「目皿」とは？

「目皿」とは？

目皿の役割

目皿は、排水口に設ける板のことです。金属製で多数の穴があいており、比較的大きめなゴミの流出を防止するために取り付けるものです。また、穴ではなく、スリットがあいた物や、金網、パンチングメタルもあり、形状は丸が多いです。

目皿の役割は、浴室や台所などの排水口に設置し、ゴミによる排水管の詰まりを防ぐことです。また、厨房やトイレなどのように、床に大量の水を流して清掃する箇所には、防水処理と同時に、防水層用の排水目皿を設置します。この場合も、清掃による大量の水とともにゴミが排水管に入り込んでしまうのを防いでいます。目皿を施工するときには、目皿は仕上がりレベルより必ず低くしなければならないです。水を確実に排水管へ流し込むために、微妙な勾配を付けて仕上げます。

目皿の種類

目皿の種類

目皿は、その形状や材質によってさまざまな種類があります。形状は、丸形、角形、ひし形などがあり、材質は、ステンレス、アルミ、真鍮、プラスチックなどがあります。また、目皿には、穴あきタイプとスリットタイプがあり、穴あきタイプは、穴の大きさによって、大穴タイプと小穴タイプがあります。大穴タイプは、比較的大きなゴミを流すことができ、小穴タイプは、小さなゴミを流すことができます。スリットタイプは、穴あきタイプよりもゴミを流すことができますが、ゴミが詰まりやすいという欠点もあります。

目皿の取り付け方

目皿の取り付け方
目皿を取り付ける際には、まず排水口のサイズを測り、それに合った目皿を用意します。目皿は、排水口の大きさよりも少し小さいサイズを選ぶと、水はけが悪くなるので注意が必要です。 目皿を用意したら、排水口の周りの汚れをきれいに拭き取ります。そして、目皿を排水口にセットし、手で押さえながら回して固定していきます。目皿がしっかりと固定できたら、水をかけて水漏れがないか確認します。水漏れがあれば、目皿をもう一度外して、排水口と目皿の間にパッキンを挟んで取り付け直します。

目皿の掃除方法

目皿は、排水口に設ける板のことです。 主に金属製で、多数の穴があいています。その穴は大きく、排水口から比較的大きめのゴミが流れ出ないようにするために取り付けられています。穴ではなくスリットの入ったものや、金網、パンチングメタルもあると言われますが、形状は丸いものがほとんどです。

浴室や台所などの排水口に設置し、ゴミによる排水管の詰まりを防ぎます。

また、厨房やトイレなどのように、床に大量の水を流して清掃する箇所には、防水処理と同時に、防水層用の排水目皿を設置します。この場合も、清掃による大量の水とともにゴミが排水管に入り込むのを防いでいます。

目皿を施工するときには、目皿は仕上がりレベルより必ず低くしなければなりません。水を確実に排水管へ流し込むために、微妙な勾配を付けて仕上げます。

目皿は、排水口にゴミが溜まるのを防ぐ重要な設備です。定期的に掃除をして、清潔に保つようにしましょう。

目皿を選ぶ際の注意点

目皿を選ぶ際の注意点

目皿を選ぶ際には、設置場所に合ったサイズと形状のものを選ぶことが大切です。

目皿の素材

目皿の素材は、ステンレス、真鍮、銅、プラスチックなどがあります。ステンレスは錆びにくく、耐久性が高いのが特徴です。真鍮は変色しやすく、銅は錆びやすいので、メンテナンスが必要になります。プラスチックは安価ですが、耐久性はやや劣ります。

目皿の形状

目皿の形状は、丸型、四角形、三角形などがあります。丸型は最も一般的ですが、四角形や三角形の方が隅々まで汚れをキャッチしやすいという利点があります。

目皿のサイズ

目皿のサイズは、排水口のサイズに合わせて選びます。大きすぎると排水口を塞いでしまうので注意が必要です。また、あまり小さすぎると、ゴミが溜まりやすくなってしまいます。

目皿の勾配

目皿を設置する際には、目皿を仕上がりレベルより必ず低くする必要があります。水を確実に排水管へ流し込むために、微妙な勾配を付けて仕上げます。勾配が足りないと、水が排水口に溜まってしまい、衛生的に問題があります。