送り配線とは?電気配線を学ぶ
建築物研究家
送り配線とは、複数のコンセントを部屋に取り付ける際に、それぞれのコンセントを中継してつないでいく配線のことです。
建築を知りたい
中継してつないでいく配線とは、どういうことですか?
建築物研究家
接続端子付きの器具を使用し、負荷経路が1本になるように配線していきます。
建築を知りたい
わかりました。送り配線は、渡り配線とは違うのですか?
送り配線とは。
送り配線とは、複数のコンセントを部屋に取り付ける際に、それぞれのコンセントを中継してつないでいく配線方法のことです。送り配線では、接続端子付きの器具が使用され、負荷経路が1本というのが特徴です。
送り配線は、よく「渡り配線」と混同されますが、渡り配線は分岐配線のことで、同経路の分岐配線、異経路への分岐配線のことを言います。
一般的に、配線は受信機から発信機(総合盤)、さらに感知器に流れますが、発信機から感知器は4色の電線(赤、白、青、黄)が一束になった、4芯の電線を使用します。
赤と白の線を感知器に接続し、黄と青の線で最後の感知器から発信機に接続し、終端抵抗は発信機の2次側に接続します。
一般的に赤と青の線をL(+)、白と黄の線をC(-)に用いることが多いです。
送り配線とは
送り配線とは、複数のコンセントを部屋に取り付ける際に、それぞれのコンセントを中継してつないでいく配線のことです。送り配線には、接続端子付きの器具が使用され、負荷経路が1本なのが特徴です。よく「渡り配線」と混同されますが、渡り配線は分岐配線のことで、同経路の分岐配線、異経路への分岐配線のことを言います。
送り配線と渡り配線の違い
送り配線と渡り配線は、どちらも複数のコンセントを部屋に取り付ける際に使用される配線方法ですが、その接続方法が異なります。
送り配線は、コンセントを中継してつないでいく配線方法です。この配線方法では、接続端子付きの器具が使用され、負荷経路が1本なのが特徴です。一方、渡り配線は、分岐配線のことで、同経路の分岐配線、異経路への分岐配線のことを言います。
一般的に、送り配線は、コンセントを数個取り付ける場合に使用されます。一方、渡り配線は、コンセントを多数取り付ける場合に使用されます。また、送り配線は、配線工事が簡単で、コストも安いというメリットがあります。一方、渡り配線は、配線工事が複雑で、コストも高くなるというデメリットがあります。
送り配線の接続方法
送り配線の接続方法は、比較的簡単ですが、注意すべき点もあります。まず、接続するコンセントの数が多すぎないようにしましょう。コンセントの数が多すぎると、電流が流れすぎて、火災の原因となる可能性があります。また、接続するコンセントの電圧と電流容量を正しく確認しましょう。電圧と電流容量が正しくないと、コンセントが破損したり、火災の原因となる可能性があります。
送り配線の接続には、接続端子付きの器具を使用します。接続端子付きの器具には、コンセントを接続する端子と、次のコンセントに接続する端子があります。コンセントを接続する端子には、コンセントのプラグを差し込みます。次のコンセントに接続する端子には、次のコンセントのプラグを差し込みます。
送り配線を接続する際には、端子の締め付けをしっかり行いましょう。端子の締め付けがしっかり行われていないと、コンセントが外れたり、火災の原因となる可能性があります。
送り配線のメリット・デメリット
送り配線のメリットとしては、まず施工が容易なことが挙げられます。送り配線は、接続端子付きの器具を使用するため、配線を接続する際に工具を必要とせず、素手で簡単に接続することができます。また、送り配線は、負荷経路が1本であるため、配線の数が少なくなり、配線コストを削減することができます。さらに、送り配線は、配線を隠蔽することが容易であるため、見た目がすっきりとした仕上がりになります。
一方、送り配線のデメリットとしては、まず、電気容量に制限があることが挙げられます。送り配線は、負荷経路が1本であるため、電流の容量が限られます。そのため、送り配線を使用する場合は、電流の容量を考慮して、適切な器具を選択する必要があります。また、送り配線は、故障が発生した際に、故障箇所を特定することが難しいというデメリットがあります。送り配線は、複数のコンセントが中継してつながっているため、故障が発生した際に、故障箇所を特定することが難しく、修理に時間がかかる場合があります。
送り配線の注意点
送り配線は、複数のコンセントを部屋に取り付ける際に、それぞれのコンセントを中継してつないでいく配線のことです。注意すべき点は、負荷経路が1本になるということです。そのため、接続端子付きの器具を使用し、負荷を分散させる必要があります。また、送り配線は分岐配線と混同されやすいですが、分岐配線は同経路の分岐配線、異経路への分岐配線のことを言うため、区別する必要があります。