内倒し窓の役割と特徴
建築物研究家
内倒し窓とは、どのような窓のことを言うでしょうか?
建築を知りたい
内倒し窓は、窓の下部を軸として、上部が内側に開けられる窓のことです。
建築物研究家
内倒し窓は、どのような場所に多く用いられるでしょうか?
建築を知りたい
内倒し窓は、浴室やトイレなどの小さな窓に多く用いられます。採光や換気のために用いられる他、店舗に義務付けられている排煙設備としても有用です。
内倒し窓とは。
内倒し窓とは、窓の下側を軸に上側が内側に開くタイプの窓です。浴室やトイレなど、小さな窓によく使われています。採光や換気だけでなく、店舗では法律で義務付けられている排煙設備としても用いられます。内倒し窓は気密性が高く、隙間風が入りにくい特徴があり防犯対策にも優れています。また、隣家との距離が近く、窓を外開きにできない場合にも採用されることがあります。網戸は外側に取り付けるため、虫の侵入を防ぐ効果もあります。ただし、内側に開くため、カーテンやブラインドの設置は難しいので注意が必要です。外側の掃除をするときは、窓を大きく開いて拭くことができます。また、雨も室内の入り込みにくい構造になっています。
採光や換気のために使用
建築用語「内倒し窓」とは、窓の下部を軸として、上部が内側に開けられる窓のことである。浴室やトイレなどの小さな窓に多く、採光や換気のために用いられる。
内倒し窓は、気密性が高く、隙間風が入りにくいため、冷暖房の効率が良く、結露を軽減する効果がある。また、大きく開かないので侵入されにくいことから防犯性に優れている。隣家との距離が近く、窓を外開きにできない場合にも採用される。網戸は外側に設置されるため、虫などが入りにくいというメリットもある。
ただし、内側に開くことから、カーテンやブラインドの設置は難しい。また、外面(外側)の掃除の際は、60°程大きく倒して拭く必要がある。さらに、雨も比較的室内に入り込みにくい構造となっているが、横殴りの雨の場合には、吹き込む可能性がある。
排煙設備にも活用
小見出し 排煙設備にも活用
建築用語内倒し窓とは、窓の下部を軸として、上部が内側に開けられる窓のことである。内倒し窓は、浴室やトイレなどの小さな窓に多く見られる。採光や換気のために使用されるだけでなく、店舗に義務付けられている排煙設備としても役に立つ。気密性が高く、隙間風が入りにくく、また、大きく開かないため、防犯性にも優れている。隣家との距離が近く、窓を外開きにできない場合にも内倒し窓が採用される。最近の商品では、網戸の外側に設置されるため、虫などが入りにくいというメリットもある。ただし、内側に開くため、カーテンやブラインドの設置が難しいというデメリットもある。外面の掃除の際は、60°程大きく倒して拭くこともできる。雨も比較的室内に入り込みにくい構造となっている。
隣家との距離が近い場合にも設置可能
隣家との距離が近く、窓を外開きにできない場合にも採用されることが多いのが、内倒し窓です。内倒し窓とは、窓の下部を軸として、上部が内側に開けられる窓のことです。浴室やトイレなどの小さな窓に多く、採光や換気のために用いられる他、店舗に義務付けられている排煙設備としても有用です。また、気密性が高く、隙間風が入りにくく、大きく開かないので侵入されにくいことから防犯性に優れています。外側に網戸が設置されるため、虫などが入りにくいというメリットもあります。ただし、内側に開くことから、カーテンやブラインドの設置が難しいというデメリットもあります。外面の掃除の際は、60°程大きく倒して拭くこともできます。雨も比較的室内に入り込みにくい構造となっています。
外面は大きく倒して掃除できる
窓の下部を軸として、上部が内側に開けられる窓を、内倒し窓と呼びます。気密性が高く隙間風が入りにくく、また、大きく開かないので侵入されにくいことから防犯性に優れているため、浴室やトイレなどの小さな窓に多く用いられています。採光や換気のために使われる他、店舗に義務付けられている排煙設備としても有用です。隣家との距離が近く、窓を外開きにできない場合にも採用されます。網戸は外側に設置されるため、虫などが入りにくいというメリットもあります。ただし、内側に開くことから、カーテンやブラインドの設置は難しいです。外面の掃除の際は、60°程大きく倒して拭くことも可能です。また、雨も比較的室内に入り込みにくい構造となっています。