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建築の工法について

軸組図とは?

軸組図とは、木造軸組工法の構造を示している図面のことです。縮尺は1/100程度で作られることが多く、横から見た姿図であり、通りごとの骨組みが分かるようになっています。構造図面のひとつであることから、構成状態を立体化することができるのが軸組図です。そのため、柱や梁といった部材の位置が分かるようになっています。現在はプレカットの施工図が代用されることが多くなり、使われることが少なくなりました。実際に建物を建てるための情報が書き込まれており、コンクリート造りでも使われることがありますが、木造軸組工法に比べると重要性ははるかに低いです。軸組図は、施工者が建物を建てるために必要となる物であり、施工手順といったことも軸組図から考えることができます。
住宅の部位について

建築用語『目通り』とは?

目通りとは、庭木の大きさを測る際に、基準の高さとして目の高さで径や周長を測ることです。地方によって1.52mとするところや1.82mとするところなどの違いはあるが、一般的には1.2mの高さを指します。アメリカやカナダでは1.37m、ヨーロッパでは1.3m、イギリスでは1.29mを目通りと定めています。立ち木の目通りの高さにある樹幹部分を「目通り位置」と言い、その直径を「目通り直径」や「目通り周」と言います。目通り直径と根元直径、胸高直径などを比べることにより、樹幹の根元から枝下までの細り具合を推測することができる。また、樹木植栽のときの形状寸法の表示指定に、樹高、葉張りとともに、目通りも使われています。
建築の設計について

バルセロナチェアの魅力と歴史

ミース・ファン・デル・ローエのデザインバルセロナチェアは、20世紀を代表する建築家ミース・ファン・デル・ローエがデザインした椅子です。1929年にスペインで開催されたバルセロナ万博会のドイツ館のために設計されました。このときの建物の設計者がミース・ファン・デル・ローエです。スペイン国王夫妻臨席用に設計されたバルセロナチェアは、建物の空間演出の一部として位置付けられました。バルセロナチェアの最大の特徴は、脚部のデザインです。従来の椅子は、垂直なデザインで構成されていましたが、バルセロナチェアは、無駄のない曲線が特徴です。この曲線は、座る人の身体を優しく包み込み、快適な座り心地を実現しています。バルセロナチェアは、モダニズムデザインの傑作として知られ、ニューヨーク近代美術館に収められています。
建築の基礎知識について

建築用語『採光』とは?

採光とは、建物内の環境を整えるために、窓などの開口部から自然光を採り入れ、室内を明るくすることです。人は暮らす環境において換気と同様にとても重要な要素です。建築基準法では、「住宅の居室においては床面積の7分の1以上の採光に有効な開口部を設けなければならない」とされています。採光はあくまでも光のことであって、日照は含まれません。このため、北向きで日照がなくても、光が入れば「採光」に有効な開口部とみとめられます。また、この場合の「採光」に有効な開口部とは、窓であることが多く、この基準に定められた開口部を設置できない部屋は、居室とは表示できず、納戸やサービスルームという表記になります。窓からの採光以外にも、鏡やガラスの反射をうまく利用して、室内の奥のほうに多く光を採り込むような技術もあります。
関連法規について

不動産登記簿について、わかりやすく解説

不動産登記簿とは、土地や建物などの不動産に関する現況や権利関係を記載した公的な記録です。登記所によって保管され、必要な時は申請によって閲覧や謄本、抄本の交付を受けることができます。不動産登記簿は、不動産の取引の安全性を確保し、権利関係を明確にするために重要な役割を果たしています。不動産登記簿には、表題部と権利関係を公示する甲区・乙区の用紙からなっています。表題部には、土地や建物の所在、地番、面積、所有者の氏名や住所などが記載されています。甲区には、抵当権や根抵当権などの権利、乙区には、借地権や地上権などの権利が記載されています。
建築の基礎知識について

建物の熱容量

比熱と熱容量はどちらも物質の熱的性質を表す値ですが、その意味は異なります。比熱は、物質1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量です。一方、熱容量は、物質全体の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。同じ物質であっても、その量によって熱容量は変化します。例えば、1kgの鉄と10kgの鉄では、後者の熱容量が10倍になります。熱容量は、建物のエネルギー効率に影響を与える重要な要素です。熱容量が大きい建物は、温度変化に抵抗力があり、夏は涼しく、冬は暖かい状態を維持しやすいです。一方、熱容量が小さい建物は、温度変化の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒い状態になりやすいです。
建築の基礎知識について

