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建築の工法について

ユニット工法とは?

ユニット工法とは、工場でのプレハブ化率が高いもので、現地で何種類もの箱型ユニットを組み上げていく方式のことです。ユニットはあらかじめ内装の段階まで工場生産されているため、工期が短いのが特徴です。高層ビルなどでも使われる工法として知られ、ボックスラーメン構造とも呼ばれます。およそ80%の工程を工場で行ない、品質のバラつきが少なく、安定した構造体を組み立てられるのが利点です。また、工期が早く、スジカイが必要ないため、大空間や大窓を取り付けることも得意とします。ただし、徹底した工業化製品を使うため、規格に当てはめなければならず、間取りの制限が強くなります。建てたメーカー以外のリフォーム業者では対応できないケースも多いです。
住宅の部位について

建物の美しさの秘密:見込

見込とは、正面の見付け方向から見たときの奥行きの長さのことです。建材の側面の奥行きという言い方ができます。収まりを左右することになる大事な寸法であり、サイズが合わないと取り付けることができなくなることもあります。逆に正面の見え掛かり部分である見付けは、設置したあとの見た目を左右する部分です。見付けが小さくなってくると、シャープで精悍なイメージを作り出すことができます。見込が大きくなれば、それだけ重厚な感じを作り出すことができ、建材によっては見た目もはっきりとなりゴージャスに仕上げることができるようになります。
建築の基礎知識について

積算とは何か?建築業界における積算の役割と重要性

積算とは、設計図書に基づいて工事費を種々の手段を用いて算出することです。 企画書や設計図などから必要な工事を洗い出し、各工事に必要な数量を計測する数量積算をもとに、対応する価格を設定し工事費の予測、完成に要した工事費の算出を行なう。他にも工事の着手前にコストを予測することや、完成後の実際の工事費からコストを分析する業務も積算と言う。積算には、建築資材の相場や建築工事の工程、工法、専門用語などの知識が必要であり、建築業界特有のひじょうに専門性が高い作業だ。積算は、建築業界特有の非常に専門的な作業ですが、現実的な問題として建築工事の設計段階で行う場合、営繕費が大きすぎて、オーナーや設計者から頼まれれば、設計士や設計事務所が行なうこともあります。
建材と資材について

建築用語『トルエン』について

トルエンとは、有機化合物のひとつで、水に溶けにくく有機溶剤としてアルコールや油を溶かす溶媒液として使われている液体のこと。水には極めて溶けにくい性質を持っており、様々な物に利用されてきた。劇物に指定されており、一定量を短期暴露すると、行動障害や皮膚の知覚異常を引き起こす。中毒性も持っており、脳障害を起こすと回復不可能となる。揮発性が高いことから、接着剤に使われることが多く、塗料にも利用されている。利用すると時間とともに揮発するため、室内などでは放散していくことになるが、引火性を有しているため危険性も高い。一定量を貯蔵する場合には、液体状でも危険性が高いこともあり、消防署への届け出が必要となる。
建材と資材について

建築用語『異常硬化』を解説

異常硬化とは、材質の硬化が不十分なため、所定の強度が得られないことを言う。 住宅などの建築現場は工場内部と違い、気温や湿度、日光や風雨などの自然環境の影響を受けやすい。そのため、コンクリートをはじめ、モルタル、左官材、接着材、塗料など、現場で固まらせて建物の一部に成形する材質の物は、外見からは十分硬化しているように見えるが、硬化条件が不十分で所定の強度が得られない状態になることがある。このような状態を異常硬化と総称する。特にコンクリートやモルタルといった水硬性の材料は、異常硬化を起こしやすい。水分の蒸散によって硬化を促進させるため、温度が低すぎたり、高すぎたりすることが原因である。
住宅の部位について

知っておきたい折り返し階段の特徴

折り返し階段とは、途中に踊り場を設け、コの字のような折り返しを持っている階段のことです。踊り場を作るだけのスペースが必要となりますが、これは欠点とは言わず、休憩を取ったりするための安全スペースとして考えることができます。特に高齢者や子供にとっては、踊り場の存在は重要であることに違いはありません。また、折り返し階段の場合、もしも滑り落ちてしまったりしても、下まで落ちてしまうことがなくなることも、安全性という面では重要な意味を持ちます。同じ高さで階段を付ける場合には、直接階段があるという構造よりもステップ数が増えてしまいますが、そのぶん勾配は緩やかにでき、階段を上る負担が少なくなり、ステップの幅も取りやすくなります。
建材と資材について

