防犯金具の基礎知識と種類
建築物研究家
防犯金具とは何かを説明してみて下さい。
建築を知りたい
防犯金具とは、玄関のドアから来る犯罪者の侵入を防ぐために錠前と併用して取り付けられる金具のことです。
建築物研究家
防犯金具には、どのような種類がありますか?
建築を知りたい
ガードプレート、ドアボス、ラッチ金具、南京錠、コンセント用カバー、策の上に突起上の構造を設置した物などがあります。
防犯金具とは。
防犯金具とは、家の玄関のドアに付けるもので、犯罪者が外から侵入するのを防ぐための金具のことです。ガードプレートやドアボスなどが代表的です。
ガードプレートとは、玄関のドアに付ける金具で、バールでこじ開けようとするのを防ぎます。ドアの外側に、デッドボルト(鍵)が見える場合に取り付けます。
ドアボスとは、ドアの蝶番の軸心を外して、ドアごと取り外すドア外しを防ぐ金具のことです。ドアに突起を取り付けて、ドア枠の穴に埋め込むことによって、ドア外しを防ぎます。
防犯金具にはほかにも、ラッチ金具や南京錠などのドアの鍵に関する金具や、屋外のコンセントにカバーを取り付けることで盗電を防ぐ金具、塀を超えて侵入するのを防ぐために策の上に突起を設置した金具など、様々な種類があります。
防犯金具の役割
防犯金具の役割は、玄関のドアからの犯罪者の侵入を防ぐことです。防犯金具は、錠前と併用して取り付けることで、ドアのこじ開けやドア外しの被害を防ぐことができます。防犯金具には、ドアを補強してバールによるこじ開けを防ぐガードプレート、ドアに突起を取り付けてドア枠の穴に埋め込むことによってドア外しを防ぐドアボスなどがあります。また、ラッチ金具や南京錠のような鍵に関連する防犯金具や、外に設置したコンセントからの盗電を防ぐコンセント用カバー、塀を超えての侵入を防ぐために策の上に、突起上の構造を設置したフェンス用ガードなど、さまざまな種類の防犯金具があります。
防犯金具の種類
防犯金具は、玄関のドアから来る犯罪者の侵入を防ぐために錠前と併用して取り付けられる金具のことです。ガードプレートやドアボスなどが代表的です。
ガードプレートとは、バールによるこじ開けを防ぐためにドアを補強するもので、外側からデッドボルトが見える場合に用いられます。ドアボスは、蝶番の軸心を外してドアごと取り去ってしまうドア外しを防ぐための金具です。ドアに突起を取り付けてドア枠の穴に埋め込むことによってドア外しを防ぎます。
その他の防犯金物としては、ラッチ金具や南京錠のようなカギに関連する物、外に設置したコンセントからの盗電を防ぐためのコンセント用カバー、塀を超えての侵入を防ぐために策の上に、突起上の構造を設置した物など様々な物があります。
ガードプレート
ガードプレートとは、バールによるこじ開けを防ぐためにドアを補強するもので、外側からデッドボルトが見える場合に用いられます。ドアの枠に設置され、ドアの錠前を保護する役割を果たします。ガードプレートは、金属製で、ドアの枠にボルトで固定されます。ドアが閉まると、ガードプレートがデッドボルトを覆い、バールによるこじ開けを困難にします。ガードプレートは、比較的安価で設置も簡単なので、防犯対策として広く普及しています。
ドアボス
ドアボスとは、ドアを外しての侵入を防ぐために使われる防犯金具の一つです。蝶番の軸心を外してドアごと取り外す事による侵入を防ぐための金具のことです。ドアに突起を取り付けてドア枠の穴に埋め込むことによってドア外しを防ぎます。ドアボスの種類は、埋め込み式、取付ボルト式、チェーン式などがあります。埋め込み式はドアの側面に埋め込んで使用するもので、最も効果が高いタイプです。取付ボルト式はドアの枠に取り付けるもので、埋め込み式よりも施工が簡単です。鏈式はドアとドア枠をチェーンでつないで使用するもので、他のタイプよりも安価です。ドアボスは、ドアのセキュリティを高めるために重要な防犯金具です。ドアの防犯性を高めるために、ドアボスを取り付けておくことをおすすめします。
その他のリスクを軽減するための防犯金物
その他のリスクを軽減するための防犯金物
防犯金物は、侵入を阻止するだけでなく、その他のリスクを軽減するためのものもあります。例えば、ラッチ金具や南京錠のようなカギに関連するものは、窓や勝手口の施錠を強化して、侵入を防ぎます。また、外に設置したコンセントからの盗電を防ぐためのコンセント用カバーは、電気代の窃盗を防ぐことができます。塀を超えての侵入を防ぐために策の上に、突起上の構造を設置したものは、塀をよじ登って侵入することを困難にします。このように、防犯金物は、侵入だけでなく、その他のリスクを軽減するためのものもたくさんあります。