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建築の工法について

軸組図とは?

軸組図とは、木造軸組工法の構造を示している図面のことです。縮尺は1/100程度で作られることが多く、横から見た姿図であり、通りごとの骨組みが分かるようになっています。構造図面のひとつであることから、構成状態を立体化することができるのが軸組図です。そのため、柱や梁といった部材の位置が分かるようになっています。現在はプレカットの施工図が代用されることが多くなり、使われることが少なくなりました。実際に建物を建てるための情報が書き込まれており、コンクリート造りでも使われることがありますが、木造軸組工法に比べると重要性ははるかに低いです。軸組図は、施工者が建物を建てるために必要となる物であり、施工手順といったことも軸組図から考えることができます。
建材と資材について

樹脂含浸コンクリートとは何か?その特徴と施工方法

樹脂含浸コンクリートとは、コンクリートの表面に樹脂を含浸させ、表面に機能を付加したコンクリートのことである。樹脂を含浸させることによって、塩分などの侵入を低減でき、凍結融解や塩害、アルカリ骨材反応による補修及び劣化防止、地下構造物の止水や防水を行える。表面含浸コンクリートは、表面被覆コンクリートと比較すると施工作業が容易で、工期が短期間で済み、施工費も安価であるという特徴がある。また、無色透明な材料を用いるため、構造物の外観を損ねることなくコンクリートの表層を改質できることが最大のメリットである。また、施工後もコンクリート表面を目視で観察できるため、日常点検を行える利点もある。含浸材にはシラン系、ケイ酸塩系の物が用いられる。
関連法規について

建築用語『家庭用品品質表示法』について知ろう!

家庭用品品質表示法とは、品質表示に関する法律のことです。家庭用品が対象であり、適正な品質になるようにするための法律で、消費者の利益を保護することが目的となっています。日常使用する物の中でも、品質の識別が特に必要となる品目について表示方法を定めていますが、繊維製品や合成樹脂製品、家電器具、雑貨工業品といった物が対象となっています。品質を見定めることが難しい物に関しても指定して表示事項を定めてあります。非常に多岐にわたる製品が対象となっており、衣類に付けられている洗濯表示は代表的な物です。消費者のニーズやライフスタイルの変化、技術革新といったことによって必要とされる情報が変わってくるため、見直しも行なわれています。
住宅の部位について

造作とは?建築用語で知っておきたいその意味

造作とは、建築工事の分野において、室内における仕上げ前の工程を指す言葉です。 天井、壁、床などの下地作業から、階段や建具枠の取り付け工事、敷居、鴨居、長押などの大工による工事、出窓のカウンター、造り付け家具、ドア枠など、現場で加工して取り付ける工事などが含まれます。クロスや壁紙などの仕上げ材を貼ることは除かれます。柱や梁といった主要構造部以外の仕上げ工事の総称となっており、建物内部を構成する設備や部材のことも造作と呼びます。設備としては水道設備や空調設備、部材は建具、床、畳、鴨居などが当たります。また、建築することを「造作する」と言うこともあります。造作を使った言葉として「造作買取請求権」というものがあり、これは、借家契約が終了するときに借家人が建物に備え付けた造作を家主に時価で買い取らせることのできる権利のことです。
建築の設備について

インテリジェントビルと建築の進化

インテリジェントビルの特徴インテリジェントビルとは、最先端の建築設備や高度な情報通信(IT)機能などを取り入れたビルのことです。インテリジェントビルの明確な定義はありませんが、空調、電気、セキュリティーなどの設備が自動的に制御されること、建物内に情報通信ネットワークを構築して、オフィスオートメーションやテレコミュニケーションに対応できることなどが特徴です。また、これらの特徴により省エネ、省コストも実現しています。 なお、現在ではほとんどの物件がオフィスのIT化に対応できるように作られているため、インテリジェントビルの概念は、従来の設計よりもさらに先進的な機能を有した物件のみを指す物に変化しつつあります。
建材と資材について

エラスタイトとは?建築用語を解説!

エラスタイトとは、アスファルト系材料で作られた伸縮目地に設置する板状の材料です。伸縮目地とは、コンクリートなどに温度変化による膨張・収縮や不同沈下などによって亀裂が発生すると予想される場合に、亀裂の影響を最小限にとどめるために弾力性を持たせた目地のことです。エラスタイトは、アスファルトの含有率が70%以上で、吸水性が僅少で耐蝕・耐候性に富んでおり、長期にわたって安定性を保持できます。また、空隙のない材料であり圧縮回復率が低いという短所がありましたが、近年では繊維質を配合することによって、圧縮回復性が大幅に向上しています。エラスタイトは、外壁や屋上などコンクリート、タイル、モルタルなどの各所に設置されています。
関連法規について