化学処理木材とは?種類と特徴を解説

化学処理木材とは、科学的な処理を行なった木材のことです。細胞内や細胞壁内に無機物を生成させることによって、難燃化させた物があるが、これは無機物複合化木材であり、化学処理木材にするためには、2段階で水溶性無機物を入れていくことになる。他にも、内部に樹脂を注入し、高分子化させることによって強度を高めた物もある。これをWPCと呼ぶが、これまで木材が持っていた欠点を大幅に改良できる。木材とプラスチックの複合材であり、繊維強化プラスチックと呼ぶ。リサイクル材料を使った木材プラスチック再生複合材もある。数多く採用されるようになり、2006年に木材・プラスチック再生複合材の製品規格が制定された。
建材と資材について

ペイズリーとは?建築用語の意味や由来

ペイズリーの歴史と由来ペイズリー柄の起源は古く、様々な説がある。 ペルシャ起源説があり、インドで発展してからイギリスに入ってきたという説もある。また、松かさをもとにしているという説、カーブした羽のように見える説、強風で曲がってしまった糸杉をモチーフにした説などがある。名称の由来も、19世紀のスコットランドの中心だったペイズリーで量産されるようになったことから名付けられたという説が有力である。日本では、形状が似ていることから勾玉模様と呼ばれることが多い。
住宅の部位について

ドロワー:収納家具の可能性

ドロワーとは、収納家具の一種であり、引出しが付いたタンスや机のことです。 ドローには引くという意味があり、引き出して構成された収納家具もドロワーと呼びます。特に小さな引出しが多く取り付けられている家具のことを指し、雑多な小物を収納して整理するような物がドロワーとなります。日本で言うところのタンスとは少々異なる部分を持ちますが、大小様々なサイズが作られてきており、書類などもそのまま収納できるような大きさの物まであります。小さなスペースにはめ込むことができるような物も出回ってきており、デッドスペースを有効活用することが可能です。単独で使うことが多い家具になりますが、収納に対して必要な分だけを積み重ねて使うといった方法も取れます。
建材と資材について

軽量コンクリートとは?その特徴や用途について

軽量コンクリートとは重量軽減を目的として作られたコンクリートのことです。通常、コンクリートは水、セメント、砂利などの骨材を混ぜて作られますが、軽量コンクリートでは骨材を軽量な物にすることで、比重を小さくして軽くすることができます。軽量コンクリートの製造に用いられる軽量骨材としては、膨張頁岩や火山礫がよく使われます。また、強度をそれほど意識しない場合であれば、さらに軽量な骨材を用いて、水の比重よりも下げ、浮くような軽さにすることも可能です。軽量コンクリートは、一般的なコンクリートと比較して強度が劣るため、建築分野では、軽量化や躯体の養生、外壁材として防音や断熱といった目的に使われることが多くなっています。
建築の工法について

建築用語「相欠き」徹底解説

建築用語では、木造建築物で使われる木材同士を互いに欠き取り、釘や接着剤などの金具や部材でつなぎ合わせることを相欠きといいます。相欠きの仕口は、木材の接合方法のひとつで、木材の表面を加工して互いに組み合わせることで、強度を高めています。相欠きの種類は、かね相欠き、T形相欠き、十字相欠き、包み蟻形相欠きなど、様々な形があり、使用される建物の部位によって様々な形が使い分けられています。
住宅の部位について

聚楽壁の魅力と施工方法を解説

聚楽壁とは、和風建築の代表的な土壁の一種です。京都西陣にある、太閤秀吉が建てた聚楽第跡地付近から産出する聚楽土を用いて仕上げます。しかし、聚楽土は産出する山が特定できず希少なため、似せて仕上げた壁も「聚楽壁」と呼称されます。様々な歴史的建造物やお茶室にも使用され、上品で風情のある和室の壁となります。聚楽壁は、竹と貫を格子状に編み込んだ下地に粗塗り、中塗り、上塗りを重ねて仕上げます。この上塗り部分に聚楽土を使用します。上塗り部分は厚さ2mmで仕上げなければならず、少しでも傷やムラが入るとすべて塗り直すことになります。聚楽土に鉄分を加えて仕上げると、独特の模様が出て豪華さと上品さを出した「聚楽壁」となり、少し粗い砂を入れると、自然な風合いを出した「聚楽壁」となります。
建築の基礎知識について

表面波探査法とは?地盤の支持力を算出する調査方法

表面波探査法とは、地盤調査のひとつであり、表面波を使った調査方法のことである。 表面波を送ることによって、地中から反射してくるため、これを受信して地盤の支持力を算出していく。表面波を送るということは、実際に地盤を揺らす方法であり、振動状況や地盤の固有周期も知ることができるようになる。 微弱な地震波であるとも言えるが、これに使う機材を垂直起震機と呼ぶ。建物にも使うことができるが、大きな地震が発生したときに、いったいどのような周期を持っているのか、地盤が持つ固有周期と共振するのかといったことを知ることができる。 共振を起こすと揺れは大きくなっていってしまうことから、増幅するかどうかといったことも情報として分かる。
住宅の部位について

可動間仕切り壁で空間を広げよう!

