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建築の基礎知識について

建築用語『追加工事』の基礎知識

追加工事とは、契約外のあとから発生する工事のことを指します。工事請負契約を交わす際に、この契約以外に必要になってしまう工事を意味します。そのため、当初の見積書にも計上されておらず、イレギュラーで発生する工事のことです。見積もりの段階で発生を予見することができれば、その都度、計上されて内訳明細書に記載されていきますが、着工後になると記載することができないため、そこで、追加工事となってしまうことが多いです。
建材と資材について

化粧貼り構造用集成材の活用

構造用集成材とは、厚さ2センチ程度のラミナと呼ばれるひき板を数枚接着したものです。一般的な無垢材に比べ反りや割れが少なく、強度と品質が安定しているため、柱や梁など、建物の構造部材として広く使用されています。また、集成材は製材過程で品質が均一になるように加工されているため、無垢材に比べて狂いが少なく、長期間にわたって安定した性能を維持することができます。構造用集成材は、積層するラミナの枚数や厚さ、接着剤の種類によって、強度や品質が異なります。一般的に、積層数が多く、ラミナが厚いほど強度が高くなります。また、接着剤の種類によっても強度や耐久性が異なるため、用途に合わせて適切な接着剤を選択する必要があります。構造用集成材は、主に木造建築物の構造部材として使用されます。柱、梁、桁、垂木など、さまざまな部材に使用することができ、木造住宅のみならず、木造公共建築物や木造オフィスビルなど、さまざまな木造建築物の建設に使用されています。
住宅の部位について

座敷飾り〜邸宅を彩る唐物の美〜

書院造作りの主室に設けられる唐物を飾るための物である座敷飾り。その歴史と由来は、室町時代に遡ります。室町時代に入ると、室内空間が快適な環境になってくるとともに、中国からわたってきた唐物と呼ばれる美術工芸品を収集することが流行していきました。収集を進めるとともに、飾り付ける場所が必要となり、作られるようになったのが座敷飾りです。当初は、三具足を置くための押板から始まり、棚やつけ書院を設けることで、座敷飾りというかたちができあがっていきました。床が作られるようになってからは、座敷飾りは床の上に移るようになり、客を迎え入れる様式となっていきました。これが書院造の成立とともに、座敷飾りも伴って変化していき、日常的な生活様式として取り入れられるようになっていったのです。
建築の設備について

建築用語『放射暖房』とは?

放射暖房とは、部屋の床や壁、天井などの表面温度を高くして、そこからの輻射熱を利用する暖房方式のことです。 床暖房も放射暖房のひとつです。温水を通したりして温めた壁や床からの放射熱を利用する方式はパネルヒーティングと言い、特に床のパネルヒーティングのことをフロアヒーティングと言います。温水だけでなく電気による発熱体を組み込んだ物が用いられる場合もあり、フローリング材に発熱体を取り入れた物もあります。これらは従来の物に比べて施工が容易です。
建築の設備について

マンションにFF暖房器具は必須!?

FF式暖房器具は、電動ファンなどで強制的に給排気を行なう暖房器具のことです。石油やガスは燃やす際に二酸化炭素や窒素酸化物などが発生して空気が汚れるため、石油・ガスストーブを使う際には適度な換気が必要です。FF式暖房器具では、この汚れた空気を強制的に室外に排出するもので、基本的に壁に開けた穴に給排気筒を取り付け、ガス燃焼に必要な空気を外から取り入れ、燃焼によって発生した汚れた空気を室外へ排気する仕組みになっています。強制的に二酸化炭素などを排気するため、換気に気を配らなくても自動的に行なわれます。このため、FF式暖房器具は、最近の気密性が高い建物に取り付けることで、安全性が高まります。
建材と資材について

建築用語入門:ABS樹脂とは?

ABS樹脂とは、アクリロニトリルとブタジエン、スチレンの共重合させた合成樹脂の一種である。頭文字を取ってABS樹脂と呼ぶ。ABS樹脂は、耐熱性に優れており、低温にも耐えることができる。さらに衝撃耐性も持っていることから、自動車に多く使われている。耐衝撃性が高く、成形しやすいという特徴から、家電製品や家具の材料としても広く用いられている。また、光沢が出るのも特徴で、丈夫な家具を作り出せる。
住宅の部位について