建築用語「光束(こうそく)とは」その意味と計算方法

光束とは、光の明るさや強さを表す量のことです。光源から発せられる光のエネルギーのうち、人間の目でとらえられる光の量を光束といいます。光束の単位はlm(ルーメン)で、照明用光源の明るさを表すときに多く用いられます。明るさというものは、視覚の感覚にとらわれ、個人差が生じてしまいます。そこで、平均的な観測者の視覚ということを基準とし、標準比視覚感度という規定が作られました。これを使用することで、物理的に光束を算出することができるようになりました。光束を光の線ととらえるのであれば、これが立体的角度密度を持ったときには、光度と呼びます。光度の単位はcd(カンデラ)で、まぶしさを表す際に使用されますが、光束を単位立体角で割ったものになります。
住宅の部位について

櫃について

櫃とは、上にふたを付けてある大きな箱のことである。もともと日本語であり、和櫃とした場合には足がついていない物を呼ぶ。古代から衣類の収納に使われてきた物であり、汎用的に多くの物が納められてきた。長持ちなどもこの一種であり、世界各地に様々な形がある。ヨーロッパの収納具であるチェストも櫃と同じような考え方である。唐櫃と呼ばれたものでは、4本または6本の脚がある。衣服だけではなく、宝物や武具といった物まで入れていた。これは、湿度から守ることができたことが大きく関係している。棺のことも唐櫃と呼んでおり、これが今でも使われている墓に作られる、遺骨を納めるためのカロートの原形になったと言われている。なきがらという言葉も、この唐という言葉がかかわっている。
建材と資材について

琺瑯の魅力と特徴を徹底解説!

琺瑯(「琺瑯」とは、金属表面にガラス質の釉薬を塗って高温で焼き付けた物のこと。カタカナでホーローと書かれる場合も。英語ではエナメルとも言う。金属の強度とガラスの光沢や耐食性を併せ持っており、金属面の保護や装飾のために用いられる。琺瑯は、芯となる金属により様々な種類に分類することが可能だ。シンクや洗面ボウル、浴槽など、水まわりに使われる琺瑯は主として鋼板琺瑯や鋳物琺瑯。紀元前エジプトのツタンカーメンのマスクなどにも琺瑯の技術は使われている。琺瑯には耐久性や耐食性の他、耐酸性や耐摩耗性、保温性や非吸着性など様々な特徴があり、どこに用いるにも非常に便利だ。しかし、ガラス質のため、落下などの衝撃には弱いという欠点もある。)琺瑯とは、 metalの表面にガラス質の釉薬を塗って高温で焼き付けたものです。英語では enamel とも呼ばれます。金属の強度とガラスの光沢や耐食性を兼ね備えており、 metal の表面の保護や装飾するために用いられます。
建材と資材について

チーク→ 万能で美しい木材

チークとは、東南アジアを中心に分布しており、世界中で大変人気のある木材です。 チーク材は、木目が美しく使い込む程に美しい色合いに変わっていく高級材で、強靭な耐久性も持ち、高級列車として知られるオリエント急行や豪華客船クイーンエリザベス2号の内装等にも使われてきました。材質が硬く耐水性に優れているチーク材は、どんな環境下でも材質が変化しにくいと言う特徴を持ち、害虫にも強く、特殊加工をしなくても屋外で使用可能です。さらに、材質が硬くても加工はしやすいと言う特性を持っています。
住宅の部位について

建築における装飾のすべて

装飾とは、デコレーションのことであり、建築や工芸において、美的効果を高めるために行なわれる飾りのことです。装飾そのものには機能として何も持っておらず、視覚的効果のみを追求し訴求していくものです。

一般的な装飾は、デコレーションやデザイン、模様などと呼ばれますが、室内装飾の場合には、インテリアと呼びます。文字を装飾する場合は、書体と呼ばれるほか、カリグラフィーも装飾となります。対象がどんなものになるのかによって、表現される言葉は大きく違いますが、どれも視覚的美感に訴えるものと言えるでしょう。
建材と資材について

スタッコ吹付けで美しい外観に

スタッコ吹付けとは、塗装の仕上げ方法のことです。セメント系やケイ酸質系、合成樹脂エマルジョン系などがあります。古くから使われていた左官塗り材としても使われており、消石灰に大理石粉や粘土粉を混ぜた物を吹き付けることもあります。化粧しっくいとも呼ばれていました。最近では、セメント系が多くなってきており、硬化する前に表面をローラーで抑えて仕上げていきます。凹凸模様を付けることが大きな特徴となりますが、このままでは強度が足りないため、砂粒状の骨材を入れて吹き付けることによって、強度も高めています。特殊なコテで塗りつける方法もあり、縞模様など独特な風合いを作り出すことができます。外観が美しくなくても、スタッコ吹付けによって仕上がりを高められます。
関連法規について

