3相3線式ってなんだ?

3相3線式ってなんだ?

建築物研究家

建築用語『3相3線式』について教えて下さい。

建築を知りたい

3相3線式とは、一般の家庭電源ではなく、動力用として利用されることが多い配電方法のことです。三本の交流電源を用いるのが特徴で、位相が120度ずつずれています。

建築物研究家

3相の電流の和はゼロになることも特徴であり、帰りが必要ないのはなぜでしょうか。

建築を知りたい

帰りが必要になる場合には、3相3線式では対応できないため、3相4線式にする必要があります。小さなビルであればポンプやファンに使われることが多く、エレベーターの動力用に用いられることもあります。

3相3線式とは。

「3相3線式」とは、家庭用の電源ではなく、機械や装置を動かすための電気を供給する配電方法の一つです。3本の交流電源を用いており、それぞれの電源の位相が120度ずつずれています。3相の電流を足し合わせると、その和は常にゼロになるため、特別な戻り線が必要ありません。ただし、必要になる場合には、3相3線式では対応できないため、3相4線式にする必要があります。

3相3線式は、小さなビルや工場のポンプやファン、エレベーターの動力などに使用されることが多いです。一般家庭では、200Vの電源が不可欠な場合が多く、利用範囲は限られています。

単相3線式という形式もありますが、見ただけでは単相3線式なのか3相3線式なのか区別がつきません。そのため、大きなブレーカーが取り付けられている場合などは、電気工事士などの専門家に確認する必要があります。

3相3線式の仕組み

3相3線式の仕組み

3相3線式とは、一般家庭用電源ではなく、動力用としてよく利用される配電方式です。3本の交流電源を使用するのが特徴で、位相は120度ずつずらされています。3相の電流の和がゼロになることも特徴であり、帰りが不要になります。帰りが必要な場合は、3相3線式では対応できないため、3相4線式にする必要があります。

3相3線式は、小さなビルではポンプやファンに使用されることが多く、エレベーターの動力用に使用されることもあります。基本的には200V以上で使用されることが多いため、小規模店舗などでは使用範囲が限定されます。単相3線式もありますが、大きなブレーカーが取り付けられている場合、見ただけでは区別がつきません。

3相3線式のメリット

3相3線式のメリット

3相3線式には、さまざまなメリットがあります。まず、動力用として利用されるため、家庭用の配電方法よりも大容量の電力を供給できることです。これは、3本の交流電源を用いており、位相が120度ずつずれているためです。そのため、3相の電流の和がゼロになるという特徴があり、帰りが必要ありません。これにより、配電線の損失を軽減し、効率の良い電力供給を実現できます。

また、3相3線式は、モーターの回転を制御しやすいというメリットがあります。モーターは、回転する磁界と電流が相互作用して回転する機械です。3相3線式では、3本の交流電源を用いて回転する磁界を発生させるため、モーターの回転速度と方向を細かく制御することができます。

さらに、3相3線式は、電圧変動に強いというメリットもあります。電圧変動とは、電圧が一時的に変動する現象です。3相3線式では、3本の交流電源を用いているため、電圧変動の影響を受けにくくなっています。そのため、モーターやその他の電気機器が電圧変動の影響を受けにくくなり、安定した動作を実現できます。

3相3線式のデメリット

3相3線式のデメリット

3相3線式のデメリット

3相3線式は、三本の交流電源を用いる配電方法であり、一般の家庭電源とは異なり、動力用として利用されることが多い。しかし、3相3線式には、いくつかのデメリットがあります。そのデメリットとは、単相3線式よりも電圧が低く、小規模店舗などでの利用範囲が限定されるという点です。また、配電盤や電線などの設備が複雑になるため、設置やメンテナンスに費用がかかります。さらに、3相3線式では、4線式のほうが対応機器の種類が多く、工事費は高額になるというデメリットもあります。

3相3線式の用途

3相3線式の用途

3相3線式は、一般の家庭電源ではなく、動力用として利用されることが多い配電方法です。 三本の交流電源を用いるのが特徴で、位相が120度ずつずれています。3相の電流の和はゼロになることも特徴であり、帰りが必要ありません。

3相3線式の用途は、主にポンプ、ファン、エレベーターなどの動力用です。 小さなビルであればポンプやファンに使われることが多く、エレベーターの動力用に用いられることも。基本として、200V不可に利用されることが多いことから、小規模店舗などでも利用範囲は限定されることになるでしょう。なお、単相3線式もありますが、大きなブレーカーが取り付けられている場合には、見ただけでは分からないでしょう。

3相3線式と3相4線式の比較

3相3線式と3相4線式の比較

3相3線式と3相4線式は、いずれも3本の交流電源を用いる配電方法ですが、いくつかの点で異なります。

まず、3相3線式では、3本の交流電源の電圧はすべて同じですが、3相4線式では、3本の交流電源のうち1本の電圧が他の2本と異なります。

また、3相3線式では、3本の交流電源の位相は120度ずつずれており、3相4線式では、3本の交流電源の位相は120度ずつずれていません。
加えて、3相3線式では、3相の電流の和はゼロになるのに対し、3相4線式では、3相の電流の和はゼロになりません。

最後に、3相3線式は、動力用として利用されることが多く、3相4線式は、動力用および照明用として利用されることが多いです。