端柄材とは?役割と種類を解説
建築物研究家
「端柄材」について説明してください。
建築を知りたい
「端柄材」とは、大きな材料を製材したあとの原木の残った部分から取る小さな角材や板材の総称です。
建築物研究家
「端柄材」には、どのような部材が含まれますか?
建築を知りたい
筋違、間柱、まぐさ、窓台などがこれに当たります。
端柄材とは。
端材とは、大きな材料を製材した後の残り材から取る小さな角材や板材の総称です。羽柄材とも呼ばれます。構造材や造作材などの仕上げ材に含まれない、比較的小さい部材のことを指します。
筋交い、間柱、まぐさ、窓台などが端材に当たります。筋交いは、柱と桁、梁に斜めに渡して補強する部材です。間柱は、文字通り柱と柱の間に入れる垂直材で、壁の一部になります。まぐさは、開口部の上部にある柱の間に渡した横架材です。窓台は、まぐさと対になる部材です。
端材は、これらの部材のように柱や梁の間に入れられることが多いのです。端材は金額が小さく、設計時に数量も確定しにくいことから、見積もり時には詳細に記載せず、端材一式として計上される場合もあります。
端柄材とは何か
端柄材とは、製材した大きな木材の残った部分からできる小さな角材や板材の総称です。筋違、間柱、まぐさ、窓台などがこれに当たります。桁と梁の間、柱と柱の間などに入れて、構造材を補強する役割があります。
筋違は、柱や梁に斜めに渡され、建物の強度を確保する役割があります。間柱は、文字通り柱と柱の間に入れられる部材で、壁の一部を構成します。まぐさは、開口の上部に渡される横架材で、窓台はまぐさと対になる部材です。
端柄材の役割
端柄材の役割は、構造材や造作材などの仕上げ材に含まれない、比較的小さい部材であることだ。筋違、間柱、まぐさ、窓台などがこれに当たる。筋違は柱と桁、梁に斜めに渡して欠ける部材だ。間柱は、文字通り柱と柱の間に入れる垂直材で、壁の一部になる。また、まぐさは開口上部にある脚らの間に渡した横架材で、窓台はまぐさと対になる部材である。このように柱や梁の間に入れられる部材が多い。これらの部材は金額が小さく、設計時に数量も確定しにくいことから、見積り時には詳細に記載せず、羽柄材一式として計上される場合もある。
端柄材の見積もり方法
端柄材の見積もり方法
端柄材の見積もり方法は、一般的に単価を掛け合わせて求めます。単価は、材種や寸法によって異なります。例えば、杉の1寸角の端柄材の単価は、1本あたり100円程度です。端柄材の数量は、建物の規模や形状によって異なります。一般的に、木造住宅の場合、端柄材の数量は、延べ床面積の10%程度と言われています。端柄材の見積もり額は、単価と数量を掛け合わせて求めます。例えば、延べ床面積が100平方メートルの木造住宅の場合、端柄材の見積もり額は、100万円程度になります。端柄材の見積もり額は、あくまでも目安です。実際の端柄材の見積もり額は、材種や寸法、数量などによって異なります。