可動間仕切り壁とは、壁を可動式にしたもののことです。本来、部屋と部屋を区切るためにある間仕切り壁を可動式にしたことによって、空間の利用方法を広げることができます。可動間仕切り壁を開けば、部屋をつなげることができ、大きな空間を生み出せるのです。大きな空間が必要ない場合や、プライベートな空間を作り出すときには閉じればよいでしょう。これまで難しかった空間利用を、フレキシブルに展開できます。日本の住宅には、かつて襖がこうした役割を持っていました。現在では、取り外しできるようにするのではなく、折戸式やスライディングウォールを利用して、洋間でも簡単に利用できるように取り入れられています。
建築の設計について

建築用語『CAD・CAM』とは?

CAD・CAMの基本的な考え方は、コンピューターを使って設計や製造を行うことで、手間を減らして精度を向上させることです。そのためには、製造機と連結させることが重要です。自動的に完成品を作り出していくことができるようにシステムを作り上げる方法もあります。CAD・CAMは、自動車産業に多く見られます。自動車産業では、マンパワーを減らすことができるようになっている他、製品精度の向上にも寄与しています。木材のカットなども、作業図面の製作から自動管理までのシステムを構築することで、精度の高い部材を作ることが可能です。CAD・CAMは、パッケージデザインなどにも応用されています。パッケージデザインでは、コンピューターを使ってデザインを作成することで、試作品を製作することなく、完成イメージを確認することができます。また、コンピューターを使って設計することで、製造工程を自動化することも可能になります。
建築の基礎知識について

建築用語『運搬費』とは?

「運搬費」とは、工事費を構成する要因のひとつで、部材を運搬するためにかかる費用のこと。 共通的な費用であり、仮設資材なども含む。材料をまとめて調達した場合では、運搬費が下がってくることがある。逆にメーカーがバラバラになったり、細かく注文を繰り返したりすると、かなりの費用がかかり予算を圧迫する。そうした場合に、運び入れに問題があるとき、人海戦術を取るようなことがあるが、こうした費用は小運搬費として区別することが一般的となっている。イニシャルコストに含める費用のひとつとして考えなければならない。運搬・諸経費として計上されることもあるが、諸経費は現場経費と一般管理費を合わせたもので異なっている。
建材と資材について

建築用語『光沢』とは?

光沢とは、材料や塗装面などに見られるツヤのことを言う。この反射が起こるものの体表面を、光沢っていると表現される。その反射を鏡面光沢(ピアノなど)」「絹糸光沢(サテン光沢)」「五分ツヤ(二半ツヤ)」「三分ツヤ」などの言葉の表現がある。ガラスや金属だけでなく、石材に光沢を出したいときには、建築石材用のコート剤を使用。コート剤を使用した石材は、表面に硬い透明皮膜を形成して光沢を出し、未処理の石材と比べて水にぬれても滑りにくく、風化や劣化の抑制効果が期待できる。
関連法規について

敷地面積の最低限ってなに?

敷地面積の最低限の目的は、ひとつの広い敷地を分割してしまう、ミニ開発を防止し、良好な住環境を保存することだ。ミニ開発とは、敷地を小さな区画に分割して販売し、多数の住宅を建設することだ。このことが進むと、住宅が密集してしまい、住環境が悪化したり、日照や通風が悪化したりする。敷地面積の最低限を定めることで、このような問題を防止している。また、敷地面積の最低限は、都市計画においても重要な役割を果たしている。都市計画では、都市の将来像を描き、その実現に向けて必要な施策を定めている。敷地面積の最低限は、この都市計画において、住宅地の環境を守るために重要な役割を果たしている。
住宅の部位について

