畳寄せ〜その役割とは〜
建築物研究家
畳寄せとは、和室の床に敷いた畳と壁との間にできる隙間を埋めるための部材のことだよ。壁に比べて柱が出ている真壁では、畳寄せを入れないと畳を柱のところで切り欠かなくてはならないので、すき間に畳寄せを入れて埋めているんだ。
建築を知りたい
畳寄せは、床と壁の仕上げをする際、定規の役割も果たすんですね。
建築物研究家
そうだね。畳寄せは、和室を洋室にリフォームする場合にも問題となる部材なんだ。床をフローリングに変更したとしても、畳寄せを残して柱が見えるままだと和室の名残りがある印象となるし、畳寄せを取り外して柱が見えない大壁にしようとすると、床だけでなく壁のリフォームを伴う工事となってしまうよ。
建築を知りたい
畳寄せは、和室の重要な部材なんですね。よくわかりました。
畳寄せとは。
畳寄せとは、和室で床に敷いた畳と壁との間の隙間を埋める細長い部材のことです。壁に比べて柱が出ている真壁では、畳寄せを入れないと畳を柱のところで切り欠かなくてはなりません。そのため、隙間には畳寄せを入れて埋め、壁に直接畳が触れないようにしています。また、畳寄せは床と壁の仕上げをする際、定規の役割も果たします。
和室を洋室にリフォームする場合、一番の問題となるのがこの畳寄せです。床をフローリングに変更しても、畳寄せを残して柱が見えるままだと、和室の名残がある印象になってしまいます。畳寄せを取り外して柱が見えない大壁にしようとすると、床だけでなく壁のリフォームも伴う大がかりな工事になってしまいます。
畳寄せとは何か?
畳寄せとは、和室で床に敷いた畳と壁との間に生まれる隙間を埋めるための細長い部材のことです。壁に比べて柱が出ている真壁では、畳寄せを入れないと畳を柱のところで切り欠かなくてはならなくなるので、すき間に畳寄せを入れて埋めています。また、壁に直接畳が触れないようにする目的もあります。畳寄せは、床と壁の仕上げをする際、定規の役割も果たします。和室を洋室へリフォームする場合、一番問題となるのがこの畳寄せです。床をフローリングへ変更したとしても、畳寄せを残して柱が見えるままだと和室の名残りがある印象となり、畳寄せを取り外して柱が見えない大壁にしようとすると、床だけでなく壁のリフォームも伴う工事となってしまうのです。
畳寄せの注意点
畳寄せは、和室の床に敷いた畳と壁との間に生まれる隙間を埋めるための、細長い部材のことです。壁に比べて柱が出ている真壁では、畳寄せを入れないと畳を柱のところで切り欠かなくてはならなくなるので、すき間に畳寄せを入れて埋めています。また、壁に直接畳が触れないようにする目的もあります。畳寄せは、床と壁の仕上げをする際、定規の役割も果たします。
和室を洋室へリフォームする場合、一番問題となるのがこの畳寄せです。床をフローリングへ変更したとしても、畳寄せを残して柱が見えるままだと和室の名残りがある印象となり、畳寄せを取り外して柱が見えない大壁にしようとすると、床だけでなく壁のリフォームも伴う工事となってしまうためです。
畳寄せを活用したリフォーム事例
畳寄せを活用したリフォーム事例
和室を洋室へリフォームする場合、畳寄せを残したまま床をフローリングに変更することで、和室の雰囲気を残しつつ、洋室の機能性を備えた空間を創出することができます。この方法では、畳寄せが柱を隠す役割を果たし、和室特有の趣を保ちながら、フローリングの質感を楽しむことができます。
また、畳寄せを活用して、和室の雰囲気を完全に払拭した洋室を創出することも可能です。この方法では、畳寄せを取り外し、柱を隠して大壁にします。大壁にすることで、より洋室らしいすっきりとした空間を創出することができます。ただし、畳寄せを取り外す場合は、床だけでなく壁のリフォームも伴う工事となるため、費用や工期がかかります。
畳寄せを活用したリフォームは、和室の雰囲気を活かした洋室や、和室の雰囲気を払拭した洋室など、さまざまなバリエーションが可能です。リフォームの際には、畳寄せを活用したリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。