住宅事業建築主の判断基準とは?その特徴やメリットを解説

住宅事業建築主の判断基準とは、エネルギーの使用合理化に関する法律の一部を改正する法律において、新たに告示として設けられた基準です。戸建住宅の仕様や性能を決定し、設計、新築して販売する住宅事業建築主に対して、住宅の省エネ性能の平均について目標を定めた基準になります。すべての住宅建築主に断熱構造化などの措置を努力義務として課し、住宅の省エネルギー性能向上の誘導を図るものです。評価対象住宅の基準達成率は、地域区分や暖房方式、換気方式に応じて定められた基準一次エネルギー消費量を、評価対象住宅の一次エネルギー消費量で割ったものとなります。これらの平均値が100%を下回らないように努めることが求められています。
建築の設備について

サイホン式便器の仕組みと特徴

サイホン式便器の仕組みは、高低差のあるパイプの中を水で満たし、管が受ける気圧の影響を活用しています。排水トラップに原理を利用したもので、満水にすることにより、水流を作り汚物を排出する便器の方法です。留水面を広くできるメリットがあるため、その分だけ汚物をすぐに吸い込むことができるようになり、臭気も抑えることができます。汚物もつきにくくできるため、普及するようになりました。サイホン式には水を欠かすことができないため、付属のタンクから大量の水を流すことになります。留水面の大きさによっていろいろな種類が存在し、さらに強い水流を起こせるサイホンゼット式便器もサイホン式のひとつです。
建築の基礎知識について

建築用語『ユニティー』とは?意味や使い方を確認!

建築用語におけるユニティーとは、統一、一貫性、単一性、一致、調和を意味する概念です。建築デザインにおいて、様々な要素を組み合わせることで、まとまりがあり、調和のとれた空間を作り出すことを目指します。ユニティーを実現するためには、様々な要素を考慮する必要があります。例えば、建物の外観や内装のデザイン、素材や色使い、光の取り入れ方などが挙げられます。各要素を適切に組み合わせることで、空間全体の統一感を生み出すことができます。また、ユニティーは建築デザインだけでなく、都市計画やランドスケープデザインなどにも適用されます。都市や地域の中で、建物や緑地、道路などの要素が調和し、一体感のある空間を作り出すことが重要です。ユニティーは、建築デザインにおいて重要な概念であり、様々な要素を組み合わせることで、まとまりがあり、調和のとれた空間を作り出すことを目指します。
住宅の部位について

併用住宅のすべて

併用住宅とは、居住部分と業務部分とが一体であるため、居住者の居住と仕事が一体的に行なわれる住宅のことである。 併用住宅の例としては、1階が店舗や作業場、2階が居住部分となっている住宅、表が店舗で奥に居住部分がある住宅、一部に賃貸スペースを作って他人に貸す住宅などがある。併用住宅は、仕事と家事の両立や家内労働力の利用、就業時間や通勤時間にとらわれない業務時間の設定が可能であるというメリットがある。
建築の設計について

建築用語『黄金比』を探る

黄金比とは、優れたバランスのことで、11.618が近似値とされる特別な比率です。非常に特殊な連分数表示を持ち、様々な関数で表示することも可能です。また、正五角形の1辺と対角線の比率でもあります。黄金比の起源は古く、古代ギリシャの数学者ピタゴラスが発見したとされています。しかし、実際に建築や美術作品に活用されはじめたのは20世紀になってからのことで、決して古いものではありません。黄金比は、ミロのヴィーナスやピラミッドなどの芸術作品にも見ることができますが、理論的に黄金比が適用されたのは後付けと考えられています。それでも、黄金比は視覚効果として、見る者に安定した印象を与えることが事実であり、その感覚が芸術作品や建築物に取り入れられてきたことは間違いありません。特に西洋建築では、黄金比は理論的な構成というよりも、感覚的な部分に強く影響を与えてきました。その理由は、黄金比は無理数にあたるため、現実世界では正確に実現することができないからです。
関連法規について

隣地斜線とは?斜線制限について分かりやすく解説

隣地斜線とは、隣地斜線制限のことです。 斜線制限とは、建築基準法で定められた建築物の高さ制限の一種で、制限高さが境界線から斜線をなして変化するために斜線制限と呼びます。隣地斜線制限は、隣地の日照や通風、プライバシーを確保するために行なわれる高さや形状の制限です。敷地の道と接する部分以外の隣地境界線上から一定の高さの点を起点として、敷地内部に向けて一定の勾配の斜線を引いて、高さや形状を規定します。例えば、第1種・第2種中高層専用地域、第1種・第2種住居地域、準住宅地域では立ち上げの高さ20m、勾配1.25と制限されています。他地域では立ち上げ高さ31m、勾配2.5になっています。また、絶対高さ制限がある地域では隣地斜線制限は設けられません。
住宅の部位について