分電盤の役割と種類

分電盤とは、各部屋への電気の分岐回路を作り、回路の開閉によってコントロールする収容箱のことである。 家庭に送られてきた電気は、いくつもの回路に分けられ、各部屋の照明やコンセント、各電気機器などに供給される。分電盤は、このような電気の分配と使い過ぎや漏電などをチェックし、安全を守る役割を担っている。分電盤の中には、アンペアブレーカー、漏電遮断機、配線用遮断機が収められており、アンペアブレーカーは、電力会社との契約アンペアによって決められた電力量以上の電気が流れると、自動的に電気を切る仕組みとなっている。漏電遮断機は、配線や電気製品の漏電を感知すると自動的に電気を切り、火災や感電を防ぐ。また、配線用遮断機は、回線ごとに取り付けられ、電気の使い過ぎやショートなどで過電流が流れた場合に、自動的に電気を遮断するものである。
建材と資材について

変性シリコーン系シーリング材の特性と用途

変性シリコーン系シーリング材とは、シリル基を末端に持つポリエーテルを主成分とするシーリング材のことです。このシーリング材は、耐候性と耐熱性に優れており、外壁や屋根の使用に適しています。また、柔軟性が高いため、ムーブメントの大きい金属類に使用することも可能です。変性シリコーン系シーリング材には、湿気で硬化する1成分形と、基材と硬化剤からなる2成分形の二種類があります。2成分形のシーリング材の方が適用範囲が広いのですが、費用も1成分形のシーリング材よりも高くなってしまいます。
建築の設備について

水銀灯ランプを徹底解説!特徴や用途を紹介

水銀灯ランプとは、高輝度放電ランプであるHIDランプの一種で、水銀蒸気中に放電させて発光させるランプのことです。 水銀原資を発光させることで利用できるため、高圧と低圧があるのが特徴です。一般に言われる水銀灯ランプは、高圧タイプの物を指します。青みがかった白色になることが特徴で、輝度が高く寿命が長いランプです。点灯までには長い時間を必要とすることからも、外部に使われることが望ましいです。夜間工事などで、強い光を広範囲に欲しいといったときにも多く利用されてきたため、高圧水銀ランプが利用されてきました。その他にも、野球場やサッカー場などのグラウンド、街灯、庭園灯、工場用の明かりなど多くの場所で使われてきています。
建材と資材について

インテリアエレメントとは何か?

インテリアエレメントの種類インテリアエレメントには、大きく分けて2つの種類があります。1つは、家具や家電、小物などの可動式のもの。もう1つは、天井や壁、木などの固定式のものです。可動式のインテリアエレメントは、簡単に移動させることができるので、模様替えをしやすいのが特徴です。固定式のインテリアエレメントは、移動させることが難しいですが、空間の雰囲気を大きく左右する存在です。インテリアエレメントを選ぶ際には、その空間の用途やテイストを考慮することが大切です。例えば、リビングルームであれば、ソファやテーブルなどの家具を中心に、ラグやクッションなどの小物でアクセントを加えます。寝室であれば、ベッドやナイトテーブルを中心に、カーテンやシーツなどのファブリックでリラックスできる雰囲気を作ります。また、インテリアエレメントを選ぶ際には、統一感を出すことも大切です。色や形、テクスチャーなどをそろえることで、空間をすっきりと見せることができます。ただし、あえて異なる要素を盛り込むことで、個性的な空間を作ることも可能です。インテリアエレメントは、空間の雰囲気を大きく左右する存在です。自分好みのインテリアエレメントを選ぶことで、居心地の良い空間を作り上げることができます。
住宅の部位について

床伏図とは?その役割と内容について

建築用語で『床伏図』とは、1階(基礎の直上)の床組みを、上方から見下ろすように描かれた図面のことです。この図面は、床に使われている仕上げ材を撤去している状態で、床がどんな構造になっているのかを知ることができるようになっています。一般的に使用される縮尺は1/100です。通常、構造図として使用され、床下で隠れてしまうような部分が描かれることになります。2階の床伏図は、1階の天井上と同じです。床伏図には、土台、大引(だいき)、根太(ねだ)、束などが描かれることになり、のちにもこの構造を知ることができます。床伏図は、設計図書として重要な意味を持っていましたが、現在はプレカット工法が進んできたことによって、施工図として描かれることが多くなりました。
建材と資材について

カットネイルとは

カットネイルの特徴は、角ばっていて先端が平らになっていることです。また、頭がなく、楔状の形をしています。現在の釘に見られるような丸い頭はありません。カットネイルは、鋼板を切断して作られるため、角ばっていて先端が平らになっています。また、頭がなく、楔状の形をしているのは、釘を打ち込んだときに木材を割りにくくするためです。カットネイルは、ALCパネル取付金物などの規格で定められているため、事実上ALC用に使われる物がほとんどです。また、古い社寺仏閣の修復や復元に際し、和釘を作り使われることがあります。
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