ラスボードとは?役割と特徴を解説
建築物研究家
「ラスボード」とは、左官用下地材のことです。どのような役割を果たす建材か説明できますか。
建築を知りたい
はい。ラスボードは、左官塗りができるように加工された石膏ボードの下地材です。主に和室の壁の下地材として使われます。
建築物研究家
そうですね。また、ラスボードはカッターで切れ目を入れることができるため、簡単に切断ができ、施工性が優れていることも特徴です。木舞下地が主流だった時代に、ラスボードが普及したことで、木舞下地を作る職人さんはほとんどいなくなりました。
建築を知りたい
なるほど、ラスボードは、左官塗りを行うための下地材として、和室を中心に使用されることが多いのですね。また、施工性の良さから、木舞下地にとって代わった建材なんですね。
ラスボードとは。
ラスボードとは、左官用の下地材のことです。型押し加工によって作られた石膏ボードの下地材で、長方形のくぼみが付けられています。左官塗りができるような加工がされており、和室の壁の下地材として使われることが多いです。簡単に切断できることから施工性が良い上、主成分である石膏は酸性なので、付着する金属を錆びさせてしまいます。そのため、釘や金物を使用する場合は、必ず亜鉛メッキされた物かステンレスでなければなりません。
ラスボードとは何か
ラスボードとは、左官用下地材のことです。石膏ボードの下地材として使われており、長方形のくぼみが付けられています。このくぼみは左官塗りができるように加工されています。ラスボードは木舞下地に代わる新しい左官下地材として開発されたものです。木舞下地は、木製の棒を壁に打ち付けて作る下地です。ラスボードは、木舞下地よりも施工性が良く、コストも安く済みます。ラスボードは、カッターで切れ目を入れることができ、簡単に切断することができます。そのため、施工性が非常に高いです。木舞下地を作る職人はほとんどいなくなりました。
ラスボードの役割
ラスボードの役割とは、左官作業における下地を作り出すことです。 ラスボードは、左官塗りができる下地材として使用され、特に和室の壁の下地材として頻繁に使用されています。また、ラスボードはカッターで切れ目を入れることができ、簡単に切断することができるため、施工性が高いという特徴があります。もともと、左官作業の下地材といえば木舞下地が一般的でしたが、ラスボードの普及により、木舞下地を作る職人はほとんどいなくなりました。ラスボードの主成分である石膏は酸性であるため、付着する金属を錆びさせてしまうことになります。これが大きな問題になることから、釘や金物を使用する場合には、必ず亜鉛メッキされた物かステンレスのものでなければなりません。
ラスボードの特徴
ラスボードの特徴とは、和室の壁の下地材として広く使われている左官用下地材です。型押し加工によって作られた石膏ボードの下地材で、長方形のくぼみが付けられています。このくぼみが左官塗りがしやすくなっており、和室の壁の下地材として最適とされています。
ラスボードはカッターで切れ目を入れることができるようになっており、簡単に切断できます。そのため施工性が高く、短期間で施工を終えることができます。また、ラスボードは木舞下地に比べて軽量で、耐火性にも優れています。
ラスボードのもう一つの特徴は、主成分である石膏が酸性であることです。そのため、ラスボードに付着する金属を錆びさせてしまいます。これが大きな問題になることから、ラスボードに釘や金物を使用する場合には、必ず亜鉛メッキされた物かステンレスでなければなりません。
ラスボードの施工方法
ラスボードの施工方法
ラスボードの施工方法は、木製の骨組みである下地にラスボードを固定することから始まります。ラスボードは、専用の釘やビスを使用して下地に固定します。ラスボードを固定した後は、ラスボードの継ぎ目を専用のテープで塞ぎます。継ぎ目を塞ぐことで、ラスボードの強度を高めるとともに、左官塗りの際にモルタルが漏れるのを防ぎます。
ラスボードに左官塗りを施す前に、ラスボードの表面を水で濡らして湿らせておきます。ラスボードが湿っている状態だと、左官塗りがしやすくなり、塗ったモルタルがしっかりと密着します。ラスボードに左官塗りを施す際には、左官ごてを使用してモルタルをラスボードの表面に塗り広げていきます。
左官塗りが終わったら、モルタルが乾くのを待ってから仕上げ作業を行います。仕上げ作業としては、モルタルの表面を平らに整えたり、サンドペーパーで表面を研磨したりします。仕上げ作業が完了したら、ラスボードの施工は完了です。
ラスボードを使用する際の注意点
ラスボードを使用する際の注意点
ラスボードは、左官塗りができるような加工が施された石膏ボードの下地材です。施工性が高く、カッターで簡単に切断することができます。しかし、ラスボードを使用する際には、いくつかの注意点があります。
まず、ラスボードは主成分である石膏が酸性であり、付着する金属を錆びさせてしまうことに注意が必要です。そのため、釘や金物を使用する場合には、必ず亜鉛メッキされた物かステンレス製のものを使用してください。
また、ラスボードは湿気に弱いため、水回りや屋外での使用には適していません。湿気の多い場所で使用すると、石膏が溶け出してしまい、ラスボードが崩れてしまうことがあります。
さらに、ラスボードは衝撃に弱いため、強い力が加わると割れてしまうことがあります。そのため、ラスボードの上を歩いたり、重い物を置いたりすることは避けてください。
ラスボードを使用する際には、これらの注意点を守って正しく施工するようにしましょう。