建築用語『メーターモジュール』とは

建築物研究家
建築用語『メーターモジュール』について教えてください。

建築を知りたい
メーターモジュールとは、住宅などを建築する際の基準寸法の単位を1メートルとすることを言うんです。

建築物研究家
日本で採用されている尺モジュールと比較して、メーターモジュールのメリットとデメリットを教えてください。

建築を知りたい
メーターモジュールを採用すると、室内空間が広がり、ゆとりが生まれます。しかし、尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなり、和室のデザインは崩れやすくなります。
メーターモジュールとは。
「メーターモジュールとは、住宅などの建築時に基準寸法の単位を1メートルとすることを指す。多くの日本の建物は、尺モジュール(基準寸法の単位を3尺=910mmとする)を採用しているので、1間の長さは1.82メートルになる。それに対して、メーターモジュールでは、1間の長さは2メートルになる。外国では、メーターモジュールが一般的に用いられており、室内空間、特に廊下やトイレなどの尺モジュールでは狭く感じられる空間がより広くなり、ゆとりが生まれる。しかし、単純に尺モジュールをメーターモジュールに置き換えると、面積が約2割増加するため、建築費が高くなり、和室のデザインが崩れやすくなる。」
メーターモジュールの定義

建築用語の「メーターモジュール」とは、住宅などを建築する際の基準寸法の単位を1メートルとすることを言う。日本の建築物の多くは、尺モジュール(3尺=910mmを基準寸法の単位とする)を採用しているため、1間の長さが、1.82mとなる。それに対して、メーターモジュールでは、1間の長さが2mに。外国ではメーターモジュールが一般的で、メーターモジュールの採用により、室内空間、特に廊下やトイレといった尺モジュールでは狭く感じられる空間の幅が広がり、ゆとりが生まれる。しかし、単純に尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなり、和室のデザインは崩れやすくなる。
尺モジュールとの比較

尺モジュールとは、日本の建築物に多く採用されている基準寸法の単位です。尺モジュールを採用しているため、一間の長さは1.82mとなっています。これに対して、メーターモジュールでは、一間の長さは2mとなります。
外国ではメーターモジュールが一般的で、メーターモジュールの採用により、特に廊下やトイレといった尺モジュールでは狭く感じられる空間の幅が広がり、ゆとりが生まれます。しかし、単純に尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなるというデメリットもあります。また、和室のデザインは崩れやすくなるというデメリットも挙げられます。
メーターモジュールの利点

メーターモジュールを採用することによって、室内空間が広がり、ゆとりが生まれるという利点があります。特に、廊下やトイレといった尺モジュールでは狭く感じられる空間の幅が広がり、快適な空間となります。
また、単位をメートルにすることで、海外の建築物との連携がとりやすくなり、例えば、住設機器を海外から輸入する際、寸法を合わせる必要がなくなり、コスト削減につながります。さらに、モジュールを1メートルとすることで、計算が簡単になり、施工ミスを減らすことができます。
メーターモジュールの課題

メーターモジュールの課題としては、大きく分けて二つ挙られます。一つは、建築費が高くなるということです。尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなります。もう一つは、和室のデザインが崩れやすくなるということです。尺モジュールは、日本の伝統的な建築様式である和室に適した寸法となっているため、尺モジュールをメーターモジュールに替えると、和室のデザインが崩れやすくなります。
メーターモジュールを採用した建築事例

メーターモジュールとは、住宅などを建築する際の基準寸法の単位を1メートルとすることを言う。日本の建築物の多くは、尺モジュール(3尺=910mmを基準寸法の単位とする)を採用しているため、1間の長さが、1.82mとなる。それに対して、メーターモジュールでは、1間の長さが2mになる。
外国ではメーターモジュールが一般的であり、メーターモジュールの採用により、室内空間、特に廊下やトイレといった尺モジュールでは狭く感じられる空間の幅が広がり、ゆとりが生まれる。しかし、単純に尺モジュールをメーターモジュールに替えた場合、約2割の面積が増えることになるため、建築費が高くなり、和室のデザインは崩れやすくなる。
以下に、メーターモジュールを採用した建築事例をいくつか挙げる。
・東京都庁舎(東京都新宿区)1991年に竣工した都庁舎は、地上48階、地下3階建ての超高層ビルである。メーターモジュールを採用することで、広々とした空間を実現している。
・東京スカイツリー(東京都墨田区)2011年に竣工した東京スカイツリーは、高さ634mの電波塔である。メーターモジュールを採用することで、タワー内の空間を有効活用している。
・国立新美術館(東京都港区)2007年に竣工した国立新美術館は、地下1階、地上3階建ての美術館である。メーターモジュールを採用することで、展示室やホールなどの空間を広く取っている。