市街化調整区域とは?その意味や特徴を解説

市街化調整区域とは、都市計画法に基づいて定められた市街化を抑制するべき区域のことで、規模の大小を問わず開発や建築行為が制限されている。市街化調整区域は、都道府県知事が区域区分を決定することによって設定される。
市街化調整区域は、市街化が著しく進展している地域や、将来の市街化が見込まれる地域、自然環境や文化遺産を保護すべき地域、農業や林業を振興すべき地域など、様々な地域に設定されている。
建築の工法について

打継ぎ目地とは?基礎知識と適切な施工方法

打継ぎ目地とは、コンクリートの打設作業を中断するときに生じる打継目地に作る目地のことであり、計画的に中断させることでその効果を発揮させることができます。コンクリートの場合、前に打ち込んだ部分とあとに打ち込んだ部分で接合境界面が生じて、防水上のコールドジョイントになり、弱点となってしまうことがあります。そこで、あらかじめ打継ぎ目地を作って、プライマーを塗布し、接着力を高め、シーリングで処理することで防水性を高めます。計画的に打継ぎ目地を作ることも重要ですが、コールドジョイントを防ぐため、目荒らしをして次のコンクリートの付着面積を増大させる一方、接着剤を使い一体性を高めることも重要です。
建築の基礎知識について

知っておきたい建築用語『アーチ』の種類と特徴

アーチとは、半円形状にコンクリートやレンガ、植木などで造られた門に多く見られる、上部が半円形状になった構造物の総称です。形状は円弧状や尖り形状など様々で、アーチ形状としては、オジー、ランセット、半円、多葉、フラット、馬蹄形などが代表的です。アーチは、建築において古くから用いられてきた構造であり、さまざまな用途で使用されてきました。代表的な用途としては、門や橋、地下室の天井などがあります。アーチは、その形状から、荷重を分散させる効果があり、また、その美しさから、意匠的な目的でも用いられています。
建材と資材について

御影石タイルの基礎知識とその活用方法

御影石タイルの概要御影石タイルとは、御影石を加工したタイルのことです。御影石とは、花崗岩のことで、かつて兵庫県の御影で多く算出されたことから、花崗岩のことを「御影石」と呼ぶようになったと言われています。雲母、長石、石英などいろいろな鉱物の結晶が集まってできているため、見た目が美しく、また耐久性に優れた石材としてタイルの他、建築物にもっとも多く用いられている石材です。また、表面の仕上げ方も豊富で「本磨き仕上げ」「水磨き仕上げ」「バーナー仕上げ」「小叩き仕上げ」「ビシャン仕上げ」などと用途により、いろいろな仕上げ方が可能です。ただし、本磨き仕上げは濡れると滑りやすくなるため、外部床や浴室床に使う場合には、バーナー仕上げが一般的になります。
住宅の部位について

趣ある空間づくりに最適!ジャパニーズスタイルの魅力

ジャパニーズスタイルとは、日本風のインテリアスタイルのこと。伝統的なインテリア要素を、現代的な生活に合わせ、モダンにアレンジしたスタイルである。日本の伝統的な素材である和紙や竹、漆喰、無垢材といった素材や、落ち着いた色を基調にするのが特徴。これらのインテリアを、畳や障子、襖、屏風、床の間などの、直線と面で構成される空間にしつらえたスタイルのことを、ジャパニーズスタイルと言う。そのような純和風のスタイルだけでなく、生活様式は欧米型でありながら、和の要素をミックスさせたような「ジャパニーズモダン」や、禅の思想を取り入れた「ゼンスタイル」と呼ばれるスタイルも提案されており、これらは新しいジャパニーズスタイルであると言える。
住宅の部位について

水腰障子の魅力に迫る!

水腰障子は、下部に板を張らない障子のこと。腰とは、下部に取り付けられている腰板のことを指しています。腰がないため、足がぶつかってしまっても障子を破損することがありません。また、水腰障子は雨による破損も防ぐことができます。水腰障子の幅は、一般的には約30cmですが、70cmもあるものもあります。中には、腰板に彩色や絵を入れたり、天然の木材の木目を生かして作られたものもあります。また、塩ビシートを使ってラッピングするという方法も取られ、華やかなものも多くなっています。
建築の工法について

敷目板張りとは?

