能な換気を実現している製品もあります。
ロスナイとは。
「ロスナイ」とは、全熱交換型の換気装置のことです。三菱電機が最初に発売した製品の商標でしたが、その後、全熱交換式の換気装置の一般的な名称として定着しました。ロスナイは、換気時に熱回収によって、室内の暖かさや涼しさをそのままに空気だけを入れ替えることができます。これにより、約5〜8割の熱エネルギーを回収することができ、夏・冬の冷暖房負荷を軽減することが可能です。ロスナイは、紙が熱と湿度を通す性質を利用して、室外へ出ていく空気と室内へ入ってくる空気の間で熱の交換を行う仕組みとなっています。1台で排気と吸気を同時に行うことができるため、計画換気に使用されます。また、空気清浄換気機能など、さまざまなフィルターが用意されており、高機能な換気を実現している製品もあります。
ロスナイとは
ロスナイとは、三菱電機が製品化した全熱交換式換気装置のことです。ロスナイは、換気時に熱回収により室内の暖かさや涼しさを保持したまま空気だけを交換することが可能です。これにより、約5〜8割の熱エネルギーを回収することができ、夏・冬の冷暖房負荷を軽減することができるのです。ロスナイの仕組みは、紙の持つ熱と湿度を通す性質を利用して、室外へ出ていく空気と室内へ入っていく空気の間で熱の交換を行なうというものです。ロスナイは、1台で排気・吸気を同時に行なうことができるため、計画換気に用いられています。また、ロスナイには、空気清浄換気機能など、様々なフィルターをラインナップして、高機能な換気を実現している製品もあります。
ロスナイの仕組み
ロスナイの仕組みは、紙の持つ熱と湿度を通す性質を利用して、室外へ出ていく空気と室内へ入っていく空気の間で熱の交換を行なうというものだ。具体的には、ロスナイ内部に設置された湿気を透過できる紙製の板(熱交換素子)に、室外から取り入れた空気と排気される室内の空気を交互に通すことで、熱交換を行なっている。
この仕組みによって、冬は室内の暖かさを逃さずに換気することができ、夏は室内の涼しさを保ちながら換気することができる。また、熱交換素子の表面には微細な穴が開いており、この穴を通過する際に空気中のチリや埃などの汚れをキャッチする空気清浄機能も備えている。
ロスナイの効果
ロスナイとは、全熱交換式の換気装置のこと。 その仕組みは、室外へ出ていく空気と室内へ入ってくる空気の間で熱を交換することで、夏・冬の冷暖房負荷を軽減できるというもの。ロスナイの効果は、大きく分けて3つある。
1つ目は、冷暖房費の削減。ロスナイを利用することで、換気時の熱損失を約5~8割削減することができる。これは、冷暖房費の削減につながる。
2つ目は、結露の防止。ロスナイを利用することで、室内の湿度を一定に保つことができる。これにより、結露の発生を防ぐことができる。
3つ目は、空気の清浄化。ロスナイには、空気清浄機能が付いた製品もある。これにより、室内の空気の清浄化を図ることができる。
ロスナイの選び方
ロスナイ選びのポイントは、風量と能力です。必要な風量は、部屋の広さや用途によって異なります。一般的には、1人あたり20m3/hが目安とされています。能力は、ロスナイの性能を表す指標で、風量と熱交換率の掛け算で求められます。能力が大きいほど、熱交換効率が高くなります。ロスナイのサイズや種類も、部屋の広さに合わせて選ぶ必要があります。また、ロスナイの設置場所や配管方法も、事前に計画しておく必要があります。必要な風量や能力、設置場所や配管方法を検討した上で、最適なロスナイを選びましょう。
ロスナイの設置方法
ロスナイの設置方法
ロスナイは、一般的に天井裏や壁の中に設置されます。設置場所は、室内の空気を効率よく循環させることができる場所が理想的です。ロスナイを設置する際には、専門業者に依頼することが必要です。専門業者は、ロスナイの設置場所の選定や、配管工事などを適切に行うことができます。
ロスナイを設置する際には、以下の点に注意が必要です。
・ロスナイの設置場所は、室内の空気の流れを妨げないようにしましょう。
・ロスナイの配管は、できるだけ短くしましょう。
・ロスナイのフィルターは、定期的に清掃しましょう。
・ロスナイの電源は、ブレーカーで遮断できるようにしておきましょう。