【建築用語】3路スイッチとは?仕組みと使い方

3路スイッチとは、照明器具を操作する配線方法の一つです。多くの照明器具で使われているタンブラスイッチと形状が似ていますが、3路スイッチでは、照明の消灯と点灯を2ヵ所のスイッチのどちら側からでも切り替えることが可能です。このため、3路スイッチはタンブラスイッチのように、スイッチ部分にONかOFFかの印はありません。3路スイッチは、主に廊下や階段の照明に使用されていることが多く、これにより廊下の両端や階段の昇降先などの離れた場所でそれぞれ点灯と消灯を可能にしています。さらに、3路スイッチと4路スイッチを組み合わせることで3つ以上の離れた場所で同照明の点灯・消灯を行うことができます。4路スイッチは、3路スイッチ同様にスイッチ部分にON・OFFの印がないため、裏面にある端子の数字を見てこの二つの違いが判断できます。
その他

洗練された美しさ:チッペンデール様式の家具

チッペンデール様式とは、18世紀中頃に活躍した家具作家トーマス・チッペンデールが手掛けた家具の様式のことです。「チッペンデール様式」は「クイーンアン様式」から派生しており、富裕層向けの宮廷様式の家具を市民の生活環境に合わせて機能的かつ洗練されたスタイルに転換させたとして、ジョージアン中期を代表する様式とされています。「チッペンデール様式」の家具の中でも、特にその特徴をあらわしているのは椅子で、ボールアンドクロウが特徴のクイーン・アン風、垂直な脚と背にゴシックアーチの付いたゴシックリバイバル風、背にロココ風のリボンが付いたロココ風、そして後世に最も影響を与えた、背はまっすぐで中国風装飾のシノワズリーの4タイプに分かれます。
建材と資材について

チーク→ 万能で美しい木材

チークとは、東南アジアを中心に分布しており、世界中で大変人気のある木材です。 チーク材は、木目が美しく使い込む程に美しい色合いに変わっていく高級材で、強靭な耐久性も持ち、高級列車として知られるオリエント急行や豪華客船クイーンエリザベス2号の内装等にも使われてきました。材質が硬く耐水性に優れているチーク材は、どんな環境下でも材質が変化しにくいと言う特徴を持ち、害虫にも強く、特殊加工をしなくても屋外で使用可能です。さらに、材質が硬くても加工はしやすいと言う特性を持っています。
建材と資材について

電気亜鉛メッキ鋼板の性質と用途

電気亜鉛メッキ鋼板とは、鋼板を亜鉛メッキした物を指します。トタン板も電気亜鉛メッキ鋼板のひとつです。屋外で使用されるほど防錆能力が高いのが特徴で、これは亜鉛の表面に酸化被膜が形成されているためです。仮に傷ができても亜鉛が先に酸化するため、内部の鋼板を錆びさせずに済むという性質があります。以前はトタン板のような物しか製造できませんでしたが、技術の向上により、様々な物が作られるようになりました。ただし、亜鉛が先に溶け出すため、食品を入れたりすることはできません。電気亜鉛メッキ鋼板は、鋼板をメッキ層に付けてから、電気を解することでメッキするため、層は薄くなりますが均一に仕上げることができます。塗料の付着も良くなりますが、電気亜鉛メッキ鋼板の表面をリン酸塩で処理するボンデ処理を行なうと性能が向上します。
建材と資材について

塩化ビニル系接着剤|様々なものをつなぐ接着剤

塩化ビニル系接着剤とは、塩化ビニル樹脂を使用した接着剤の一種です。溶剤として、ケトン系、フラン(THF)、テトラヒドロなどが使用されています。速乾性があり、低粘度から高粘度まであり透明溶液となっています。塩ビ樹脂を膨潤させることで一体化させる接着剤です。火気や換気に注意しなければならないです。硬質塩化ビニル用と軟質塩化ビニル用があります。硬質塩化ビニル用は溶剤型で、塩ビ材料を溶かして接着します。材質が一体化するため対候性や耐水性が高く、水道管や雨どいなどに使用されます。一方、軟質塩化ビニル用は表面の離型剤に阻害されにくく、硬化後も軟性を失わず追従性があることが特徴です。主にビニールレザーなどに使用されます。
建材と資材について

琉球畳とは?その特徴と使い道を解説

琉球畳の特徴は、何といってもその見た目にある。畳縁がないため、すっきりとした印象を与えるのが特徴的。また、従来畳の半分の大きさで作られているため、置き畳として様々な場所に設置できる。琉球畳は、リビングの一角に和コーナーとして設けることで、従来のリビングと和室の一体型プランとは違ったイメージを演出することができる。また、和室に使用しても、和のやすらぎ空間に、アジアンテイストを融合させるなどの演出を楽しむことができる。
建築の基礎知識について

スリットの意味を解説!