敷目板張りの大きな特徴は、幅広板の継ぎ目を1cm程度の間隔をあけて張ることにより、平たんな仕上げになることです。この、継ぎ目を一定の間隔をもって張ることを目透かしに張ると言い、そのため敷目板張り天井目透かし天井とも呼ばれます。目透かし天井は、目地の幅や深さ、間隔、また目地の底部分に張る敷目板の材質などで、デザイン性が発揮されるため、和室の天井に多く用いられています。
住宅の部位について

2段ベッドとは?メリットとデメリット!

2段ベッドの特徴と構造2段ベッドは、シングルベッドを上下に重ねた形をしたベッドのことです。上下を分離することができる構造の物とできない物があります。上段は高さが出てしまうため、転落防止用の柵が付きます。スペースとして考えた場合、シングルベッドの幅があれば設置することができるが、上段は高さ的に天井に近づくため、かなりの圧迫感が伴います。上段の快適性を上げると、下段の高さが少なくなるため、圧迫感が出てきてしまうこともあります。シングルベッドに比べると、快適性は劣ってしまいます。子供部屋に設置することで、ひとつのスペースで2人寝ることができる他、寮のような狭いスペースでも活用することができるのが特徴です。寝台列車のようなところでも、形は異なるものの同じコンセプトの物が使われています。
建材と資材について

化粧スレート葺きとは?特徴やメリット・デメリットを解説

化粧スレート葺きは、藁を用いて化粧スレートを葺いた屋根のことです。化粧スレートは、セメントと人口繊維や天然繊維を用いて作られた、平状の屋根葺き材です。以前はアスベストを含んだものも製造されていましたが、規制後は使用されておらず、無石綿セメントスレートとも呼ばれます。天然スレートとしては玄昌石が有名です。化粧スレート葺きの特徴として、軽量で耐震性にすぐれている点が挙げられます。また、安価で広く普及しているため対応できる業者も多く、構造が単純なため葺き替えが容易である点もメリットです。一方で、化粧スレート葺きの欠点として、割れやすいことや、表面がざらついているためコケやカビが生えやすい点が挙げられます。
建材と資材について

コンクリートの作業性を考える「ワーカビリティー」

ワーカビリティーとは、コンクリートの軟度を示す言葉であり、型枠などにコンクリートを打ち込む際の作業の容易さを表す言葉である。スランプ試験によって測定されるのが一般的である。コンクリートはやわらかい方が作業しやすく、逆に堅いと作業がしにくいが、作業性のみを考慮してやわらかくしすぎると、コンクリート硬化後にクラックが発生しやすくなる原因になってしまう。コンクリートのコンシステンシーと材料分離に対する抵抗性を合わせた性質を表していて、降伏値、塑性粘度、ダイラタンシー、内部摩擦角など多くの要素で構成されている。コンクリート自体の性質だけでなく、構造物の形状や寸法、配筋状態など構造物全体の要因や、天候や施工状況といった作業環境もワーカビリティーに影響する。
建築の基礎知識について

建築用語『墨出し』とは

墨出しの歴史と起源墨出しは古くから行われてきた技術で、その起源は古代エジプトまでさかのぼると言われています。古代エジプトでは、ピラミッドなどの巨大な建造物を建設するために、緻密な墨出しが行われていました。墨出しは、建築物の中心線を決めたり、梁や柱の位置を決めたりするのに使用されました。また、墨出しは、正確な寸法で木材や石材を切断するためにも使用されました。墨出しの技術は、その後、ギリシャやローマに伝わり、ヨーロッパ各地に広まっていきました。中世ヨーロッパでは、教会や城などの建築物建設に墨出しが широко使用されました。また、墨出しは、船舶の建造にも使用されました。墨出しは、その後、世界各地に広がり、現在では、建築、土木、造船などのさまざまな分野で使用されています。
建築の設備について

建築用語『配管』とは?

建築用語の「配管」とは、気体や液体を運搬するために用いられる筒や管を敷設することであり、住宅では給水、給湯、排水管、ガス管などの施工のことを指します。配管設備とは、これらの管及びそれらに接続する機械や装置を含めたものを指し、敷設する管の材料を配管材料と呼び、各種金属や無機材料、合成樹脂でできた管を使用します。管の耐久性を高め、輸送物質に管の材料が溶け出すことを防ぐために、管内部には合成樹脂の塗装が施されます。また、配管の接合方法はフランジ接合、ねじ接合、溶接接合など、様々な手法があります。液体の膨張に備えた膨張継手や、耐震のためのメカニカル継手などもあり、管を任意の方向につなぐために各種異形管も作られています。流量計測のために各種計測機器を敷設することも一般的です。
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