建築用語『スタッド』とは?

建築用語『スタッド』とは?

建築を知りたい

先生、『スタッド』について教えてください。

建築物研究家

スタッドとは、間仕切り壁を用いる際に取り付けられる柱材のことです。鉄骨というよりは、鉄板を曲げたような物で、壁の下地にするものです。

建築を知りたい

なるほど、スタッドは壁の下地になるのですね。ちなみに、スタッドはどの程度の感覚で取り付けられているのでしょうか?

建築物研究家

スタッドは、一般的に45cm間隔で建てられています。これは、石膏ボードを貼るのに適した間隔だからです。

スタッドとは。

・スタッドとは、間仕切り壁を設置する際に使われる柱材のことです。鉄板を曲げたような形状をしていて、壁の下地として使われます。通常、45cmの間隔で取り付けられ、石膏ボードを貼るために使用されます。

・鉄骨造りの建物では、梁とコンクリートスラブを一体化させるために、溶接されたボルトのことをスタッドと呼びます。また、根巻きコンクリートを鉄骨柱一体化させる場合にも、鉄骨柱にスタッドを溶接しておくことがあります。

・耐震工事の分野では、鉄骨ブレースを取り付けて無収縮モルタルを圧入していく工法があります。この工法では、スパイラル筋を内部に配筋しますが、鉄骨ブレースにスタッドを取り付けることでさらなる一体化を図ることができるため、多くの場合で取り付けられています。

スタッドの意味

スタッドの意味

「スタッド」とは、間仕切り壁を用いる際に取り付けられる柱材となるものを指します。 鉄骨というよりは、鉄板を曲げたような物で、壁の下地にするものです。45cm間隔で建てられて、石膏ボードを貼るために使用されます。

鉄骨造りで梁とコンクリートスラブを一体化させるために、溶接してあるボルトのこともスタッドと呼びます。根巻きコンクリートを鉄骨柱一体化させる場合にも、鉄骨柱にスタッドを溶接しておくことになります。

耐震工事の中でも、鉄骨ブレースを取り付けて無収縮モルタルを圧入していく工法があります。このとき、スパイラル筋を内部に配筋しますが、鉄骨ブレースにスタッドを取り付けておくことで、さらなる一体化を図ることができるため、取り付けられていることが多いです。

スタッドの使い方

スタッドの使い方

スタッドの使い方は、主に2つあります。1つは、間仕切り壁の下地にする方法です。この場合、スタッドは45cm間隔で建てられ、石膏ボードを貼るために使用されます。もう1つは、鉄骨造りで梁とコンクリートスラブを一体化させるために、溶接してあるボルトのことです。この場合、スタッドは、根巻きコンクリートを鉄骨柱一体化させる場合にも、鉄骨柱に溶接しておきます。また、耐震工事の中でも、鉄骨ブレースを取り付けて無収縮モルタルを圧入していく工法がありますが、このときにもスタッドを使用します。スパイラル筋を内部に配筋しますが、鉄骨ブレースにスタッドを取り付けることで、さらなる一体化を図ることができます。

スタッドの種類

スタッドの種類

スタッドの種類

スタッドは、その使用目的や形状に応じてさまざまな種類があります。一般的に、間仕切り壁に使われるスタッドは、C型鋼やL型鋼で作られています。C型鋼は、断面が「C」の形をしたもので、軽量で強度があるのが特徴です。L型鋼は、断面が「L」の形をしたもので、C型鋼よりも強度があり、開口部やコーナー部分に使用されます。また、鉄筋コンクリート造の建物で使用されるスタッドは、鉄筋やワイヤーメッシュで作られています。鉄筋コンクリート造のスタッドは、コンクリートの強度を高め、ひび割れを防ぐ役割を果たしています。

スタッドの施工方法

スタッドの施工方法

スタッドの施工方法は、主に間仕切り壁の設置に使用されます。まず、スタッドを45cm間隔で立てていきます。次に、スタッドに石膏ボードを貼り付けます。石膏ボードは、ビスや釘でスタッドに固定することができます。また、スタッドは、鉄骨造りの梁とコンクリートスラブを一体化させるためにも使用されます。この場合、スタッドを梁に溶接して固定します。さらに、スタッドは、耐震工事でも使用されます。耐震工事では、鉄骨ブレースを取り付けて無収縮モルタルを圧入していきます。このとき、鉄骨ブレースにスタッドを取り付けておくことで、さらなる一体化を図ることができます。

スタッドの耐震性

スタッドの耐震性

スタッドの耐震性
スタッドは、鉄骨ブレースに取り付けることで、耐震性を向上させることができます。鉄骨ブレースは、地震の揺れを建物に伝わりにくくする役割を果たしていますが、スタッドを取り付けることで、鉄骨ブレースと無収縮モルタルの一体化を図り、耐震性をさらに高めることができます。スパイラル筋を内部に配筋することで、鉄骨ブレースと無収縮モルタルの一体化を図ることができます。また、スタッドを取り付けることで、鉄骨ブレースと無収縮モルタルの一体化を図り、さらなる耐震性を確保することができます。