スリットとは、細い隙間のことです。通風目的や光を取り入れることを目的にして設けられることが多く、意匠的な観点から用いられることもあります。耐震的な構造を取るために入れられるスリットのことを耐震スリットと呼びこのスリットは、地震によって建物が揺れた際の力を逃がし、一部に集中的にかかってしまうことを防ぎます。柱と梁、壁というブロックごとに考えて、切り離すようにしてしまうのが耐震スリットです。スリット部分には鉄筋を連続させずにパッキンなど緩衝材を挟みますが、補助的な鉄筋を入れて構造的に完全に分離しないようにすることもできます。コンクリートは連続しなくなるため、薄いが染みると漏水の危険性になりやすく、有機物を挟むことで、耐火構造的には弱点になることもあります
住宅の部位について

カードキーって何?その種類と特徴

カードキーとは情報が記録された特殊なカードを鍵の代わりに使うシステムのことです。一般的な鍵のように鍵穴に挿して回すようなことはせず、認証機器にカードを挿入したり、かざしたりすることで情報を読み取って開錠、施錠を行なうという仕組みです。カードキーは防犯性を高めるために木造住宅に使用されることはほとんどなく、マンションやアパート、セキュリティの強化が必要な施設などに使用されることが多いです。カードキーには、パンチカード、磁気カード、ハイブリッドカード、非接触式ICカードなど様々な種類があり、それぞれに特徴があります。カードキーは合鍵を作ることが不可能なので、防犯という観点から考えると非常に有効なシステムと言えます。また、合鍵が作りづらいだけでなくピッキングも不可能というメリットもあります。
建材と資材について

ニードルパンチカーペットの特徴とメリット

ニードルパンチカーペットとは、針で繊維を指して絡めていく方法で作る不織布のカーペットのことです。圧縮してフェルト状にして作っていきます。パイルが存在しないため、表面はフラットな仕上がりになります。表面を合成ゴムで補強する方法を取っているため、寸法にも狂いが出にくいです。パイルを作り出さないため、比較的安価に作ることが可能です。感触は堅い上に、弾力性もそれほど高くありませんが、その代りに、カラーは豊富に作り出すことができます。ニードルパンチカーペットは、ニードルパンチカーペットではなく、パンチカーペットと呼ばれることが多いです。難燃性を持っており、施工も手軽に行うことができます。両面テープでも簡単に施工でき、汚れにくく、水洗いすることもできます。
建築の基礎知識について

七宝模様の美しさ

七宝模様とは、同じ大きさの円を1/4ずつ重ねた模様のこと。 正円の内側に沿ってつないでいる。七宝模様を連続したものを七宝繋と別に呼ぶこともある。 家紋にも七宝模様が使われることがあるが、円を重ねることから円満を意味するとされ、吉祥文様としても知られてきた。七宝 模様は紡錘円の繰り返し模様でしかないため幾何学的になるが、文様と組み合わせることによって、広がりを増すことができる。
建材と資材について

建物の塗装にも活用されてきた色素「ベンガラ」

ベンガラの特徴ベンガラは、土からとれる成分を利用した天然顔料です。酸化鉄が含まれているため、独特の赤い色を示しています。インドのベンガル地方から伝来したと言われており、弁柄という名前に。防腐性能を持っていることから、家屋の塗装に多く用いられてきました。実際には、旧石器時代から使われてきたことが分かっており、ラスコーやアルタミラの洞窟壁画でも見て取ることができる顔料となっています。酸化させていることからも、日光による体色が少なく、経年劣化にも強いことから、古い洞窟壁画でも美しさを保つことができます。人体に対して無害なこともあって、オーガニック製品に多く使われるようになってきました。焼成温度や調合によって、様々な色も作られてきています。
建材と資材について

サランネットとは?特徴や用途を解説

サランネットの特徴サランネットは、サランで作られた網のことです。サランは、高分子化合物であるポリ塩化ビニリデンに、少量の塩化ビニールを加えて作られる合成繊維です。耐薬品性を持っていることに加え難燃性であり、水もほとんど吸収することがありません。サランネットは、耐薬品性、難燃性、耐水性という特徴を備えているため、網戸やエアコンの室内機フィルターなど、さまざまな用途で使用されています。また、手に入れやすいことから、一般的な網戸用として普及しています。サランネットの形状は、平織と立体状の2種類があります。平織の物はサランスクリーン、立体状にした物はサランハニカムとして販売されています。耐候性ということでは、ポリプロピレンのほうが優れています。
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