建築用語『防炎ラベル』とは?
建築物研究家
防炎ラベルとは、防炎物品とそうでない物品と容易に判別するために付けられる表示のことである。この防炎ラベルを付することができるのは、消防庁長官によって登録表示者として登録された業者のみである。防炎ラベルは、様式や方法等が消防法令により定められており、規則通り正しく表示されなければならない。防炎ラベルには、カーテンやじゅうたん等の完成品に付けられる物品ラベルと、加工前の材料に付けられる材料ラベルがある。
建築を知りたい
防炎ラベルは、消防庁長官によって登録表示者として登録された業者のみが付けることができるんですね。
建築物研究家
その通りです。防炎ラベルは、消防法令により様式や方法等が定められており、規則通り正しく表示されなければなりません。
建築を知りたい
防炎ラベルには、物品ラベルと材料ラベルの2種類があるんですね。
防炎ラベルとは。
防炎ラベルとは、防火に必要な基準を満たした物品であることを示す表示のことです。このラベルを付けることができるのは、国土交通大臣に登録された業者のみです。様式や方法等は法律により定められており、規則通り正しく表示されなければなりません。カーテンやじゅうたん等の完成品に付けられる物品ラベルと、加工前の材料に付けられる材料ラベルがあります。法律では、不特定多数の人が出入りする施設、高層建築物、地下街、劇場、病院、高齢者福祉施設等で使用されるカーテンやじゅうたん等は防炎物品にすることを義務付けています。
防炎ラベルとは?
防炎ラベルとは、防炎物品とそうでない物品を容易に判別するために付けられる表示のことである。この「防炎ラベル」を付することができるのは、消防庁長官によって「登録表示者」として登録された業者のみである。
「防炎ラベル」は、様式や方法等が消防法令により定められており、規則通り正しく表示されなければならない。「防炎ラベル」には、カーテンやじゅうたん等の完成品に付けられる物品ラベルと、加工前の材料に付けられる材料ラベルがある。
防炎ラベルの表示義務
防炎ラベルの表示義務
消防法及び消防法施行令の防炎規制では、不特定多数の人が出入りする施設、高層建築物、地下街、劇場、病院、高齢者福祉施設等で使用されるカーテン、じゅうたん、敷物、クッション、カーテンボックス等の可燃物を、防炎物品にすることを義務付けています。
さらに、これらの防炎物品に防炎ラベルを付することが義務付けられています。防炎ラベルは、防炎物品とそうでない物品と容易に判別できるようにするためのものであり、消防庁長官によって登録された業者のみが発行することができます。
防炎ラベルには、物品ラベルと材料ラベルの2種類があり、物品ラベルは完成品に、材料ラベルは加工前の材料に貼付されます。防炎ラベルには、防炎性能、製造業者名、登録表示者名、登録番号、製造年月日、表示年月日、表示方法などが記載されています。
防炎ラベルの様式と方法
防炎ラベルの様式と方法
防炎ラベルの様式や方法は、消防法令により定められており、規則通り正しく表示されなければならない。 防炎ラベルには、カーテンやじゅうたん等の完成品に付けられる物品ラベルと、加工前の材料に付けられる材料ラベルがある。物品ラベルには、商品名、製造者名、型式、防炎性能、防炎基準、防炎登録番号、検査機関名、検査ロット番号、製造日等を記載しなければならない。材料ラベルには、商品名、製造者名、型式、防炎性能、防炎基準、防炎登録番号、製造日等を記載しなければならない。防炎ラベルは、物品や材料に縫い付けたり、接着したり、印刷したりして表示することができる。
物品ラベルと材料ラベル
物品ラベルと材料ラベル
防炎ラベルには、カーテンやじゅうたん等の完成品に付けられる物品ラベルと、加工前の材料に付けられる材料ラベルがあります。物品ラベルは、防炎物品であることを証明するものであり、材料ラベルは、防炎材料であることを証明するものです。物品ラベルには、防炎性能を証明する試験成績書や、登録番号が記載されており、材料ラベルには、防炎性能を証明する試験成績書や、製造者名が記載されています。
防炎ラベルの罰則
防炎ラベルに違反すると、消防法第27条第1項に基づき、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。また、消防法第27条第2項に基づき、事業所が防炎ラベルに違反した場合、事業所の代表者または管理者にも同じ罰則が科せられます。
防炎ラベルの違反には、以下のようなものがあります。
* 防炎ラベルを付けずに防炎物品を販売または陳列すること
* 防炎ラベルを偽造または変造すること
* 防炎ラベルを不正に使用すること
防炎ラベルの罰則は、防炎物品の安全性を確保し、火災を防止するためのものであり、厳格に対処されています。防炎ラベルに違反しないよう、十分注意することが大切です。