木ゴテとは?仕上げの種類と特徴

木ゴテとは?仕上げの種類と特徴

建築物研究家

木ゴテとは、漆喰や壁土などを塗るコテのことです。主に下地塗りや左官工事に用いられます。木ゴテで押さえたままの仕上げは木ゴテ仕上げと言います。

建築を知りたい

木ゴテ仕上げって、どんな仕上がりになるんですか?

建築物研究家

木ゴテ仕上げは、金ゴテ仕上げのようにツルツルにはならず、ザラザラした表面になります。素朴で温かみのある仕上がりになるので、和風の建物や店舗などの内装に多く使用されています。

建築を知りたい

木ゴテ仕上げは、和風な建物に合うんですね。今度、和風な建物を見かけたら、木ゴテ仕上げかどうかチェックしてみます!

木ゴテとは。

木ゴテとは、刃の部分がヒノキ材などで作られた漆喰や壁土などを塗るコテのことである。主に下地塗りに使われ、大きさは通常300ミリ程度のものが多い。コテには木ゴテと金ゴテの2種類があり、木ゴテで押さえて仕上げたものを木ゴテ仕上げという。ただし、モルタルやコンクリートは何かしらしないと平らにならず、通常は木ゴテでならすので自然に木ゴテ仕上げとなり、あえて仕上げとは言わない。木ゴテでならした後は、金ゴテ仕上げのようにツルツルにはならず、ザラザラした表面となる。金ゴテ仕上げの下押さえなどでも使用される。最近はプラスチック製のモルタルゴテもよく使われる。木ゴテ仕上げと金ゴテ仕上げでは、施工単価が異なる。

木ゴテとは

木ゴテとは

木ゴテとは、漆喰や壁土などを塗るコテの一種で、刃の部分がヒノキ材などで作られています。主に下地塗りに用いられ、おおむね300ミリくらいの大きさの物が多くあります。コテは大きく分けて木ゴテと金ゴテの2種類があり、木ゴテで押さえたままの仕上げは木ゴテ仕上げと言います。ただし、モルタルやコンクリートは何かしらしないと平らにならず、通常は木ゴテでならすので自然に木ゴテ仕上げになっており、あえて仕上げとは言いません。木ゴテでならした後は、金ゴテ仕上げのようにツルツルにはならず、ザラザラした表面になります。金ゴテ仕上げの下押さえなどでも使われるのが木ゴテです。最近はプラスチック製のモルタルゴテが利用されることも多くあります。木ゴテ仕上げと金ゴテ仕上げでは、施工単価が異なる場合があります。

木ゴテの種類

木ゴテの種類

大見出し「建築用語『木ゴテ』」の下に作られた小見出しの「木ゴテの種類」について説明します。

木ゴテは、刃の部分がヒノキ材などでできた漆喰や、壁土などを塗るコテです。主に下地塗りに用いられ、おおむね300ミリくらいの大きさの物が多いです。コテは大きく分けて、木ゴテと金ゴテの2種類があり、木ゴテで押さえたままの仕上げは、木ゴテ仕上げと言います。ただし、モルタルやコンクリートは何かしらしないと平らにならず、通常は木ゴテでならすので自然に木ゴテ仕上げになっており、あえて仕上げとは言いません。木ゴテでならした後は、金ゴテ仕上げのようにツルツルにはならず、ザラザラした表面になります。金ゴテ仕上げの下押さえなどでも使われます。最近はプラスチック製のモルタルゴテが利用されることも多いです。木ゴテ仕上げと金ゴテ仕上げでは、施工単価が異なります。

金ゴテ仕上げとの違い

金ゴテ仕上げとの違い

木ゴテ仕上げと金ゴテ仕上げは、どちらも壁や天井を仕上げるための技法ですが、仕上がりや施工単価が異なります。

木ゴテ仕上げは、木ゴテを使って塗った漆喰や壁土をそのまま仕上げる方法です。金ゴテ仕上げは、木ゴテで塗った漆喰や壁土を金ゴテで押さえて仕上げる方法です。

木ゴテ仕上げは、金ゴテ仕上げよりもザラザラとした表面になり、素朴な風合いが特徴です。金ゴテ仕上げは、ツルツルとした表面になり、上品な風合いが特徴です。

施工単価は、木ゴテ仕上げよりも金ゴテ仕上げの方が高くなります。これは、金ゴテで押さえる作業が手間がかかるためです。

どちらの仕上げ方法を選ぶかは、建物の雰囲気や予算によって異なります。素朴な風合いを求めるなら木ゴテ仕上げ、上品な風合いを求めるなら金ゴテ仕上げがおすすめです。

施工単価の違い

施工単価の違い

木ゴテ仕上げと金ゴテ仕上げでは、施工単価が異なります。 木ゴテ仕上げは、木ゴテで押さえたままの仕上げであるため、金ゴテ仕上げよりも工程が少なく、施工単価が安くなります。一方、金ゴテ仕上げは、木ゴテ仕上げよりも手間がかかるため、施工単価が高くなります。

また、木ゴテと金ゴテでは、仕上がりも異なります。 木ゴテ仕上げは、金ゴテ仕上げよりもザラザラとした表面になります。これは、木ゴテでは金ゴテほど表面を滑らかに仕上げることができないためです。しかし、木ゴテ仕上げは、金ゴテ仕上げよりも素朴な風合いがあるため、好まれることもあります。

最終的にどちらの仕上げを選択するかは、予算や仕上がりなどの希望を考慮して決めることになります。