建築用語『ニス』とは?

建築用語『ニス』とは?

建築を知りたい

ニスはどんな塗料ですか?

建築物研究家

ニスとは、顔料を含まない透明な塗料のことです。木材などの材料の表面を保護するために使用されます。

建築を知りたい

ニスにはどんな種類がありますか?

建築物研究家

速乾ニス、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなどがあります。

ニスとは。

ニスとは、木材などの表面を保護するために使用される透明な塗料のことです。速乾ニス、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなど、さまざまな種類があります。

ニスは、もともと英語の「Varnish」が日本語に入り、「ワニス」と呼ばれるようになりました。その後、短縮して「ニス」とも呼ばれるようになりました。

ニスは、樹脂と乾性油に、鉱物由来の有機溶剤やテンピン油などの溶剤を混ぜた物でできています。最近では、溶剤と樹脂の進歩により、さまざまな形ニスがあります。

ニスは、ペンキとは異なり、色は付きません。透明な膜を形成するため、下地がきれいに透けて見え、光沢のある仕上がりになります。ただし、「カラーニス」の場合は、ニスに着色料が混ぜ合わせられているため、一度塗るだけで色が付き、かつニスの光沢のある仕上がりとなります。

ニスの定義

ニスの定義

「ニス」とは顔料を含まない透明な塗料のことです。木材などの材料の表面を保護するために使用されます。速乾ニスをはじめ、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなどがあります。もともとは英語の「Varnish」が日本語に入り「ワニス」と呼ばれるようになり、その後短縮して「ニス」とも呼ばれるようになりました

樹脂と乾性油に鉱物由来の有機溶剤やテンピン油などの溶剤を混ぜた物が一般的です。最近では、溶剤と樹脂の進歩により様々な形のニスもある。ペンキと違って色は付かない透明な膜を形成し、下地がきれいに透けて見え、光沢のある仕上がり。しかし「カラーニス」の場合は、ニスに着色料が混ぜ合わせられているため、一度塗るだけで色が付き、かつニスの光沢のある仕上がりとなります。

ニスの種類

ニスの種類

ニスの種類

ニスには、速乾ニス、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなど、さまざまな種類があります。速乾ニスは、その名の通り乾くのが早く、手軽に使用できます。ウレタンニスは、耐久性と耐水性に優れており、木製の家具やフローリングなどによく使用されます。クリアラッカーは、透明で光沢のある仕上がりになるのが特徴で、金属やプラスチックなどの表面によく使用されます。水性ニスは、水で希釈することができるため、環境にも優しいのが特徴です。

ニスの歴史

ニスの歴史

ニスの歴史は古く、古代エジプトやギリシャ時代から存在していたとされる。その当時は、木材や石材の表面を保護するために使用されていた。その後、15世紀頃には、ヨーロッパでニスが広く普及し始め、家具や装飾品など様々な用途に使用されるようになった。また、18世紀には、イギリスで速乾性のニスが開発され、その人気に拍車がかかった。

19世紀になると、工業化の進展に伴い、ニスは大量生産されるようになり、より身近なものとなった。現在では、ニスは木材の表面を保護するために欠かせない材料として、広く使用されている。

まとめ

まとめ

建築用語『ニス』とは、顔料を含まない透明な塗料のこと。木材などの材料の表面を保護するために使用されます。 速乾ニスをはじめ、ウレタンニス、クリアラッカー、水性ニスなどがあります。 もともとは英語の「Varnish」が日本語に入り「ワニス」と呼ばれるようになり、その後短縮して「ニス」とも呼ばれるようになりました。 ニスは樹脂と乾性油に鉱物由来の有機溶剤やテンピン油などの溶剤を混ぜた物が一般的です。 最近では、溶剤と樹脂の進歩により様々な形、種類のニスがあります。 ニスはペンキとは異なり色は付きません。 ニスが塗られると透明な膜を形成し、下地がきれいに透けて見え、光沢のある仕上がりになります。 しかし「カラーニス」の場合は、ニスに着色料が混ぜ合わせられているため、一度塗るだけで色が付き、かつニスの光沢のある仕上がりとなります。