建築用語『荒目砂』とは？
建築を知りたい
「荒目砂」とは何ですか?
建築物研究家
「荒目砂」とは、0〜5mmの粒度の砂を指すよ。
建築を知りたい
荒目砂はコンクリートの細骨材として使われるほかに、左官砂としても使われるのですね。
建築物研究家
そうだね。砂場の砂としても使われているのが荒目砂だよ。
荒目砂とは。
荒目砂とは、粒度が0〜5mmの砂を指します。また、粗目砂や粗砂とも呼ばれます。コンクリートの細骨材や左官砂、砂場の砂としても使われています。コンクリートには、より細かい細目砂（粒度0〜2mm）が使われることもあります。コンクリートやモルタルの場合、増量することは大きな意義を持ちます。強度を保つことができるのであれば、単価の安い細骨材で増量することで経済性を高めることができます。粗骨材は粒度が粗いため、充填性に難が生じます。そこで、細骨材を使うことで充填性や品質を高めることができます。
荒目砂の用途
荒目砂の用途は多岐にわたります。建設業界では、コンクリートやモルタルの細骨材として使用されることが多いです。コンクリートやモルタルは、水、セメント、細骨材、粗骨材を混ぜて作られます。細骨材は、コンクリートやモルタルに強さと耐久性を与えるために使用されます。荒目砂は、コンクリートやモルタルの強度を保ちながら、経済性を高めるために使用されます。また、左官砂としても使用されることがあります。左官砂は、壁や天井を塗る際に使用される砂です。荒目砂は、左官砂に適した粒度と形状をしています。さらに、砂場の砂としても使用されています。荒目砂は、粒子が細かく、鋭利ではないため、子供たちが安全に遊ぶことができます。
コンクリートにおける荒目砂の役割
コンクリートにおける荒目砂の役割は、主に3つあります。1つ目は、コンクリートの強度を保つことです。コンクリートは、セメント、砂、砂利などを混ぜて作られる材料ですが、荒目砂はコンクリートの骨格を形成する重要な成分です。荒目砂がコンクリートに入っていることで、コンクリートの強度を高めることができます。
2つ目の役割は、コンクリートの流動性を高めることです。コンクリートは、施工時には流動性のある液体ですが、荒目砂が入っていることで、コンクリートの流動性を高めることができます。コンクリートの流動性を高めることで、コンクリートの打設が容易になり、施工性を向上させることができます。
3つ目の役割は、コンクリートのコストを削減することです。コンクリートの材料の中では、セメントが最も高価な材料ですが、荒目砂は比較的安価な材料です。コンクリートの製造時には、セメントと砂の比率を調整して、コンクリートの強度とコストを調整することができます。荒目砂の比率を高めることで、コンクリートのコストを削減することができます。
荒目砂の経済性
建築において、粗骨材を増量することは、単価の安い細骨材で増量することで、経済性を高めることが可能だ。荒目砂とは0〜5mmの粒度の砂を指し、コンクリートの細骨材としてよく使われる。コンクリートの場合、さらに細かい細目砂が用いられることがあるが、これは粒度が0〜2mmのサイズとなる。粗骨材は粒度が荒いため、どうしても充填性に難が出てくる。そこで、荒目砂を使うことで、充填性や品質を高めることができる。荒目砂は、粗目砂や粗砂と書かれることもある。左官砂としても用いられることが多く、砂場の砂としても使われているのは、この荒目砂だ。