野縁とは?天井や壁の下地に用いられる部材

野縁とは?天井や壁の下地に用いられる部材

建築物研究家

野縁とは、打ち上げ天井において、天井板や下地材を打ちつけるための下地骨のことです。野縁は、普通天井板や塗り下地の木摺を打ちつけるために使用される横木で、野縁受け、釣木受け、釣木によって、小屋梁や上の階の床に取り付けられます。

建築を知りたい

野縁は、天井や壁の下地として使われる部材ですね。野縁受けや釣木受け、釣木で構造材に留め付けることで、野縁を固定するわけですね。

建築物研究家

その通りです。野縁は、天井や壁の下地として使われる部材で、野縁受けや釣木受け、釣木で構造材に留め付けることで、野縁を固定します。野縁は、通常、45cm間隔に配され、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされます。

建築を知りたい

野縁は、天井や壁の下地として使われる部材で、野縁受けや釣木受け、釣木で構造材に留め付けることで、野縁を固定し、通常、45cm間隔に配され、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされるわけですね。分かりました。

野縁とは。

野縁とは、天井の仕上げ工事において、仕上げ材を張り付けるための下地のことで、棒状の部材のことです。天井野縁は、普通天井板や塗り下地の木摺を打ちつけるために使用される横木で、野縁受け、釣木受け、釣木によって、小屋梁や上の階の床に取り付けられます。通常、45cm間隔に配し、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされます。木造の場合は40mm角ほどの角材、軽量鉄骨天井の場合、鉄板を加工した中空断面の専用部材であるLGSが等間隔か格子状に組むことが多いです。野縁を留める部材のことは「野縁受け」と呼ばれ、吊木で構造材に留め付けます。

野縁の役割と種類

野縁の役割と種類

野縁とは、天井板や下地材を打ちつけるための下地骨のことです。 天井仕上げ工事において仕上げ材を張り付けるため下地に使用される棒状の部材です。木摺や板張りの下地骨となる細長い材で、天井野縁を指すのが普通です。壁の場合は「胴縁(どうぶち)」と呼びます。

野縁は、天井板や塗り下地の木摺を打ちつけるために使用される横木で、野縁受け、釣木受け、釣木によって、小屋梁や上の階の床に取り付けられます。通常、45cm間隔に配し、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされます。木造の場合は40mm角ほどの角材、軽量鉄骨天井の場合、鉄板を加工した中空断面の専用部材であるLGSが等間隔か格子状に組まれます。

野縁を留める部材のことは「野縁受け」と呼ばれ、吊木で構造材に留め付けられます。

野縁の施工方法

野縁の施工方法

野縁の施工方法は、野縁受けをまず設置するところから始まります。野縁受けは、野縁を支えるための部材で、小屋梁や上の階の床に取り付けられます。次に、釣木と釣木受けを設置します。釣木と釣木受けは、野縁を横方向に支えるための部材です。最後に、野縁を野縁受けに取り付けます。野縁は、通常45cm間隔に配され、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされます。木造の場合は40mm角ほどの角材が、軽量鉄骨天井の場合は鉄板を加工した中空断面の専用部材であるLGSが等間隔か格子状に組まれます。野縁の施工は、水平と垂直をきちんと確認しながら行うことが重要です。

野縁を使用する際の注意点

野縁を使用する際の注意点

野縁を使用する際の注意点は、野縁の強度を適切に確保することと、野縁の間隔を適切に設定することの2点があります。野縁の強度については、使用される材料や断面寸法によって異なります。一般的に、木造の場合は40mm角ほどの角材、軽量鉄骨天井の場合は、鉄板を加工した中空断面の専用部材であるLGSが使用されます。野縁の間隔については、通常は45cm間隔に配され、合板やボード下地の場合は同間隔の野縁格子組とされます。野縁の間隔が広すぎると、天井板や下地材がたわんだり、振動したりする可能性があります。また、野縁の強度が不十分な場合も、天井板や下地材が落下する恐れがあります。そのため、野縁を使用する際は、野縁の強度と間隔を適切に設定することが重要です。

野縁のメリットとデメリット

野縁のメリットとデメリット

野縁とは、打ち上げ天井において、天井板や下地材を打ちつけるための下地骨のことです。天井仕上げ工事において仕上げ材を張り付けるため下地に使用される棒状の部材です。木摺や板張りの下地骨となる細長い材で、天井野縁を指すのが普通です。壁の場合は「胴縁(どうぶち)」と呼びます。

野縁のメリットは、天井の下地を簡単に作ることができることです。野縁を梁や垂木に取り付けるだけで、天井の下地が完成します。また、野縁は軽量なので、天井を重くすることなく下地を作ることができます。さらに、野縁は通気性を確保することができるため、天井裏の結露を防ぐ効果もあります。

野縁のデメリットは、野縁を施工する際に手間がかかることです。野縁を梁や垂木に取り付けるために、釘やビスで固定する必要があります。また、野縁は木材を使用しているため、湿気や火災に弱いというデメリットがあります。

野縁の選び方

野縁の選び方

野縁の選び方では、天井や壁の仕上げ材の種類、厚さ、施工方法によって最適な野縁のサイズや種類を選択します。野縁の間隔は、仕上げ材の厚さや施工方法によって異なりますが、一般的には45cm間隔に配置されます。また、木造の場合は40mm角ほどの角材、軽量鉄骨天井の場合は鉄板を加工した中空断面の専用部材であるLGSが等間隔か格子状に組まれます。野縁を留める部材のことは「野縁受け」と呼ばれ、吊木で構造材に留め付けます。