芯材・心材とは?建築用語の基礎知識
建築物研究家
建築用語『芯材・心材』とは、丸太を木口から見たときに、樹木の中心に近い部分から取った濃い色をした木材のことです。
建築を知りたい
それは、樹木が成長する過程で、中心部の細胞が死んで硬い木質が形成されることでできる部分のことですか?
建築物研究家
はい、その通りです。芯材は、樹木の中心部に位置する部分で、成長の停止により死んだ細胞に組み込まれる化学物質によって硬い木質が形成されたものです。
建築を知りたい
なるほど、芯材は、樹木の中心部にある、硬くて腐りにくい部分なんですね。
芯材・心材とは。
芯材とは、丸太の中心に近い部分から取った濃い色の木材のことです。樹木は、年々外側に新しい細胞ができて太く成長します。このとき、樹の中心部は成長が止まり、死んだ細胞によって硬い木質が形成され、黄色や褐色に変色します。この部分が芯材なのです。
芯材は、樹脂が多くて腐りにくいといった特徴があり、良質な部分とされています。また、樹種によっては赤い色になることから「赤身」とも呼ばれます。
反対語は、木口の中で周辺部の部分である「辺材」です。辺材は、芯材よりも柔らかく、淡い色をしています。合板のコア材やフラッシュ中桟も、辺材に分類されます。
家具の骨組みに使われる木材のことも芯材と呼ぶことがあります。この場合の芯材は、木材の中心部ではなく、木材の強度を高めるために使用される木材のことです。
芯材・心材とは?
芯材・心材とは、丸太を木口から見たときに、樹木の中心に近い部分から取った濃い色をした木材のことです。樹木は毎年、外側に新しい細胞ができ、太く成長します。その際、樹木の中心部は、成長の停止により死んだ細胞に組み込まれる化学物質によって硬い木質が形成され、黄色や褐色に変色します。この部分が芯材です。樹脂が多くて腐りにくいといった特徴があり、良質な部分とされています。樹種によっては赤い色になることから「赤身」とも呼ばれます。反対語は、樹木の材に中で、周辺部の部分である「辺材」です。合板のサンドイッチ構造になっているコア材や、フラッシュ中桟などが含まれます。また、家具の骨組みに使われる木材のことも芯材と呼びます。
芯材・心材の特徴
芯材・心材の特徴
芯材は、樹木の中心に近い部分から取った濃い色をした木材です。樹木は毎年、外側に新しい細胞ができ、太く成長します。その際、樹木の中心部は、成長の停止により死んだ細胞に組み込まれる化学物質によって硬い木質が形成され、黄色や褐色に変色します。この部分が芯材です。芯材と反対側は辺材と呼ばれます。芯材は、樹脂が多くて腐りにくいといった特徴があり、良質な部分とされています。樹種によっては赤い色になることから「赤身」とも呼ばれます。合板のサンドイッチ構造になっているコア材や、フラッシュ中桟などが含まれます。また、家具の骨組みに使われる木材のことも芯材と呼びます。
芯材・心材の用途
芯材・心材は、その耐久性と強さから、さまざまな用途に使用されています。最も一般的な用途の1つは、家の柱や梁など、構造的な要素です。また、床板や家具、キャビネットなどの装飾的な要素にも使用されます。
芯材・心材は、密度が高く、辺材よりも硬いので、傷やへこみに強く、腐敗にも強いという特徴があります。また、寸法安定性にも優れているため、反りや歪みが起こりにくく、長期間使用することができます。
芯材・心材は、主に針葉樹の樹種から作られますが、広葉樹の樹種から作られる場合もあります。針葉樹の芯材・心材は、広葉樹の芯材・心材よりも一般的に使用されており、その代表的なものとしてアカマツやスギ、ヒノキなどがあります。広葉樹の芯材・心材は、ナラやカエデ、ブナなどがよく使用されます。
芯材・心材のメリット
芯材・心材は、樹木の成長が停止した中心部の木材であり、辺材よりも硬く、腐りにくいという特徴があります。また、樹種によっては赤い色になることから「赤身」とも呼ばれています。芯材・心材は、家具や建具、フローリングなどの建築資材として広く使用されています。
芯材・心材のメリットは、以下のとおりです。
・硬く、耐久性がある。
・腐りにくい。
・美しい木目を持っている。
・加工しやすい。
芯材・心材は、建築資材として非常に有用な木材です。
芯材・心材のデメリット
芯材・心材のデメリット
芯材は、辺材よりも硬く、耐久性が高いという特徴がありますが、その一方で、加工が難しいというデメリットがあります。また、芯材は辺材よりも収縮率が大きく、乾燥時に割れやすくなるという問題もあります。さらに、芯材は辺材よりも樹脂が多く含まれているため、油性塗料を塗るときには注意が必要です。油性塗料は、樹脂に対して反応して、塗膜が剥がれたり、変色したりすることがあります。