カードキーって何?その種類と特徴

カードキーとは情報が記録された特殊なカードを鍵の代わりに使うシステムのことです。一般的な鍵のように鍵穴に挿して回すようなことはせず、認証機器にカードを挿入したり、かざしたりすることで情報を読み取って開錠、施錠を行なうという仕組みです。カードキーは防犯性を高めるために木造住宅に使用されることはほとんどなく、マンションやアパート、セキュリティの強化が必要な施設などに使用されることが多いです。カードキーには、パンチカード、磁気カード、ハイブリッドカード、非接触式ICカードなど様々な種類があり、それぞれに特徴があります。カードキーは合鍵を作ることが不可能なので、防犯という観点から考えると非常に有効なシステムと言えます。また、合鍵が作りづらいだけでなくピッキングも不可能というメリットもあります。
住宅の部位について

アウトドアリビングで快適な屋外生活を

アウトドアリビングは、室内にあるリビングのように家族がくつろげる、屋外に位置するもうひとつのリビングのことです。 リビングと接している庭や広いバルコニーといった屋外空間を利用することが多く、室内と一体的に、居間の延長のような形で活用します。部屋と高さをそろえた庭への延長上のところに庇(ひさし)、バラやツタなどのつるを絡ませる。格子に組んだ棚であるパーゴラ、上下の弦材をつなぐ斜めかジグザグの材であるラチスなどで囲み、木製のデッキやレンガ、タイル張りなどの床にガーデンファニチャーなどのガーデン用の家具などを置いて、憩いの生活空間を演出します。バーベキューパーティーなど、様々な場面で活用できるのも魅力です。
建築の基礎知識について

根入れ深さって何?地震に強い建物の条件

根入れ深さとは、基礎や杭が地中に刺さっている部分の長さや深さのことです。地盤面から基礎底の深さを指しており、地盤面を表すGLに対してDFと呼ばれることがあります。根入れ深さということを単独で考えた場合、深ければ深いほどよいでしょう。それだけ抵抗できるようになるため、地震などで構造物が移動してしまったり、転倒したりする可能性を下げることができます。また、横への変化だけではなく、上下の変化に対しても抵抗力を高めることができるため、変形や破壊からも守ることができます。ただし、現実的にはどこまでも深くできるわけではありません。建築基準法には、ベタ基礎なら12cm以上かつ凍結深度以上にするなどの決まりが存在します。
住宅の部位について

家相のすべて

家相とは、家屋の地勢や構造、間取りなどによって吉凶を判断する方法のことである。もともとは、住宅環境を考えるうえで、採光や通風といったことに対する知恵として使われていた。中国から伝来したとも言われており、現在の家相は、住人の運勢なども見るという占術になってきているが、根拠はほぼ存在しない。実際に明治時代には、生活細部にも影響を与えることになるため、禁令が敷かれていた時期がある。
建材と資材について

グレードアップ仕様とは?住宅のグレードを高める

グレードアップ仕様とは、規格商品を基本とし、オプション商品の中から追加、変更契約をして、グレードを向上させた仕様のことです。システムキッチン、玄関ドア、室内ドア、床材、クローゼット、リビング建材、システムバス、洗面化粧台などがグレードアップ仕様の対象になります。例えば、システムキッチンの 경우, フルエクステンション機構の引出しだと、引き残しがないため、中全体をすっきりと見渡せ、奥の物の出し入れをしやすくしたり、底板スーパーハードコートが施された引出しの底は汚れをはじく仕様にしたりする。また、ソフトモーション機構で扉を軽く押すだけで静かに閉まる構造になっているものもあります。
建材と資材について

建築用語『ワニス』の基礎知識

ワニスとは、天然樹脂や合成樹脂を溶剤に溶かした塗料のことで、透明な塗膜を作るために使用されます。単にニスと呼ばれることもあり、速乾性の物をニス、そうでない物をワニスと呼び分ける場合もあります。ワニスよりは速乾性で透明度の高いものをクリヤと呼びます。ワニスを塗布した後、溶剤が蒸発したり硬化したりすることで塗膜が形成されます。溶剤の種類により、乾性油に樹脂を溶かした油性ワニス、揮発性溶剤に溶かした揮発性ワニスなどがあります。木製家具の仕上げ塗装や木部塗装の下処理など、さまざまな部分に使用することが可能です。ワニスの特徴として、湿気を防ぐ作用があります。
住宅の部位について

建築用語『インバート(枡)』とは?

