小口積みとは?ドイツ積みとの違い

小口積みとは?ドイツ積みとの違い

建築を知りたい

「小口積み」とは、どのようなレンガの積み方ですか?

建築物研究家

小口積みとは、レンガの積み方のひとつで、レンガの小口のみを見せるように積んでいく方法のことです。ジグザグに積み上げていくことから、千鳥とも呼ばれています。

建築を知りたい

小口積みは、どのような建物に使われているのですか?

建築物研究家

小口積みは、大型の建物よりも小規模な物に多く使われてきました。しかし、東京駅は、小口積みで作られた大型の建築物として有名です。

小口積みとは。

小口積みとは、レンガを小端(小口)だけにを見せるように積んでいく積方法です。ドイツ積みとも呼ばれます。千鳥積みとも呼ばれますが、小口だけを前面に出すため、大型の建物よりも小規模な物に多く使用されてきました。大型の建築物としては、東京駅が小口積みで作られています。東京駅は、日本最大の鉄骨レンガ構造であり、小口だけを前面に出してくるため、壁を曲面にすることに適していることから、東京駅のような作りを実現することができました。日本の近代建築の父と呼ばれる辰野金吾が設計した建物です。小口をそろえることでレンガの長手の長さが壁厚となるため、厚くなることから構造的な強度も保つことができます。

小口積みとドイツ積みの違い

小口積みとドイツ積みの違い

小口積みとドイツ積みは同義語です。小口積みの別名は「ドイツ積み」です。小口積みは、レンガの積み方のひとつで、レンガの長手の部分ではなく、小口の部分だけを見せるように積み上げていく方法です。

写真でよく観る一般的なレンガの積まれ方は、レンガの長手と短い側面が交互に積み上げられているのがわかります。これが標準的なレンガの積まれ方ですが、小口積みの場合は異なります。

小口積みはジグザグに積み上げていくため、千鳥とも呼ばれています。しかし、千鳥積みの場合はレンガの長手と短い側面が交互に積み上げられているのに対し、小口積みの場合は小口だけを前面に出して積んでいきます。そのため、大型の建物よりも小規模な物に多く使われてきました。

大型の建築物としては、東京駅が小口積みで作られています。日本最大の鉄骨レンガ構造であり、小口だけを前面に出してくるため、壁を曲面にすることに適していることから、東京駅のような作りを実現できるのです。日本の近代建築の父と呼ばれる辰野金吾が設計しました。

小口をそろえることでレンガの長手の長さが壁厚となるため、厚くなることから構造的な強度も保つことができます。

小口積みのメリットとデメリット

小口積みのメリットとデメリット

小口積みのメリット

小口積みは、レンガの積み方のひとつで、ドイツ積みとも呼ばれる方法です。レンガの小口だけを見せるように積んでいくのが特徴で、ジグザグに積み上げていきます。千鳥とも呼ばれますが、小口だけを前面に出すため、大型の建物よりも小規模な物に多く使われてきました。

小口積みのメリットは、装飾性に優れていることです。レンガの小口のみを見せることで、独特の表情を作り出すことができます。また、強度が高いというメリットもあります。小口をそろえることでレンガの長手の長さが壁厚となるため、厚くなることから構造的な強度も保つことができます。

例えば、東京駅は小口積みで作られた、日本最大の鉄骨レンガ構造です。小口だけを前面に出してくるため、壁を曲面にすることに適しており、東京駅のような作りを実現することができました。日本の近代建築の父と呼ばれる辰野金吾が設計したことで有名です。

小口積みのデメリット

小口積みのデメリットとしては、施工が難しいという点が挙げられます。小口だけを前面に出すため、レンガを正確に積んでいく必要があります。また材料費が高いというデメリットもあります。レンガの表面積が大きいため、使用するレンガの量が多くなってしまいます。

さらに、小口積みは壁厚が大きくなるため、居住空間が狭くなってしまうというデメリットもあります。また、小口積みはレンガの継ぎ目が目立ちやすいというデメリットもあります。そのため、外観をきれいに保つためには、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

小口積みで作られた有名な建築物

小口積みで作られた有名な建築物

小口積みで作られた有名な建築物は、東京駅です。東京駅は、日本最大の鉄骨レンガ構造であり、小口だけを前面に出してくるため、壁を曲面にすることに適しています。そのため、東京駅のような作りを実現することができました。東京駅は、日本の近代建築の父と呼ばれる辰野金吾が設計しました。小口をそろえることで、レンガの長手の長さが壁厚となるため、厚くなることから構造的な強度も保つことができます。

小口積みの施工方法

小口積みの施工方法

小口積みとは、レンガの小口のみを見せるように積んでいくのが特徴で、ジグザグに積み上げていく積み方です。千鳥とも呼ばれますが、小口だけを前面に出すため、大型の建物よりも小規模な物に多く使われてきました。大型の建築物としては、東京駅が小口積みで作られました。日本最大の鉄骨レンガ構造であり、小口だけを前面に出してくるため、壁を曲面にすることに適していることから、東京駅のような作りを実現できるのです。日本の近代建築の父と呼ばれる辰野金吾が設計しました。小口をそろえることでレンガの長手の長さが壁厚となるため、厚くなることから構造的な強度も保つことができます。

小口積みは、まず基礎を造り、その上にレンガを積んでいきます。レンガを積む際には、モルタルを使用します。モルタルは、セメント、砂、水を混ぜたもので、レンガ同士を接着するのに使用します。レンガを積む際には、水平器を使用して、レンガが水平になるように注意しながら積んでいきます。また、レンガを積む際には、小口が一直線になるように注意しながら積んでいきます。小口積みは、レンガの積み方としては比較的簡単ですが、きれいに仕上げるためには、注意が必要です。