建築用語「藁すさ」とは?種類や役割を解説

建築物研究家
建築用語の『藁すさ』について教えてください。

建築を知りたい
『藁すさ』とは、土壁のひび割れ防止のために入れる藁のことです。すさとは、土壁の下塗りや中塗りの土に混ぜてひび割れを防ぐために入れる藁くずや糸くず、紙くずのことです。

建築物研究家
ありがとうございます。藁すさをどのように作っているのか、教えてくれませんか。

建築を知りたい
藁すさの作り方には、荒すさと揉みすさがあります。荒すさは、藁を切ったものをそのまま入れる方法で、揉みすさは、藁を揉んで入れる方法です。
藁すさとは。
藁すさとすさは、土壁のひび割れを防止するために使用される材料です。藁すとは、藁をそのまま入れたもので、荒すさと揉みすさの2種類があります。すさは、藁を細かく砕いたもので、土壁の下塗りや中塗りの土に混ぜて使用されます。藁すさとすさで土壁を補強することで、保水性とひび割れの分散効果が得られます。
藁すさとすさは、米俵やむしろなどを切って作られることが一般的でしたが、最近では専用の工場で生産されるようになりました。塗る壁の種類によって、長さや藁の種類を使い分けています。
すさの量を決めることを「すさ按配」と言います。すさ按配は、土壁の強度や耐久性に影響を与えるため、重要です。
藁すさの役割

藁すさの役割
藁すさは、主に土壁のひび割れ防止のために使用されます。土壁は乾燥すると収縮してひび割れが生じやすいため、そこに藁を入れることで補強してひび割れを防ぎます。また、藁は保水の働きもあるため、土壁の乾燥を防いでくれます。さらに、藁を切った物をそのまま入れる荒すさと、藁を揉んで入れる揉みすさでは、補強の仕方に違いがあります。荒すさは全体を補強するのに対し、揉みすさは部分的に補強するため、土壁のひび割れを分散させる効果があります。これにより、土壁のひび割れを防ぎ、美観を保つことができます。
すさの按配

すさの按配とは、土壁のひび割れ防止のために土に混ぜる藁の量の調整のことです。すさの量は、使用する土の種類や、塗る壁の場所によって異なります。一般的に、土壁の下塗りには多めのすさを、中塗りには少なめのすさを混ぜます。また、外壁には多めのすさを、内壁には少なめのすさを混ぜます。すさの量は、すさ按配によって決まります。すさ按配は、土壁を塗る職人によって行われます。職人は、土の種類や、塗る壁の場所を考慮して、適切な量のすさを土に混ぜます。すさの量は、土壁の強度や耐久性に影響を与えるため、適切な量を混ぜることが重要です。
藁すさの作り方

藁すさの作り方は、まず藁を適切な長さに切ることから始まります。藁の長さは、塗る壁の種類によって異なります。一般的に、土壁の場合は5~10cm、漆喰の場合は2~3cm程度の長さに切ります。藁を切ったら、揉んで柔らかくします。揉むことで、藁が壁に密着しやすくなり、補強効果が高まります。揉んだ藁を、壁に塗る土に混ぜ合わせます。藁の量は、土の量に対して1割程度が目安です。藁を混ぜ合わせたら、壁に塗っていきます。藁すさは、壁のひび割れを防ぐだけでなく、保水や乾燥後の収縮ひび割れを分散させる効果もあります。
藁すさの使用例

藁すさの使用例
藁すさは、古くから土壁のひび割れ防止のために使用されてきた。藁すさの使用例としては、まず、土壁の下塗りに使用される。土壁の下塗りは、土壁の表面を滑らかにし、ひび割れを防ぐために施されるものである。藁すさを土壁の下塗りに使用すると、藁すさが土壁の表面を覆い、ひび割れを防ぐことができる。
次に、土壁の中塗りに使用される。土壁の中塗りは、土壁の厚みを増し、強度を高めるために施されるものである。藁すさを土壁の中塗りに使用すると、藁すさが土壁の中に混ざり、土壁の強度を高めることができる。
最後に、土壁の上塗りに使用される。土壁の上塗りは、土壁の表面を美しく仕上げるために施されるものである。藁すさを土壁の上塗りに使用すると、藁すさが土壁の表面に模様を付けることができ、土壁を美しく仕上げることができる。