インバート(枡)とは、汚水枡のこと。一般的には、マンホールの底部に設ける場合もあるが、敷地内の汚水間の要所に設置される。汚水排水や雑排水をスムーズに流すための仕組みで、枡の中に配管と同型の溝を切った汚水枡のことを指す。正式には英語でcesspitininvertと呼ばれ、管の底(invert)に設けられた汚物用の穴、と言う意味。汚物によって管が詰まるのを避け、汚水を流れやすくするように、升の底に管の半分が食い込むように彫り込まれている。管の詰まりを避け、清掃や点検が容易にできるようにするため、敷地内の汚水間の要所に設置される。
建材と資材について

建築用語『樹脂アングルとは』の意味と使い方

樹脂アングルとは、金属製ではなく、樹脂で作られたアングルピースの総称です。 アングルピースとは、角や縁を保護するために取り付ける部品のことで、アルミサッシで額縁を留めるために、部屋の内側に飛び出した部分のことを指します。サッシと同様にアルミ素材の物が広く使用されていますが、素材の特性上、熱を伝えにくく、結露を抑制できるため、近年、樹脂製のものも注目を集めています。アングルピースは、室内仕上げ材との見切りとして使用されることが多く、造作仕上げを必要としない倉庫や、クロスを巻き込んで行なう仕上げの場合には、アングルピースなしでアルミサッシを取り付けることもあります。
住宅の部位について

メゾネットの魅力とメリット

メゾネットのメリットは、開口部の広い空間を作りやすく、2層にバルコニーがあるため、通風や採光に優れている点です。また、玄関のあるフロアにはLDKを、上や下のフロアに寝室を配置するなど、パブリック空間とプライベート空間を明確に区分できる点もメリットです。さらに、マンションの利便性と戸建ての開放感・プライベート性を兼ね備えているため、様々なライフスタイルに対応できる点も魅力です。
建築の工法について

接着貼り工法とは?

接着貼り工法とは、タイルの施工方法のことです。 水を使わない乾式工法のひとつであり、下地に専用の接着剤を使ってタイルを張り付ける工法です。接着力によってタイルが落下することを防止していきます。安全性として考えた場合、接着力が重要となってくるため、高い強度を持つことがひとつの条件です。モルタル施工ではできないとされていた、空目地仕様を実現できる工法でもあり、美しい仕上がりを作り上げることができます。信頼性ということでは、サイディングなどを販売している、メーカー指定の接着剤を使うといったことが必要になってくるでしょう。安全性や確実性という点を考えると、タイルに合わせて様々な検査や実験を繰り返していることから、メーカーのものを使うのが好ましいです。
建築の工法について

アスファルト防水の基礎知識

アスファルト防水とは、アスファルト防水層を構成して、陸屋根、開放廊下、ベランダ、室内の防水性を確保するための防水仕様のことです。アスファルト防水には様々な仕様がありますが、いずれも現場でアスファルトを溶融釜を使用して加熱して融かし、下地に塗り、これにアスファルトルーフィング類を数枚くり返し張り合わせていくという工法が採用されています。この工法は、一般に「アスファルト防水熱工法」と呼ばれ、防水上最も信頼性の高い工法として認められています。近年では、臭気対策や火災防止のために、溶融釜を用いない工法も考え出されています。
建築の設備について

足元温風器で冬を快適に!

足元温風器とは、システムキッチンの流し台や洗面化粧台の下に収めた、薄型の暖房器のこと。足元温風器は、足元から温風が吹いてくるため、冬や早朝に足が冷える、といったときの対策に効果的だ。電気式、温水式などいくつかの動作タイプが存在する。現在は電気ヒーターで温めた温風を吹き出すタイプが一般的。足で軽く蹴るだけでオン・オフを切り替えられるなど、簡単に操作ができる機種も出てきて、ますます便利になっている。足元温風器は局所的な暖房であるため、床暖房など、他の暖房器具と併用することで暖房効果を高めることができる。ただし、床付近にある暖房器具であることから、埃がたまりやすい。埃がたまってしまうと火災などにつながる恐れもあることから、こまめな掃除が必要である。
住宅の部位について

壁量とは?耐震設計に重要な概念

壁量とは、建物が持つ耐震壁や構造耐力のことです。 地震や風に抵抗するために必要な強度を表しています。住宅設計においては、壁量計算が重要であり、十分な量を確保しているかどうかを判断していきます。方向ごとに計算し検討していくことが重要であり、各階で必要な量を確保することができているかどうかを判断しなければなりません。壁の長さだけではなく、暑さや材質、連結方法によって係数が決められており、壁量を計算することができるようになっています。 耐震改修を行う場合にも、建築基準法や政令などをもとにして計算していく必要があります。経年劣化といったことも考慮していかなければなりません。特に耐震設計が古い場合には、十分に注意が必要です。
建材と資材について

