建築用語『幅木』とは?その役割と種類をご紹介
建築を知りたい
先生、幅木って何ですか?
建築物研究家
幅木とは、床面と接する壁の最下部に取り付けられる幅10cm程度の横木のことです。傷や汚れが付きやすい壁の下部を保護するためと、壁と床の仕上げ部分のおさまりを美しくするために設けられます。
建築を知りたい
システムキッチンにも幅木があるんですか?
建築物研究家
はい、システムキッチンの最下部で、「足元」と呼ばれる部分に取り付けられるものも「幅木」と言います。台座の高さに合わせてキャビネット単位に装着されるものと、長尺型として複数のキャビネットにわたって取り付けられるものがあります。
幅木とは。
幅木とは、床と接する壁の下端に設置される横木のことです。幅は10cm程度で、傷や汚れが付きやすい壁の下部を保護し、壁と床の仕上げがきれいに見えるようにする役割を果たしています。
システムキッチンの最下部にある「足元」と呼ばれる部分にも幅木が設置されます。こちらは、台座の高さに合わせてキャビネットごとに装着されるものと、複数のキャビネットにわたって取り付けられる長尺型のものがあります。
幅木は、「台輪前板」と呼ばれることもあります。
幅木とは何か?
幅木とは、床面と接する壁の最下部に取り付けられる、幅10cm程度の横木のことです。 見切り材の一種で、傷や汚れが付きやすい壁の下部を保護するためと、壁と床の仕上げ部分のおさまりを美しくするために設けられます。
システムキッチンなどの最下部で、「足元」と呼ばれる部分に取り付けられるものも「幅木」と言い、台座の高さに合わせてキャビネット単位に装着されるものと、長尺型として複数のキャビネットにわたって取り付けられるものがあります。
「台輪前板」と呼ばれることもあるようです。
幅木の種類
幅木は、その材質や用途に応じて、さまざまな種類があります。
最も一般的なのは、木材製の幅木です。木材製の幅木は、天然木の風合いを活かした温かみのある空間を演出することができます。また、木材製の幅木は、加工が容易で、さまざまな形状やサイズにカットすることができます。
金属製の幅木は、耐久性と耐火性に優れています。金属製の幅木は、主に商業施設や公共施設で使用されています。金属製の幅木は、木材製の幅木よりも高価ですが、その耐久性と耐火性は、その価格に見合った価値があります。
樹脂製の幅木は、耐水性と耐腐食性に優れています。樹脂製の幅木は、主に水回りの施設で使用されています。樹脂製の幅木は、木材製の幅木や金属製の幅木よりも安価で、その耐水性と耐腐食性は、その価格に見合った価値があります。
幅木は、その用途や設置場所に応じて、さまざまな種類があります。適切な幅木を選ぶことで、より快適で美しい空間を演出することができます。
幅木の役割
幅木は、見切り材の一種で、壁の下部を保護する役割を果たします。 壁の下部は、家具や荷物の搬入、清掃などによって、傷や汚れが付きやすい部分です。幅木を設置することで、壁を傷や汚れから守ることができます。また、幅木は、床と壁の仕上げ部分のおさまりを美しくする役割も果たします。 床と壁の仕上げ材は、異なる素材や色であることが多く、幅木を設置することで、それぞれの仕上げ材の境界線を目立たなくすることができます。
幅木の取り付け方
幅木の取り付け方は、大きく分けて釘打ちとボンドでの接着の2通りがあります。釘打ちの場合、幅木と壁を固定するために釘を打ちます。このとき、釘を打つ位置は幅木の端から5cm程度の間隔で、釘と釘の間隔は10cm程度にします。ボンドでの接着の場合、幅木と壁にボンドを塗って貼り付けます。このとき、ボンドは均一に塗布し、幅木と壁をしっかりと密着させます。釘打ちとボンドでの接着を併用することもできます。
幅木のお手入れ方法
幅木は、床面と接する壁の最下部に取り付けられる横木で、傷や汚れが付きやすい壁の下部を保護し、壁と床の仕上げ部分のおさまりを美しくするために設けられます。 幅木には、システムキッチンなどの最下部に取り付けられるものもあり、台座の高さに合わせてキャビネット単位に装着されるものと、長尺型として複数のキャビネットにわたって取り付けられるものがあります。
幅木のお手入れ方法は、まず、埃や汚れを乾いた布や掃除機で取り除きます。 次に、中性洗剤を薄めた水で拭き、その後、水拭きをして乾かします。 幅木が汚れている場合は、メラミンスポンジで軽くこすり、その後、中性洗剤で拭き、水拭きをして乾かします。 幅木を長くきれいに保つためには、定期的なお手入れが大切です。