野地板とは?種類や役割を解説

野地板とは?種類や役割を解説

建築物研究家

野地板とは、屋根材の下地材のことです。垂木の上に野地板を貼り、その上に防水シートを敷いてから瓦やスレートなどを葺きます。

建築を知りたい

野地板の厚さはどのくらいですか?

建築物研究家

野地板の厚さは、9mmから12mmです。12mmの野地板では、さね加工がなされており、施工手間が軽減されます。

建築を知りたい

野地板の種類は何がありますか?

野地板とは。

野地板とは、屋根材の下に敷く下地材のことです。垂木の上に野地板を貼り付け、防水シートを敷いた後、瓦やスレートなどを葺きます。野地板には、9mmから12mmの厚さの構造用合板が使用されます。12mm厚の野地板は、施工がしやすいように、加工が施されています。9mmの野地板には、加工が施されていないため、施工が難しくなり、総額も高くなります。外貼り断熱工法では、野地板をそのまま天井の仕上げとして使う場合もあります。住宅に使用される野地板には、耐水合板が多く使われています。耐水合板を使用することで、雨漏りのリスクを減らすことができます。また、耐火規制をクリアした野地合板は、準防火地域、防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に、施工が義務付けられています。

野地板とは

野地板とは

野地板とは、屋根材の下地材のことです。垂木の上に野地板を貼り、その上に防水シートを敷いてから瓦やスレートなどを葺きます。野地板には、9mmから12mmの厚さの構造用合板を用います。12mm圧の野地板では、さね加工がなされており、施工手間が軽減されます。9mmの物に、はさね加工を施すことができず、施工手間がかかり、トータルの金額が高くなってしまいます。外貼り断熱工法などでは、野地板をそのまま天井の仕上げにする場合もあります。住宅に用いられる野地板は、耐水合板が使用される場合が多いです。耐水合板を用いることで雨漏りの恐れも少なくなるからです。また、耐火規制をクリアした野地合板は耐火野地合板と言います。耐火野地合板は、準防火地域または防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に施工が義務付けられています。

野地板の種類

野地板の種類

野地板の種類

野地板には、厚さ9mmと12mmの2種類があります。9mmの野地板は、はさね加工が施されておらず、施工手間がかかります。一方、12mmの野地板は、さね加工がされており、施工手間が軽減されます。また、耐水合板と耐火野地合板の2種類があります。耐水合板は、雨漏りの恐れが少ない野地板です。耐火野地合板は、準防火地域または防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に施工が義務付けられている野地板です。

野地板の役割

野地板の役割

野地板の役割

野地板とは、屋根材の下地材のことです。垂木の上に野地板を貼り、その上に防水シートを敷いてから瓦やスレートなどを葺きます。野地板には、9mmから12mmの厚さの構造用合板を用います。12mm圧の野地板では、さね加工がなされており、施工手間が軽減されます。9mmの物に、はさね加工を施すことができず、施工手間がかかり、トータルの金額が高くなってしまいます。外貼り断熱工法などでは、野地板をそのまま天井の仕上げにする場合もあります。住宅に用いられる野地板は、耐水合板が使用される場合が多くなります。耐水合板を用いることで雨漏りの恐れも少なくなるでしょう。また、耐火規制をクリアした野地合板は耐火野地合板と言い、準防火地域または防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に施工が義務付けられています。

野地板の施工方法

野地板の施工方法

野地板は、垂木の上に貼られる下地材です。垂木とは、屋根の傾斜を作るための木材のことです。野地板は、9mmから12mmの厚さの構造用合板を用いて施工されます。12mm厚の野地板は、さね加工がなされているため、施工の手間が軽減されます。

9mmの野地板には、さね加工を施すことができないため、施工の手間がかかり、トータルの金額が高くなってしまいます。外貼断熱工法などでは、野地板をそのまま天井の仕上げにする場合もあります。

住宅に用いられる野地板は、耐水合板が使用される場合が多いです。耐水合板を用いることで、雨漏りの恐れも少なくなるからです。また、耐火規制をクリアした野地合板は耐火野地合板と言います。耐火野地合板は、準防火地域または防火地域、屋根不燃区域に家を建てる場合に施工が義務付けられています。

野地板のメンテナンス方法

野地板のメンテナンス方法

野地板のメンテナンス方法は、野地板の状態や損傷の程度によって異なります。野地板にひび割れや腐食がある場合は、野地板を交換する必要があります。野地板の交換は、屋根材や防水シートをすべて剥がし、新しい野地板を張る必要があります。野地板にひび割れや腐食がない場合は、野地板を塗装するだけでメンテナンスを済ませることができます。野地板の塗装は、野地板の表面を保護し、野地板の寿命を延ばす効果があります。野地板の塗装は、5年から10年ごとに行うのがおすすめです。野地板のメンテナンスは、屋根の防水性を維持するためには欠かせません。野地板が劣化すると、屋根から雨漏りが発生し、家の構造を傷めるおそれがあります。そのため、野地板のメンテナンスは定期的に行うようにしましょう。