タイル割りの重要性と割り付けのコツ

タイル割りとは、タイルを割り欠くことなく、仕上げの視覚効果を上げるためにタイルの配置を割り付けることです。タイル割りを行うことで、タイルの色や大きさを使い分けて模様を作ったり、同サイズ、同色のタイルを張る場合でも、目地幅で調整して半端が出ないようにしたりすることができます。また、きちんとタイル割りをすれば、タイルの無駄をなくすこともできます。タイル割りを行う際には、水栓やコンセント、照明器具などとの位置関係も考慮する必要があります。また、タイルの色や大きさを使い分けて模様を作る場合は、その模様が完成したときにどのような見え方になるかをイメージしながら、タイルの配置を割り付ける必要があります。
その他

建築用語『モチベーションリサーチ』について

建築用語の「モチベーションリサーチ(購買動機調査。客が商品を購入した動機などを調査・分析すること。)」について解説します。モチベーションリサーチとは、消費者の購買動機を調査・分析する手法です。消費者の潜在的なニーズや購買行動を理解することで、より良い商品やサービスの開発につなげることができます。モチベーションリサーチの手法としては、アンケート調査やインタビュー調査、観察調査などが挙げられます。アンケート調査は、消費者に質問紙を配布したり、オンラインでアンケートを実施したりして、購買動機や潜在的なニーズを調査します。インタビュー調査は、消費者に直接インタビューを行い、より詳細な情報を収集します。観察調査は、消費者の行動を観察することで、購買動機や潜在的なニーズを調査します。モチベーションリサーチは、マーケティングや商品開発に広く活用されています。消費者の購買動機を理解することで、より効果的なマーケティング施策や商品開発を行うことができます。また、モチベーションリサーチは、消費者行動の研究にも役立っています。消費者の購買動機を理解することで、消費者行動のメカニズムを明らかにすることができ、より良い社会の創造につなげることができます。
建築の基礎知識について

知るほどに面白い!建築用語『加法混色』

光の三原色とは、赤、青、緑の3色のことです。これらは、人間が認識できるすべての色を混ぜ合わせることによって作ることができます。例えば、赤と青を混ぜるとマゼンタが、青と緑を混ぜるとシアンが、赤と緑を混ぜるとイエローができます。光の三原色を混ぜ合わせると、白になります。一方、減法混色とは、絵の具などの色料を合成して色を作り出す方法です。減法混色では、色料が光を吸収し、反射しない部分がその色の成分となります。例えば、シアンの絵の具とマゼンタの絵の具を混ぜると、青と赤の光を吸収し、緑の光のみが反射されるため、緑色になります。減法混色で無彩色となる二つの色は互いに補色の関係にあり、マンセル色相環でちょうど反対側に位置しています。
建築の工法について

型枠工事の基礎知識

型枠工事とは、コンクリートを使用する建築工事の際に必要な手順のひとつです。建造物の骨組みを鉄筋や鉄骨で作り、周りをパネル板で囲って中にコンクリートを流し込んで鋳造するための手法、または一連の作業のことを言います。具体的には、型枠の計画から、コンクリートをはじめパネル板などの材料の準備、下ごしらえ、パネル板の組み立て、検査、解体、整理などがあります。こうした型枠工事を専門職とするのが「型枠大工」であり、パネル板を加工して設置する役割を持ちます。型枠工事は、マンションやビルなどの高層建築物だけでなく、大規模な住宅の基礎や土台、道路、橋、トンネルなど、コンクリートを使用する工事はすべてこの型枠工事が行われます。近年では、コンクリートの打設にポンプ圧送工法が普及したり、型枠材として合板を用いたりするなど、工法の合理化、機械化が進められています
住宅の部位について

床断熱の基礎知識

床断熱とは、外気にさらされている床下を断熱することによって、熱損失を防ぐ方法のことです。床下全面に断熱材を設けて外部からの熱の影響を遮断する。日本の住宅の一般的な考え方であり、通風をよくするために床下換気口も設けておく。ユニットバスなどは、構造上床断熱をすることができません。一方で、床下断熱を行なわずに、基礎断熱をする方法もあります。基礎断熱は、気密を容易に確保しやすくなり、床下の空間を蓄熱槽として活用することができる代わりに、防蟻処理対策が難しいです。冷暖房効率ということを考えても、空間が大きくなってしまうと、費用の増大をもたらしてしまう。床断熱は、自重で床面の裏と断熱材に隙間ができてしまい、冷気が入ることで結露してカビが生えるという問題もあります。
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