建築の基礎知識について 多灯照明とは?省エネと快適な空間を叶える照明術
「多灯照明」とは、間接照明を組み合わせることによって、部屋の必要な箇所だけをスポット的に照らす照明方法のことです。フロアスタンドやテーブルスタンドなど複数の照明器具を組み合わせてひとつの部屋を照らすため、部屋全体を均一に明るくするのではなく、空間のアクセントとして光を演出することができます。多灯照明をすることで、必要な箇所だけをワット数の低い照明で照らし、省エネを図ることもできます。多灯照明のメリットは、光の明暗で空間を演出できる点です。例えば、食事のシーンではテーブルの上だけを照らし、落ち着いた雰囲気を演出したり、ホームシアターのシーンではテレビの画面だけを照らし、没入感を持たせたりすることができます。また、読書のシーンでは読書灯を使って、本を読みたい箇所だけを照らすことができます。多灯照明では、その場その場のシーンに合わせて照明の組み合わせを容易に変えることができるため、最適な光環境を作ることができます。
