建具につける「キャッチ」を解説!

建具につける「キャッチ」を解説!

建築物研究家

建築用語で『キャッチ』という言葉がありますが、説明できますか?

建築を知りたい

はい。キャッチとは、扉や窓などの開閉を維持する金具のことです。

建築物研究家

そうですね。キャッチにはさまざまな種類がありますが、一般的にはマグネット式とローラー式があります。マグネット式は、磁石の力で扉や窓を閉じた状態に保ち、ローラー式は、ローラーが扉や窓の枠に引っかかって閉じた状態に保ちます。

建築を知りたい

なるほど、わかりました。キャッチは防犯や安全のためだけでなく、省エネにも効果的なんですね。

キャッチとは。

「キャッチ」とは、簡単にいうと扉や引き出しなどが開かないように固定するための金具のことです。ラッチと呼ばれることもあります。マグネットタイプのものや、雄型の棒をローラー状の雌型が挟むようにして止めるものなど、さまざまな種類があります。マグネットの中には、開閉をスイッチ代わりにできるものがあり、扉の開閉と照明を連動させることができます。これを使うことで、扉を開け閉めするたびに自動的に照明が点灯する省エネ効果のある回路としても使われています。開閉機能だけでなく、地震の揺れを感知してロックできる耐震ラッチもあります。食器棚やタンスに取り付けておけば、揺れによって中の物が散らばるのを防ぐことができます。もっと簡単なストッパータイプのものもあり、取り付けるだけで安全性を高めることができます。

キャッチとは?

キャッチとは?

キャッチとは、扉などが開かないように、閉まったままの状態を維持するために取り付けられる金物のことです。ラッチと呼ばれることが多いです。マグネットを使った物や雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止める物などがあります。マグネットの中には、開閉をスイッチにできるようになっている物があり、これを使うことで扉の開閉と照明を連動させることが可能です。省エネにも効果のある自動点灯回路として使われています。単に開閉といったことだけではなく、地震のときに揺れを感知するとロックできる耐震ラッチがあります。食器棚やタンスなどに取り付けておくと、ストッパーがかかり中の物を散乱させずに済。もっと簡単なストッパーの物もあり、取り付けるだけで安全性を高めることができます。

マグネットを使ったキャッチ

マグネットを使ったキャッチ

マグネットを使ったキャッチは、扉や引き出しの開閉を磁力によって制御するものです。マグネットキャッチは、扉や引き出しの枠に取り付けられた金属製のプレートと、扉や引き出し本体に取り付けられた磁石で構成されています。扉や引き出しを閉めると、磁石が金属製のプレートに引き寄せられ、扉や引き出しが固定されます。マグネットキャッチは、ラッチや鍵を使用することなく、扉や引き出しを閉じた状態を維持することができます。そのため、シンプルなデザインで、操作が容易です。また、マグネットキャッチは、扉や引き出しの開閉時に発生する騒音を軽減することができます。マグネットキャッチは、家庭やオフィスなど、さまざまな場所で使用されています。

雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止めるキャッチ

雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止めるキャッチ

雄型をローラー状の雌型が挟み込むように止めるキャッチは、マグネットを使用していないシンプルな種類のキャッチです。雄型には小さな突起があり、雌型にはローラーが取り付けられています。ドアを閉めると、雄型の突起が雌型のローラーに挟まれ、ドアが固定されます。このタイプのキャッチは、耐久性があり、比較的安価で、取り付けも簡単です。しかし、マグネット式のキャッチに比べて、開閉が少し重くなることがあります。また、雄型の突起が雌型のローラーと擦れるため、音が出ることもあります。

地震のときに揺れを感知するとロックできる耐震ラッチ

地震のときに揺れを感知するとロックできる耐震ラッチ

耐震ラッチとは、地震の際に揺れを感知してロックがかかる金物で、食器棚やタンスに取り付けておくと、中の物を散乱させせずに済みます。耐震ラッチには、マグネット式の物と、ローラー式の物などがあります。マグネット式耐震ラッチは、磁石の力で扉を閉じた状態に保持します。地震の揺れを感知すると、磁力が弱くなり、扉が開いてしまいます。ローラー式耐震ラッチは、雄型をローラー状の雌型が挟み込むようにして扉を閉じた状態に保持します。地震の揺れを感知すると、ローラーが雌型から外れて扉が開いてしまいます。